劇場公開日 2014年7月19日

「【マーニーと杏奈の友情を美しく、幻想的なトーンで描くほろ苦きファンタジー。】」思い出のマーニー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【マーニーと杏奈の友情を美しく、幻想的なトーンで描くほろ苦きファンタジー。】

2020年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

 ”湿っ地屋敷に暮らす人たち”
 ・マーニーの父母、老婦人、世話係

 ”湿っ地屋敷に越して来た人たち”
 ・彩香と武(兄妹)

 療養のため、湿っ地屋敷の近くに来た杏奈

 夫々、自由になれない事情を抱えた杏奈とマーニーの不思議な友情を、二人の周囲の人々の姿も印象深く描いた品の良いファンタジー。

 <自然を描いた、美しき絵のトーンも印象的>
 ・森の中に差し込む光の中のマーニーと杏奈
 ・海辺の夕景と小舟の中のマーニーと杏奈
 ・朧月夜の海辺のマーニーと杏奈

 二人の関係性の成り行きが少しほろ苦いですが、記憶に刻まれた作品。

<2014年7月19日 劇場にて鑑賞>

NOBU