「原作未読者は意味が分からない内容多数」神さまの言うとおり セキレイさんの映画レビュー(感想・評価)
原作未読者は意味が分からない内容多数
この映画は原作が好きな私と原作を知らない友人と一緒に見に行きました。
私は、実写映画だからキャラクターや内容の変更があっても仕方がないと思い見に行きましたが、酷いと思う場面が多少ありました。
だるま、招き猫とここまではよかったのですが、こけしから原作とは大きく変更さて来ました。
まず、こけしが4個になっていたり 翔子 がこけしになっておらず同じ部屋で閉じ込められているという状況で、さらに中学の時の同級生で、、、と変更された点がありました。
翔子は第1部で重要な人物だと思っていたので死亡する場面も変更さていて残念でした。
また、こけしの試練で縄跳びで鍵を取得ではなくカゴメカゴメで鍵を取得したところも残念ではありました。原作では、天谷 が凄いやつなんだなと思わされるシーンがあった分残念感が大きかったです。
しかし、この辺は尺の都合かな?と思い映画を見ていましたが、次のシロクマからは完全に茶番となり、見ているのがつらくなりました。
シロクマで 翔子 が死亡し、この時点で最後くじ引きがあったら いちか が死ぬんだろうな・・と思っていたら案の定そのまさかでした。
最後の試練のマトリョーシカは、本当にただの茶番で甲冑を着た 瞬 が 天谷 の腰に一瞬のうちに鎖?をつけるというイリュージョンを放ちました。
正直、どの場面でどんな動きをしたら 瞬 は一瞬のうちに 天谷 の腰にものを巻きつけることができたのかわけがわかりませんでした。
缶けりが終わり、原作でもあった運の試練があり、ここで原作では 翔子 が言っていたセリフを いちか がいい、まるでハリーポッターのアバダケダブラを受けたシリウス・ブラックのように死亡して、笑ってしまいました。
また、原作でもいた 引きこもりのオタク のことはこの映画を見ただけでは誰だよこいつ、という状況に陥ります。
実際の原作未読の友人はあのオタクはなんなんだと、映画が終わった後に私に聞いてきました。同人誌のくだりがなかったので映画の終盤でいきなり特攻服に同人誌を突っ込んで部屋から出てきたら誰でも感じることだと思います。
正直この映画を見て、招き猫以降の時間にこれだけの時間があったのならオタクや神のくだりやいらない過去の思い出等の場面を出すなら原作にあったしょんべん小僧のくだりを短くしてでもやった方がよかったのではないかと感じました。
あと最後のシーンは本当になんなんだよ、これ・・・・・
と思わされる終わりかたでした。
なにせ、神はいるよ とセリフが流れ太陽をバックにホームレスが出てきて終わるとか意味が分からなかったです。
でも序盤の招き猫あたりまではよかったのでみてよかったと感じましたよ。
以上。