「10年越しの続編は」俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
10年越しの続編は
何でもこの続編の製作は、ウィル・フェレルたっての希望だったらしいのだが、2004年の前作から、周辺の環境が激変したのは、お天気キャスターブリックを演じているスティーヴ・カレルだろう。
彼は2005年の『40歳の童貞男』の成功によって、正に主役級のスター俳優の仲間入りをした。
そういう大人の事情もあってなのか、4人組のブライアン、チャンプをそれぞれ演じるポール・ラッド、デヴィッド・ケックナーの二人の影が薄くなってしまっている印象。
しかし、スティーヴ・カレルのキャラクターを膨らませるために用意されたであろう彼が一目惚れするチャニ(クリスティン・ウィグ)のキャラクターは浮いているし、ロン(ウィル・フェレル)が連発する人種差別ジョークも正直笑えなかった。
豪華なキャスト大集合といった感じの終盤のバトルシーンもどうやらお約束らしいのだが、このシーン自体必要だったかというと疑問。
今ではすっかり当たり前になった24時間ニュースチャンネルやカーチェイスのライブ中継がロンの発案だったという設定はちょっと面白かった。
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