「輪の内側の人間には魅力はわからない」思い出のマーニー ゆまーにーさんの映画レビュー(感想・評価)
輪の内側の人間には魅力はわからない
レビューのタイトルは、この作品を見たor冒頭の杏奈のセリフを知っていたら理解できるかと。
他人と違う部分で苦しんだり、辛い経験が多い人間はきっと心が浄化される。愛情ってこんな近くに実はあるものなんだと。
1つ1つの台詞に意味や伏線があって、ホラーだとか言ってる方々は正直薄っぺらい、順風満帆な人生を歩んできたのだろうと思う。要するに輪の内側の人間。
逆に今までのジブリ作品は「楽しかった」「可愛かった」くらいで終わる程度だったし、絵を楽しむ事が多かった。この作品は良い意味でジブリとして観ていなかった。だからジブリ作品、宮崎駿好きの方はしっくり来ないのかもしれない。ただ、世界観がはっきりしている点は共通しているので、ヨーロッパの景色に魅力を感じる人は好きだと思う。
鑑賞後、新品のDVDを買う程、私の中ではとても大好きな作品です。
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