劇場公開日 2014年12月6日

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「むなしいなぁ」THE LAST NARUTO THE MOVIE 粥の丈さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5むなしいなぁ

2019年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

原作及びファンを完全に無視というか、ここまでくると馬鹿にしてる映画ですね。何故ここまで私物化できるのか不思議でなりません。
各所で上がってますが、「NARUTO」というより「HINATA」だった、本当これに尽きます。冗談ではなく「HINATA」にした方が被害者(前売り買ってしまった)もあまり増えず、映画のレビューもここまで悪くならずに済んだと思います。(こちらでの評価は分母が少ないのでまだマシな状態ですが、多いところだと悲惨ですね)
映画内で、活躍しないサスケ・無能なカカシという描き方をした二人を前売り特典にして客を釣る。本当小馬鹿にしてます。原作のヒナタにすら失礼極まりないなと思いました。
度々目についてた一部のスタッフの暴走、ここまでいくとは…。まともなスタッフさんが可哀想でなりません。
パラレルワールドとして観れば、作画自体は綺麗で、声優さん達も素敵です。魚顔のような映画のキャラデザ苦手な方も多いかもですが。

画面の中にはキャラがいるのに、虚構みたいな作品です。

もう4年以上前の作品なんですね、当時初日に観に行って一番の感想が、これは批難轟々、荒れるな~、でした。胸に残る作品を作ってほしかったものです。

粥の丈