劇場公開日 2014年6月7日

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「ゴレンジャイの時代なら映画でも通用したかもしれないが、いまやこの手...」女子ーズ 時村さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゴレンジャイの時代なら映画でも通用したかもしれないが、いまやこの手...

2017年2月7日
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ゴレンジャイの時代なら映画でも通用したかもしれないが、いまやこの手のパロディはコントなりアニメなりでやり尽くされていて目新しさはなく、深夜ドラマの域を出ない。キレて女性陣が名乗りを拒否するとか本家でもやっているくらいだが、5人全員を20代女子に絞って明確にカラーを打ち出したのは良かった。もっとギャルとかお嬢様とか極端なキャラにすれば良いとも思ったがそれも本家がやっちゃってんだよね。最後にもうちょっとこう、なんだかんだでホロリとくるような展開とかがあれば良かったな。キャストと着ぐるみにはきっちり金を掛けてある。もうこんなキャスティングではやってくれないだろう。「もしも普通の女子がヒーローになったら」ではなく「もしも人気若手女優5人でヒーローをやったら」という視点で観ればこれ以上良くできた映画はない。

時村博士