「扇町キネマで 嫌いだな… とにかく侍従のようにそばに立つ娘と娘の恋...」家族の肖像(1974) チャン・パーさんの映画レビュー(感想・評価)
扇町キネマで 嫌いだな… とにかく侍従のようにそばに立つ娘と娘の恋...
扇町キネマで
嫌いだな… とにかく侍従のようにそばに立つ娘と娘の恋人が不気味
ファラオの墓の横に侍ってる二頭の犬みたい
みんな性的関係をもつ兄弟だしタブーなんてなさそう薬もやってそう 貴族である監督にとって世界はこのように映っているのか…
ハプスブルク家 イタリアの庶民「ニューシネマパラダイス」と貴族「家族の肖像」
ヴィスコンティのヘルムートバーガーは私より上の世代の方たちにはとても人気があるが
彼自身ファッションセンスがまるでなさそうだし…彼のどこが魅力的なのだろう?
老紳士のバートランカスターがイケメン 彼はイタリア人ではなくてアメリカン人だった驚き
シルヴァーナマンガーノは貴婦人役 メイクがすごい素顔 確かに彼女はすごい
イタリアの右翼と左翼 家の乗っ取りばなし
動けない人(この頃監督は病気の為)のとりとめのない妄想のような
私はこの老紳士は結局ヘルムートバーガーに恋した相思相愛 そういう話だと思った
1978年に日本で大ヒットしたらしい 日本人ってなにもわかってなかったのねと思った
澁澤龍彦は老紳士の生き方に憧れたらしい
私にはこの映画の魅力がよくわからない 途中で寝たし ビィスコンティは寝るらしい
彼ら家族のたたずまいがまるで地下芸人グループや学生運動のような連中抜けるに抜けられない好きでつるんでるわけじゃない泥のような同じ匂いになってしまった集団そういうグルーブがあるのだろうなと想像してみたり 彼ら自身は性格あうあわないもあるのにそのグループから抜けることはできない
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