「Un dateable!な感想」フランシス・ハ Aoさんの映画レビュー(感想・評価)
Un dateable!な感想
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もしかしたら日本で観てなかったら、もっと好きになってたかもな。この映画は字幕じゃなくて、英語が判れば英語を聴いて観た方がいい。英語があまり出来ない私でも、字幕はかなり意訳だと思った。(仕方ないんだろうけど)ファニーな感じが伝わりにくいんだよね。
正直、日本での宣伝の仕方があまり好きじゃない。
「誰もが元気になれる」「共感できる」「オシャレな」
こういうのって、誰もが泣ける!とかって文句と一緒だし。映画自体が良くても冷めてしまう。やたらとグッズを作ってこーゆーの好きでしょかわいいでしょって感じが満載だったり。こんなんだから主人公の親友に日本をdisられるのでは?
散々言ったけど、映画自体は勿論好きな部分はある。キュートな映画であることは間違いない。ただ、物足りないな。その物足りなさがいいところなのだろうけど。
モダンラヴがかかるシーンは素敵だけど、汚れた血のシーンの方が断然好き。
一番面白かったのは、主人公の親友の彼氏が古着(風)のキャップ被っててサイアクって言われてたとこ。じわじわきた。
この監督の作品は、前作の「マーゴット・ウェディング」とか、もっと切実に痛い人たちが出てて滑稽で悲しくて、でも綺麗なシーンが幾つかあって好きなんだけど…こっちはあんまり人気ないみたいだね…
次回作に期待します!
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