トランセンデンスのレビュー・感想・評価
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おうち-144
あかんってサラ・コナーさんが30年前からゆうとるがな。 観たことあるけど人に説明できるほど覚えてない映画を見返そうシリーズ(まぁ大体そう)。 見返してみると、フォックスやらスケアクロウやらヴィジョンやら、ルーニー・マーラの姉ちゃんやら、まーとにかく豪華なキャスト。 ストーリーは全然違うのですが、『LUCY』を彷彿とさせます。 題材は面白いのですが、超越したはずなのにアラが目立つ計画(町おこし)だったり、町おこしのスピードが早すぎたり(どんな建築技術よ)、これだけのビッグマネーを動かしてるのに2年間どこからか追手が来ないのか(テロ集団以外でも)とか、ネット拡散は?とか、書き出したらきりがない🤔 最終的には超越しすぎて😧 ミュータントでありながらも老いて、最期を見せてくれたローガンや、マシンでありながらボロボロになり、最期に人の弱さや涙を理解したT-800は、魅力的だったなと。 やぱ肉体と精神は一緒でなきゃ。 死んでも意識は残って、最愛の人とコミュニケーション取れるなんて私はやだな。 難しいことわからんけど、それは私ではなく、機械が私を作った(もしくはその逆?)だけで、たとえどんなに私であってもそれは幸せではない、と思いました。 何熱くなってんの。
伝えたいことは十分わかるけど、どこをどう間違えたのか進化したゾンビ...
伝えたいことは十分わかるけど、どこをどう間違えたのか進化したゾンビ映画になっちゃってるね。 キャスティングが良かっただけにとても残念。 2014.8.8
もっと先鋭的な何かを期待した。
妻エヴリンが夫ウィルをデータとしてインストール、巨大なデータと結び付いたらどうなるか? と言うのがこの作品のキモと思っていたが 夫の死亡に堪えられず、夫を思考するスパコンの一部にしてしまうなど、妻の自分勝手さが次第に酷くなっていくのにイライラ。 スパコン化したウィルは新技術を発達させ、国からも危険視される状態になるが、映像がそこそこ綺麗なだけで目新しさは特に感じなかった。 全体的にストーリーが場当たり的、感情的な妻とスパコン化した優しい夫のドラマで、タイトル通りの内容ではなかったと思う。
なんだか展開が難しい…
意外に見ていなかったジョニー・デップの作品。
難しかった。
コンピューターにアップロードされたウィルが出てきたところまでは良かったけれど…その後が???
世界を巻き込む大きな問題に繋がっていったけれど、最後は奥さんと一緒にいることを選んだ…??? 見終わって残るものは何もなかったかなぁ。
スピード
あまりにも早くテクノロジーの進化が起こるとそれは悪なのだろうか 医学が進歩すれば病気で死ぬ人も少なくなるだろう 人工臓器を取り付ければ元気で長生きできる そんな技術が飛躍的に進化したら それは悪いことなのだろうか 要はその技術をどう扱うか 人が使われる側になるのも時間の問題、と言うよりももうすでにそうなっている事への警鐘なのでしょう 神の領域があるとしたら もう、とっくにその領域を侵しているのだと思う 善と悪の境目は誰にも分からないし存在すらしないのかも これ以上考えると頭が痛くなるから何か面白い映画を見よっと。
「特異点」ではなく、「超越」
単なる行き過ぎた科学、 AI技術の発展に警鐘を鳴らしたいのか。 圧倒的な映像美で描かれる今作は、 単なる批判や警鐘に留まらない作品だと思う。 今までも電気や飛行機など、 様々な科学や技術の発展で 夢のような体験が可能になった。 その度、新しいものを恐れ、 畏怖してきた我々に対して、 人工知能の発展は どのような影響を与えるのか。 ターミネーターのように超越されるのか、 はたまた補助的な役割となるのか。 イーロンマスクがカメオ出演した理由も気になるところ。
やっぱりオワコンノーラン
ジョニーディップとクリストファーノーランという二つのパターンのオワコンが共演して作った作品という印象。 ジョニーのパターンはハングリー青年が大金持ちになってシャープさがなくなってオワコン。ノーランは引出の数が元から少なくて人気との天秤で重さが足りなくなってきて既にオワコン。 この二つのパターンの人気者が・・ 商業取引も絡んで作った作品ということです。 ジョニーは最近とても残念な年の取り方をしているのかもしれない。ノーランは再起はないでしょう。バットマン辺りが限界だった。 ノーランファンとディップ大好きな方以外は見ても仕方がない程度によめるストーリーです。
女のヒステリーで始まりヒステリーで終わる
量子コンピュータ、AI、サイバー空間への接続を果たした脳は神となるのか。
それはファンタジーではなく、我々の文明の次に来る世界を描く未来予想図・・・とはならなかった残念。
主人公の女が肝心なところでヒステリーを起こして物語をひん曲げる。観てる側の期待や予想と反対の方向にひん曲げてくる。
序盤暴走の相を呈したAIに仲間の研究者が異を唱えてもヒステリー起こして黙殺。(イラッ
超越した知性が倫理の稚拙さを炙り出す最中、自分の感情を読み取られてまたヒステリー。そして決別。(イラッ
これだから旧世界の人間は、という対比かと思えばAI側もいちいち付き合って始終女の気を引くことばかり考えて自滅。(イラッ
んー、ああ、そういうのが描きたかったのね。予告観て勘違いしちゃった。
寂れた街万歳!!
