「異端の鳥だね。」悪童日記 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
異端の鳥だね。
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異端の鳥とテーマは一緒だが、どちらもありえない話として見た場合、こちらのほうが更にあり得ない。
戦争の悲惨さである必要が無い。それであるならば、ナチス・ドイツとかハンガリーの社会主義とかを話に盛り込まなければ良かったと感じる。
双子のサイコキラーと言ったオカルトな話になってしまっている。
異端の鳥もそう言った所はあったが、異常なまでにサディスティックだった。つまり、常に虐げられる側に徹していた。しかし、この作品のストーリー展開はサディスティックな雰囲気を醸し出しながらも、虐げて行く『たくましい』と言うよりも『キタナイ』とどうしても思えてしまう。親の愛情、家族の絆、愛なんか必要ないと分からしめるためなのか?あまりにも酷たらいだけで、見たあとオカルトな恐怖が残るだけ。
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