「アメリカニュース界への痛烈な皮肉」俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカニュース界への痛烈な皮肉
中身はどうしようも無いくらい下らないが、アメリカのニュース事情への笑えないブラックジョークも含まれている。
ニュースとは本来、知るべきことを伝え、権力の暴走から民衆を守るべき監視役となるべきだが、商業主義に徹したことで、その役割を忘れ、ただひたすら民衆が知りたい情報=気持ちよくなれる情報のみを垂れ流す存在となりはてた。
そういう現場への痛烈な批判も含まれている。まあ、それ込みで、批判自体もエンターテイメントとしているとも言えるけど。
ただ、それを理解すればするほど、決して笑えないはずだ。
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