携帯スマホ、ネトフリ嫌いのノーランが作った映画なので期待せずに観ましたが、ブロムカンプ風味がありなかなか良かったです。私も寂れた街に住んでいるので、寂れた街の巨大地下施設で作業を行っていく様は夢がありました。再生医療が庶民に対して行われ、障害を治してもらった人々が張り切って働く様もとても素敵でした。映画で超技術を描く場合、イルミナティの宣伝である事が多いですが、弱者救済(トレードオフでウィルの兵隊にはなりますが)は有り得ないので本作は反イルミナティであるように感じました。妻は態度をコロコロ変えるし、ウィルと信頼し合い、彼を守るシーンがなくて物足りなかったです。
何とも評価しにくい
宣伝文句にクリストファー・ノーランの名を借りるのはいかがなものか。必然的に期待をしてしまうではないか。特に見るからに小難しそうなテーマの本作ならば尚更だ。案の定、結論を言ってしまうと、期待しすぎの一言だった。それは、決して大成功とまでは行かなかった興行面を見ても一目瞭然だろう。人間の脳内データをスキャンして、体は死んでもコンピュータ上で生きる事が出来るなんて、生物という定義の根底を覆してしまう恐ろしい発想だが、近い将来実現するのではないかとも思ってしまうのが怖いところだ。 テーマこそ難しそうで中々鑑賞しないでいる人も多いかも知れないが、意外とストーリーは小難しい事は無く、比較的理解しやすい世界観であり、技術革新の偉大さや恐ろしさをとっつきやすいストーリーで描いている。エンターテイメント要素も忘れることなく、後半の展開はまさにSF的思想に基づく構成になっていると思う。 何故ジョニー・デップに声がかかったのか不明だが、中盤はコンピュータ上での声のみになるため、ファンはやきもきするだろう。アクション等の映像的に盛り上がりを見せる展開は用意されておらず、あまり起伏なく一本調子で進んでいく物語がやや不満か。テーマがテーマだけに難しいだろうが、SF作品と語る上ではもう少し必要な要素だったのではないか。心を持つ人間と、コマンド入力のコンピュータ(機械)が交わる事で起きる不足の事態も、根本は平和や愛から出来ており、最後のシーンが特にそれを物語っている様に感じる。コンピュータ化やAIが進む今、この様な未来世界に一石を投じる作品としては、完成度の高い作品だろう。
色んな意味で、良くも悪く
クリストファー・ノーラン作品の撮影で知られるウォーリー・フィスターの監督デビュー作。
名カメラマンの初メガホンを祝うかのように、ノーランがプロデュースでバックアップ、ジョニー・デップが主演し、内容的にも意欲作。
画期的な人工知能を開発した科学者が反テロ組織の凶弾に倒れるが、その意識がコンピュータにインストールされ、驚異的に進化していく。
題材はいいし、面白味もあるが、最高に良かったかと問われると…。
まずこの作品、「チャッピー」や「LUCY」が問いかけだとしたら、一つの“その後”やアンサーと言えるだろう。
死の間際意識をインストールしロボットとして生き返った「チャッピー」、あらゆる全てを超越した「LUCY」。
本作でも、肉体は死んでも、意識はコンピュータの中で生き続け、世界中のコンピュータにハッキング、ナノテクで人の怪我や死、地球そのものすら再生出来る。
と同時に、それは脅威。
人がコンピュータに…と言うより、全てが一人の人間の意識に包まれる。
主人公ウィルの行いは、人類全ての為か、自分自身の傲慢か、妻の為か。
コンピュータの中で生き続けるウィルの意識は、実像か、偶像か。
危険性や恐ろしさ、人間やコンピュータの在り方を訴えるに足りうる。
同じく科学者である妻エヴリンは、死んだ夫との再会に依存していく。
が、怪我した技術者に意識の一部を入れて現れたウィルを、妻は拒絶した。
これはもう、コンピュータの中のウィルは意識であって、その身体や温もりは無いと言っているようなものだ。
例えコンピュータが人の死を超越しても、その人そのものはもう居ないのだ。
妻の喜び、苦悩、葛藤は分からんでもない。
でもこの妻、ウィルの為に巨大な研究施設を作ったり、拒絶したかと思うとまた彼を肯定し、反テロ組織に制止されたらそれを否定し、ナノテクで肉体を完全再生して現れたウィルに葛藤して…と、最後まで気持ちがブレブレでその行動や意思を理解出来なかった。
それなりにSFやアクションの見せ場はあるものの、とりわけ目を引くものではなく、展開も平淡。
名カメラマンながら映像面でも斬新なものは無かった。
奇抜な衣装やメイクが続くジョニデ、その極みと言えるような(?)遂にコンピュータと化す。
豪華キャストが揃ったものの、活かせてるとは言い難い。
題材や訴えるテーマは悪くない。でもツッコミ所やありえねー!とも思ってしまう。
面白いようで、イマイチ。
色んな意味で、賛否を地でいく作品であった。
好きな作品
人物が良く描かれていて、落ち着きのある作品。ご都合主義な本ではあるが良く練られていて過不足なく楽しめた。ただテロリストの描き方には、苦労の後も見えるがもう少し努力を要する。後半、軍に協力する辺りに工夫が必要。芝居も大仰にならず、やはり上手い。ヨーロッパ映画を思わせる撮影や編集にもセンスが感じられる。こういうテーマはセールスが難しい、というより専門に偏らない客層の開拓自体が今からなのかもしれない。何かのテクノロジー論や思想的な香りがあれば、あるいは満足する層もあろうが、そこに落ちないことに清さを感じる。純愛は此岸で成就しない、というのは不滅のテーマであるのだろう。
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