思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
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涙出まくり。安定のマーニー!!
杏奈とマーニーが過ごす時間がこの上なく幸せなものとして上手に描かれていて、マーニーが杏奈に語りかけると、その度に観ている私も涙が止まらなかったです。ジブリ作品というよりは往年の世界名作劇場のような味わいで印象に残る、とても良い映画です。ストーリーは単純ですが、大人になったマーニーは何か寂しいです。少し開けてまた映画館で2回目を観ましたが、涙出まくりで安定のマーニーでした(´;ω;`)
号泣しました ジブリの中のランキングが変わった! 一位は耳を済ませ...
号泣しました
ジブリの中のランキングが変わった!
一位は耳を済ませば
二位はととろ
三位に思いでのマーニー!
とても素敵なお話。
思ってたよりは良かった
ジブリ作品は過去の作品ほど自分のなかでは存在が大きく、これらを超えるジブリ作品はないだろうなぁと思ってます。でも最近のではアリエッティやマーニーは良い作品と思えた。
舞台が大きくなくこじんまりとしているのも◎
ネタバレ部分は先読み出来ちゃったのは惜しいですが、それでもおぉと思えるし後味も良い。
十一がキーマンかなと思ってたんだけどなぁ
●少女時代の切なさ。
良作。期待してなかったけど。
なんとも不思議な物語。
ふわっとした感じから、ラストで種明かし。
ホロリときたのはオレだけか。
繊細だがジャックナイフのような杏奈。
持病の療養のため田舎にやってくる。
そこで、湖の畔に建つ洋館に住むマーニーと出会う。
夢と現実とが錯綜。はたしてマーニーは何者なのか。
唯一、マーニーには心を開く杏奈。
やがて洋館に新しい住人がやってくる。
どうなるマーニー?空想だけでもない。
そして、どこに向かうのか。
マーニーはどこか懐かしさを感じさせる美少女。
杏奈はマーニーと会った後は倒れすぎだけど、ご愛嬌ってことで。
感動!
実は祖母と自分という関係だったのを、
友達という目線から、
人との繋がりを教えながら
最後はマーニーは実は杏奈の祖母だったというのを語って、それをどのように伝えるのかという、マーニーの優しさ、思いやりがすごいあり、見応えがある作品でした!
人に対しての思いやりや優しを考えさせられる作品でした。
そしてすごく感動しました!
何回も観ました!
美しい背景の中で揺れ動く心を描く
総合:70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:75点 )
米林監督の前作『借りぐらしのアリエッティ』で描かれた瑞々しい演出がここでも引き継がれている。宮崎監督のような躍動感や重厚な主題や展開の大きな物語性はないが、米林監督は何気ない日常生活とその中にある揺れ動く心理を描く力が優れているようだ。すっかり自分の殻に閉じこもって世界を憎むようになった少女がしっかりと描かれていた。
それに前作ではなかった物語性がこの作品にはある分、全体を通しての主題や流れもわかりやすくてすっきりする。映像は技術の進歩もあるのか美しくなっていて、特に北海道の少し寂しさのある落ち着いたや風景の出来が良かったし、音楽もそれに合っていた。
気になったのは杏奈の北海道の生活で、夜遅くまでふらふらと出かけて倒れても問題にならずにいつまでも杏奈が自由なのは疑問。叔父さん叔母さんおおらかすぎる。序盤にひどいことを言った近所の女の子とその神経質そうな母親も何事もなかったかのように簡単に謝罪を受け入れすぎ。引っ越してきた眼鏡の女の子の彩香の声は見た目よりも大人びていて、とても子供らしいと思えなかった。
それとマーニーは原作のままこの作品内でも白人なんだけど、違和感というほどでもないけれど、国際化も進んでいないこの時代ならばやはり主人公同様に日本人に設定変更したほうが自然なのではないか。何故マーニーという外国人が両親もいないままわざわざ北海道の片田舎に住んでいるのか疑問だった。
