「迫力ある映画」ジュラシック・ワールド Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要ですさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力ある映画
迫力ある映画でした。 基本的には、 恐竜パニック映画に分類されます。 つまり、 [ジュラシック・パークI] [ジュラシック・パークII] [ジュラシック・パークIII] [ジュラシック・アイランド] [ロスト・ワールド ジュラシック・パーク] などの一種です。 しかし、 内容は非常に面白く、 いい意味で期待を裏切ってくれました。 前半はテーマ パークの観覧シーンなどが中心で、 後半は恐竜パニックです。 前述したとおり、 このような恐竜パニック映画は乱造されており、 今更 珍しくありません。 しかし、 今作は [恐竜から逃げ回る] だけでなく、 [恐竜を倒す事] も並行して試みています。 そのため、 ストーリーに奥行きが生まれ、 視聴者が より一層 引きつけられるようになっています。 前に みた [ジュラシック・パーク] よりも 遥かに面白かったです。 まあ、 20年前の映画と比較するのは フェアでないかもしれませんが。
ただし、 (ジュラシック・パーク同様に) 映画の中で [誰が死に、 誰が生き残るか] は、 序盤で全部 見当がついてしまいます。 それが つまらない要素の一つです。 死ぬのは毎回 同じで、 偉そうな態度の人、 不細工づらの人、 です。 ハンサムな人は (態度が横柄でも) 絶対に生き残りますし、 女子供は死にません。 [絶対に生き残る人] が必死に逃げ回っているシーンを見せられても興奮しません。 このあたりを改善してもらえると嬉しいのですが。
ちなみに、 前作同様、 今回も テーマ パークが危険に陥った原因は従業員です。 恐竜のテーマ パークや動物園や原発じたいが危険なのでは ありません。