「違った意味での壁ドン状態から発想の転換をさせることで、道は開けての「フランシス・ハ」タイトルが秀逸。」フランシス・ハ さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
違った意味での壁ドン状態から発想の転換をさせることで、道は開けての「フランシス・ハ」タイトルが秀逸。
クリックして本文を読む
お洒落感。でも必死でお洒落であろうとする、ダサさ。を目指しているような気がする。
フランシスは小悪魔系でもなければ、妖艶でも、可憐でもない。可愛い?もっさい?フランシスが終盤で言う、「これ(振り付けしたダンスが)が失敗に見えたら成功」な女の子だと思う。
モノクロ、ヌーヴェルヴァーグ風。でも中身はかなり、渋・辛・アマ。
27歳で夢と現実の狭間でグダグダして、女友達の共感力で不安感を埋めてもらってテンション上げたりして、裏切られたりして、失望したりして、見栄をはってみたりして、頑張ってみたけど才能と体内時計的なデッド・ラインは過ぎて、違った意味での壁ドン状態。
でも努力は報われない時もあるから、そんな壁ドン状態から発想の転換をさせることで、道は開けての「フランシス・ハ(FRANCES HA)」になる。
開けない人が圧倒的に多いけど、フランシスは開けちゃう。
こんな駄目女からの~ジャスト・ラッキー感満載のフランシスとは、絶対に仲良くなれないと思う(笑)
でもフランシスが自分と向き合った瞬間には、やるじゃんって笑顔でお互いを認め合えるかも。
undateable=デートできない人=(字幕では)非モテと訳してましたね。若干、違和感。
David Bowie - Modern Loveが印象的でした。
コメントする