思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
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大人路線でこのまま行くのかな?
宮崎駿監督の引退後は、米林宏昌監督を中心にスタジオジブリが回って行く作品になると確信しました。種田陽平氏の美術が素晴らしく、いつも以上に食事シーンが多く空腹にはタマリマせん。松嶋菜々子さんの杏奈の母親役のキャラが、違和感があり気になりました。次回作は、別の作風・もっと活劇物をみたい!!ですね。
魅力に欠ける。
北海道を舞台に、心を閉ざした12歳の少女の思い出のまにまに物語。
杏奈のことが最後まで好きになれなかった。
自分は幸せを誰かの不幸と推し量っているような印象。
前を向けたといっても過去が劇的だったからでしょ。
孤独の描写が表面的でドラマ性に乏しい。
グッとこない。ワクワクしない。
ヒロイン杏奈の心の成長物語が快い感動を呼ぶ
昨年の夏は信じられないような記録的な大ヒットを飛ばした『風立ちぬ』、そして晩秋に入ると『かぐや姫の物語』を相次いで公開したスタジオジブリ
さて今年の夏は何を魅せてくれるのか?と少しばかり緊張していた私です。何故かと言えば昨年の2作品共に落胆したからです。
しかし、そんな心配をよそに、この夏の本作品はやってくれました、文句なく良かったあ~!
だが一事お断りして置きたい点は、この作品はアニメといっても、園児や小学生向きの作品ではないので、中学生以上の方々向けの作品でしょうね。
物語は、この作品のヒロイン杏奈が学校でクラスに馴染めず、それを心配した母親が、夏に親戚の住む田舎の家で杏奈を療養させるお話。そんな彼女が体験する一夏の不思議な夏の思い出と、心の成長を描いた物語として感動出来る作品です。
正直本作も少しばかり観ていて重い感じはする作品ですが、昨今、様々な悩みを抱える多くのティーンエイジャーの方々には、色々と共感出来る部分の多い作品だと思いました。
そして勿論ジブリ制作なので、画は綺麗で海辺の田舎町のゆっくりと流れる時空間が快い作品でした。
終盤は、「やっぱりね、そう言う事だよね」と言う矛盾の無い、気持ちの良いラストになっていて後味の良い作品でした。
正直昨年公開されたジブリの2作品は、確かに大御所監督のお二人の作品とはいっても全く感情移入出来ない作品でした。
特に宮崎監督作品の中にはゼロ戦の設計者の堀越二郎と文学者の堀辰雄と言う2人の人物像を一人の人物に組み立てるところで、主人公の人物描写が不自然になっていた。その為に全く映画の主人公にリアリティーが無く、人物像が希薄でアンバランスな映画になっている。
左翼思想の反戦家の宮崎監督が、そもそもゼロ戦の設計者の話をファンタジーで描き出すと言う企画自体に無理があったと思うけれど、監督が個人的にどう言う思想の持ち主で有るかは、作品の評価には関係が無いので、それを指摘するつもりは、毛頭ない。
「風立ちぬ」は世間では高評価でしたし、興行的にも大ヒットしたと言う事は、今の経済低迷の時代で、ヒット作を制作したと言う点に於いては多いに評価出来る作品です。
個人的には私の場合は「風立ちぬ」の評価は1、そして「かぐや姫の物語」の評価も1を付けました。
しかし、今回の作品は文句無く4を付けたいと思う!4.5でも良いかも知れないが、アニメ作品なら、もう少し楽しく遊びの部分を取り入れた感動作品であって欲しかったと思うので、厳しいかもしれないが星は4つにしました。
実写版が続いて出来ても良い原作なのにと思うのは、私の身勝手と言うものでしょうか?
盛り上がりが少ない
いわゆるラピュタ世代のジブリファンですが、最近はどの作品も今一つ...
今作もあまり山場がなく進んでいく感じでした。
ジブリが好きなら映画館で観てほしいですが、そうでなければ映画館で観て良かったとは思わないかも...
お子さんには今一つ感情移入出来ないと思います。
色々と酷評しながらも 僕はラストでウルウル涙してましたけどね...
子供から大人まで皆がワクワク出来るような 昔のジブリ作品 ファンタジーアクションが観たいです!
感受性とは
多感な幼少期の少女の成長がとても上手に描かれていました。
感受性の豊かさって、苦悩や乗り越えた辛さのむこうに育まれるのだろう。
自分が周りと違うと感じてうまくとけ込めず、大きな壁を作っていた杏奈。そんなあるとき、同じように悲しみを抱えたマーニと出会う。
でもちょっと現実でなく、なに、これ、ファンタジー?と時間が過ぎて行く
お互いがお互いに惹かれあい、「あなたのことが大好き」となる
うん、良く有るぞ恋愛でも。でもそう長く続かないから気をつけろっておじさんくさいことを思いながら見ていたら。。。しっとりとグッとくる真実が。
きっと杏奈は、とても素敵な女性に成長するだろうな。素敵な人生を!
杏奈の酷い言葉に「これで、おあいこ」って言い放つ子豚ちゃんも
凄いのです。
感動ストーリー
内容は知らないまま観に行きましたが、とっても素敵なお話でした。涙をスッと拭いました。
少し設定が大人なので、小学生低学年くらいだと、わからないこともあるかなー、と思いますが、話はとても素晴らしいです。ちょっと落ち込んでたり、心を病みそうな感じの時の方が勇気もらえそうなお話です。ファンタジーで、感動物語でした。
ラストは、途中で気付くからそこまで描かなくてもよかったのでは?、と思ったりしましたが、小学生とかなら描いてあった方がわかりやすいかもなー、と思ったり。
でも、素敵なお話でした。
ジブリをなめてた
思ったよりも難しくて、序盤からストーリーの理解に苦戦させられました。ラストに紐解かれる部分があるのですが、正直侮っていた部分があり、すべてを理解するにはあと1,2回は必要かな(笑)
ただ感動はしました!ジブリらしいいい話だと思いました。次は最初から気合いをいれて見ます!
大人の映画
久々にジブリ映画を映画館で観ました。
内容としては、まずタイトルの通りで、小さな子が観るような話では無いと思います。
終始、落ち着いた雰囲気でゆったりと進んでいくので、美しい景色や美味しそうな食べ物などジブリの描くものを楽しむ事が出来ないと、展開があるまで退屈かと思います。
監督さんが同じなので、だからかと思いますが、借りぐらしのアリエッティと雰囲気が似ていると思いました。
ただアリエッティよりは、結末がハッキリしていて分かりやすかったし、どんな物語にしたかったのかも考えなくても感じることが出来たので、良かったです。
ジブリだから綺麗で当たり前、と思ったとしても、見とれてしまう映像でしたし、話も後半になってくるとマーニーの正体や繋がり等が分かり、ホロリと感動させられました。
私は、トトロやもののけ姫とか活動的な主人公や物語がジブリでは好きな方でしたが、心の揺れや想いを静かに描いていくような、そんなジブリ映画も良いものですね。
マーニーがとっても可愛くて、魅力的でした。
試写会にて。マーニー探し。
ジブリ最新作の試写会ということで、楽しみにみましたが、なかなか重みのある映画でした。
ジブリは毎回映像のきれいさと見せ方に感動しますが、今回の作品も見応えはありました。
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