「家族とは・・・」家族の肖像(1974) りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
家族とは・・・
午前十時の映画祭12にて。
ローマの豪邸にメイドはいるが、ひとりで暮らしている老教授がいた。その邸宅へブルモンティ夫人とその愛人、夫人の娘らが上の階を貸して欲しいとやってきた。最初は平穏な生活をじゃまされたと感じていた教授だったが、次第に彼らに興味を持ちはじめ、家族のように接していく、という話。
夫が妻の愛人を公認するのがよくわからなかったが、娘も母が愛人を持つ事を反対しないし、その母の愛人とセッスクする感覚もよくわからなかった。
当時の?今も?恋愛にオープンなのが良いのか悪いのかわからないが、結婚って家柄だったのかな?
教授は本と絵画に囲まれて変化のない生活をしていたのが、びっくりするような出来事の連発で、挙句に夫人の娘から誘惑されたり、夫人の愛人と芸術について語り合ったり、刺激的な出来事を体験するのが良かったのかな?
いつまでたっても新たな刺激が必要なんだろうと思うし、困った人を助けるのが家族?なのかなとも思った。
余韻が残る作品だった。
夫人の娘役のクラウディア・マルサーニが、トップレス含め美しかった
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