綺麗にまとまってる
ポニョ以降のジブリ作品の中では一番良かったです。
所々ホラーチックに見せておきながら最後本当に綺麗にまとめたなあと。
物語の起伏は激しくないし冒険ものでもないのである意味単調ですが、それを楽しむ映画だと思います。
心が穏やかになります。
12歳の女の子が夜道に倒れてたら
以前からジブリの映画って少女が必ず出てくる変な映画と思ってましたが今回はさらになにこれ??って感じ。お祭りに出かけた12歳の女の子が一緒に行った子とはぐれて浴衣を汚して遅くに帰ってきたり、別の日は夜道で倒れてたり、夜遅くに帰ってくることを繰り返してたら。。。みなさん、預かった子がこういう子だったら、このおばさんみたく笑い飛ばせます??私なら「事件」を想定するけど。また、心配してくれてる養母のことを変に疎ましがったり、実の死んだ親のことを憎んだり、いい加減にしろ!!と言いたくなりました。ジブリの映画だからいい映画、ってみなさんに固定観念があるのでは、と思ってましたが今回みなさんのレビューを見て、ますますそう思いました。
40点
映画評価:40点
※初見での評価
最初の4分の3までは視聴者が置いていかれる作品です
要するに起承転まで置いてけぼり
この1時間半が苦しい
見ていてダレるし、現実と妄想を往き来しているので初見さんお断り系の作品と思う
ただ最後の30分に満足感的なものを詰め込んで視聴者が不満に思わない様に作りこんだ所は、流石ジブリクオリティーといった所だ
全貌を見てから、もう一度見るともっと評価が上がるのは明確です
だから二回見るつもりでどーぞ!
【2015.12.26鑑賞】
意外に良かったです
予告映像で「少女愛もの?!」とひいてしまってましたが、見たらすごくいい話でした。
自分のことを孤独だと思っていたひとりの少女が、自分の出生を理解し、さらに周りの人の愛に気づくまでのお話。
でも不思議なお話ですね。
いろんな偶然が重なってて、現実には「ありえな~い」って感じだけど、アニメだからOKかな。
ジブリ 新時代へ
絵がとにかく美しい。
現実世界をファンタジーにすることができるのはさすがジブリ作品だ。
なにより包みこまれるような愛と暖かさを感じた。
随所に今までのジブリへのオマージュを散りばめながら、新しい形を示した作品。
車に揺られながら新しい土地に向かうシーンは千と千尋。
机には黒猫のジジ。
家はトトロで出てくるサツキとメイの家。
後半で出てくる女の子との構図はサツキとメイ。
などなど・・
過去の作品へのオマージュが次々に登場する。
だが、今までのように女の子が男の子との出会いを通じて、変わっていくあの定番はない。
自分の殻に閉じこもっていた絵描きの女の子がマーニーとの出会いを通じて、自分を見つけていく。
夢とうつつがじんわりと行ったり来たりしてふんわりとした浅田次郎のような世界観だった。
深読みすれば、絵描きの女の子が米林監督。
それを抱きしめて、引っ張ってきたのが、宮崎駿さんをはじめとした今までのジブリメンバー。
ジブリの宮崎駿さんという大きい存在に対して、どうしても卑屈になりがちだった監督さんが新たな自分(新たなジブリ)をスタートしていくというメッセージが含まれていたのではないか?
その新たな自分とは、依存しない強い女の子だろうか?
今まで、後進を育成できずに、置いてけぼりだった後輩たちに対して、「許してほしい」謝るマーニー。
女の子はそれを笑顔で許しながら、前へと進む。
最初に示したオマージュを踏襲しつつも、男の子と女の子の活劇という定番や現実を描かないという定番を外した今作品。
しっかりマーニーという遺伝子を抱きしめつつも、自らの歩で歩んでいくんだ!
という意志を映画から感じた。
今までのジブリとどうしても比較されてしまうが、これはこれでアリだ。
ぜひこれからも新たなジブリの可能性を示してほしい。
次回作が楽しみだ。
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