「一夏の素敵な思い出」思い出のマーニー Kさんの映画レビュー(感想・評価)
一夏の素敵な思い出
両親を早くに亡くし、優しい養親に育てられながらも心の葛藤を抱き、心を閉ざしてしまう主人公は養親の提案で喘息の療養の為、一夏の間都会を離れ自然豊かで静かな町へやって来た。
入り江の古い洋館で、ある少女と不思議な出会いをする。人を信じる事が出来なかった主人公は少女が大切にしている思い出や美しい景色のなか共に過ごし、やがてかけがえのないものを見つけていく。
終盤では薄々と分かっていながらも心が揺さぶられました。
ここで多くの事を知ろうとはせず、是非劇場でその世界に浸ってほしいです。
とても丁寧に作ってあり、マーニーの愛する時間が優しい音楽と絵に乗せて、今も素敵な記憶として心に残っています。
誰かを大切に思う気持ちを大事にしたくなる素晴らしい作品です。
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