闇金ウシジマくん Part2のレビュー・感想・評価
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闇金はみんなクズ!
ライバルの闇金業者・犀原(高橋メアリージュン)は迫力があって良かったんだけど、セリフが聞き取りにくかったのが残念。最後にキレてしまう柳楽優弥の演技も凄い。最近では『ディストラクション・ベイビーズ』といい、『ザ・ファブル』といい、完全にこっちのタイプの役作りに走っていますね~。そして安定の菅田将暉。
闇金も犯罪だと、ラストにちゃんと説明してあるし、そこに行き着くクズたちが哀れでならない。今回は5円玉のエピソードや、連帯保証人といった繋がりも見せ、暴走族をやめられない男、ホストクラブ通いの女、ギャンブル依存症、チンピラ、AV業者と、社会の底辺を彷徨っている人間臭い人たちがいっぱい登場する。
一瞬の輝きを求めるホスト。所詮は若い時代だけのカゲロウのような存在。そしてそんな男のために堕ちていく女。ギャンブルだって一瞬のものだし、いったんは堕ちてみないと、案外気づかないことなのかも。
出演者がとにかく豪華
窪田正孝が好き。あと高橋メアリージュンさんがテレビに出るたびにこの作品が話題になっていて、観てみようと思った。
絶妙な棒読み(ちゃんとした役作りのうえでの)がほんと見事で…!
出演者がここまで豪華だと思わなくてとにかくびっくり。
柳楽優弥ぶっ飛んでたなー。
門脇麦、木南晴夏も圧巻。
原作たまに読んでるけど、山田孝之のウシジマ再現率はなかなかのものだった。
グッとくるものがある
アヤカがもともと持っていた『5円の気持ち』、うしじまくんが最後に気づかせてくれた場面、とても良かった。
そして麗のお母さんの息子を思う気持ちや行動、とても印象に残った。
うしじまくんの映画にはもう一度その場面を振り返ってまで見たいと思う印象に残る場面がたくさんある。
ヤミ金は怖いよ
前作より面白い(・∀・)
前作同様、 闇金業者とそれに絡む底辺の人間たちの物語
面白かったです。 前作同様、 闇金業者とそれに絡む底辺の人間たちの物語です。 み終わった後で憂うつな気分になるものの、 やはり怖いもの見たさでやめられません。
そして前作同様、 やはり物語に理不尽な点が多いです。 なぜ警察に駆け込まないのか、 なぜもっと安い闇金業者から借りないのか、 が理解できませんでした。 映画の中では 「闇金業者にさえ断られたから」 と言っていましたが、 普通に闇金業者で借りれる状況でした。 そもそも、 普通の闇金業者から借りれない人であれば、 ウシジマくんが貸しても回収できないはずです。
17年27本目。 戌亥やっと出て来た。「ヤンキーくん」がベースらし...
まぁまぁ
皆、愛沢の事が好き
真鍋昌平の同名コミックを基にしたTVドラマの劇場版第2弾。
丑島=山田孝之は相変わらずさすがの凄みある演技だが、やはりお金に翻弄される登場人物のドラマこそ見所。
今回も明暗分かれた。
今回の債務者は…
ナンバー1ホストを狙う麗。
金も女もその座の為の手段でしかない。
遂にナンバー1になるが…。
人生再出発、最も救われた人物だろう。
窪田正孝が好演。
借金200万。返済。
高校中退のフリーター・彩香。
ある時出会った麗をナンバー1ホストにするのが自分の夢ともなり、それにはお金が必要。
地味だけど真面目だった女の子がAV出演~ソープと堕ちていく。
門脇麦が際どい役所を服をも脱いで熱演。
借金数万円。返済中。
(彼女をつけ回すストーカー柳楽優弥は見事なキチ○イっぷりだったが、必要性あったのかな…?)
暴走族のバイクを傷付けたとしてそのヘッドに丑島の所に連れて来られ、金の変わりに丑島の下で働く事になったマサル。
が、すぐクビになり、丑島の顧客情報を盗んで荒稼ぎするが…。
丑島にばれ、その被害額の請求と暴走族のヘッドから脅されてる200万の板挟み。
菅田将暉がハイテンション怪演。
借金現在800万。
何故か200万を異常に欲する暴走族ヘッドの愛沢。
その200万は、丑島のライバル業者(高橋メアリージュン、恐演!)からの借金で、返さなければ命すらヤバい。家では恐妻の尻に敷かれ…。
切羽詰まり、マサルにそそのかされ、無謀な手段に出る。
中尾明慶が滑稽にすら見える狂演。
借金の返済は…、今回の登場人物の中で最もゾッとする末路だが、皆愛沢の事が好き。
金に踊らされ、人生を狂わされ、破滅し…。
借りる方も借りる方だが、貸す方も貸す方。
冷徹な丑島は、借りる方貸す方の憐れさ、お金の非情さを代弁する。
たった五円でもお金。
●5円に笑う奴は5円に泣く。
キャストが残念
質感が低くて非情さと怖さが弱い
総合60点 ( ストーリー:80点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
たくさんの自業自得で破滅するクズが登場する原作は好きだし面白い話なんだけど、映画になると演技・演出がいかにも深夜放送演劇程度の質感しかない。
直接的な暴力場面が少ないし、あっても迫力に欠けるのも要因の一つ。このような世界で存在する、他人を食い物にして人を追い込む暴力の恐怖というのがあまり伝わってこなくて、ただチンピラどもが騒いで暴れているだけ。それに原作にあった自分の欲望を満たすためには人はここまで無慈悲になり、人の顔をしてても中身は普通の人ではないのだという表現が弱い。もっと怖さと非情さを表現して欲しい。
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