「馬鹿なアメリカ映画」ジュラシック・ワールド 百姓太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
馬鹿なアメリカ映画
私はこの映画を観てとても驚きました!!
ジュラシックパークの続編を観に行ったつもりがなんとほとんど恐竜が出なかったのです。
かわりに出てきたのがローランドエメリッヒゴジラに出てきそうなギザギザした大トカゲでこいつのシーンが大半を占めてたのです!!
そしてこいつはそもそも恐竜でなく姿を消したり、体温調整したりする中途半端で出来の悪い怪獣だったのです。
どうやら私は恐竜映画でなく恐竜版プレデターを観てしまったようです。
そしてこの人間の業によって生み出された憐れな生物を人間達がよってたかって殺そうとするのです。
結局どうすることもできなかった人間達は恐竜を使い、戦わせて自分達は仲良くハッピーエンドとなるのです。
なんて出来の悪い脚本でしょうか。
人間達が犯した罪を恐竜に転嫁させモノ扱いにするなんて
第一、大トカゲは恐竜達によってたかって殺されるべきだったのでしょうか。
こいつこそが一番救われるべきだったのではないでしょうか。
なぜ愚かなクレアおばさんが生き残るのでしょうか。
そもそも製作陣は気づいているのでしょうか。
太古の昔に存在しなかった生き物が出てきても何のロマンもないということに。
なぜ大トカゲを出しておいて恐竜映画だと言えるのでしょうか。
ネタ切れでしょうか。
恐竜版プレデターを作りたいならプレデターの映画でやるべきではないでしょうか。
こんな頭の悪いアメリカ映画が最高傑作なわけありません。
ジュラシックパークシリーズの足元にも及ばないしシリーズに泥を塗った作品です。
この恐竜バトル映画を楽しめるのは脳みそが空っぽで普段何も考えてない人達だけです。