劇場公開日 2014年6月28日

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her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価

全158件中、121~140件目を表示

3.0私なりに切なさとやるせなさを感じた。

2014年9月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

この映画を観て改めて自覚したことがあります。
私は「S好きのS」ということ。
早い段階でOSのサマンサでは全く物足りなく感じてしまい、ラストが近づくにつれ「あー、また女を傷つけちゃった、また女に逃げられた」感を実感&実記憶を思い出して苦い思い。

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らっこおやじ

3.5面白かった。

2014年9月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

演出やインテリアなどがお洒落。
監督の作品は他に「かいじゅうたちのいるところ」が個人的に微妙だったのであまり期待せずに見たんですけど、今作は予想以上に良かったです。
台詞のないシーンとかはアップルのCMを見てるようでした。

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ずくなし

3.0ダラダラ感が・・・

2014年9月2日
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鑑賞方法:試写会

難しい

長く感じました。
オチも盛り上がりも特に無し。
実はこの電子彼女は、ソフト会社が売り上げを伸ばすために
買った男全員をわざと虜にしていた、とゆうオチが来ると
思ったし期待していたら・・・何も無かった。
詩的とかで評価が高い人もいると思いますが私は
エンターティメントにしては見るのに疲れました。

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kai

3.5こんな携帯だったらそりゃ恋するよ

2014年8月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

ずっとそばで理解してくれて、決して自分を否定しない存在がいたら、人工知能にだって恋をするのは当たり前だと思う。

しかも、声だけの存在で機械を目の当たりにしてないから盛り上がってしまうのも理解できます。

傷ついた主人公がまた恋をしていける姿はとても良かったけど、

ただ、どう面白かったの?と、聞かれると、説明が難しい映画だったな。
とても切ないわけじゃ無いし、幸せな映画かと言われると首を傾げたくなるし、でも観れて良かったと思える映画でした。

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ハル

4.0優しさに満ちた作品

2014年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

OSは現代の生活とは切り離せないもの。
そう考えると、OSとの恋愛も十分あり得るのかもしれない。
頭では“OSとの恋愛なんてあり得ないでしょ”と思っていても、主人公がサマンサに惹かれ、付き合い、嫉妬する様子は、人間の女性に恋をするのと何ら変わりないように思えた。
(相手がOSなだけに、個人的に苦手…というか興醒めするシーンもあったけど)

設定も、そう遠くない未来を見ているような近未来が舞台なので、あまりSF色は強くなく自然に入り込める。
オシャレだけど温もりがある色合いの映像も好み。

印象的だったのは台詞。
主人公の職業が手紙の代筆業というのが効いていて、素敵な台詞が多かった。書き留めておきたいと思うものも。
私自身が普段から感じている事を的確に表した台詞もあり、ハッとさせられた。

主演のフォアキン・フェニックスはもっと強い役のイメージがあったので、今作で見せる優しく悲しげな表情が印象的だ。

しかしこの主人公、OSに恋をするダメ男として共感を抱かせているけど、意外とモテモテな気がする。元妻、デート相手、親友はみんな美人だし笑

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くりぼ

4.0彼女は、確かに、其処に居た。

2014年8月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

そこまで遠くない、現代により近い未来。そして今よりもほどほどに進化しているインフラ。そんな世界に生きている主人公セオドア。彼が抱える孤独は深い。どんな未来世界に生きていたって、人間の抱える感情はずっと不変で、孤独は孤独で、辛さは辛さだ。

そんな近未来の社会であるなら、必然的に産まれるであろう飛躍的に発達した人工知能。偶然にもそのひとつと出逢ってしまったセオドア。そのAIは自身をサマンサと名乗った。性別は女。
突如始まるサマンサとセオドアの奇妙な共同生活。実体を持たぬ彼女との心の交流。二人は打ち解け、理解し合い、やがて愛し合う。

しかし、ここで我々は「うん?え?おや?」となる。

近い将来、全く有り得ないとは言い切れないのかもしれないが、人ならざる物との恋愛関係は、現時点では「ちょいと待て」となる。劇中内でも「ちょいと待て」となっている。とても理解し難い関係性だ。理解できる!て言い切れる人の方が寧ろ珍しいだろう。

けれども営まれる愛の蜜月。情愛。熱烈な感情のやり取り。そしてセックス(!!??)。

共感を呼ぶには余りにも難しいテーマではなかろうか。それは生身ではないのだから。体を持たないのだから。ただのプログラムなのだから。
でも。でも、セオドアにとって彼女は確かに其処に居るのだ。そこで一緒に暮らし、そこで一緒に笑っている。リアルな存在だ。

難しい。
とても難しいと思う。「心」とは難しい。
「心」の定義が、概念が揺るぎだしている。安易な結論へは結び付けられない。寧ろ結論なんて出せないのだと思う。

感動もしつつ、疑問も抱きながら、どこかモヤモヤとした感情が渦巻いて、複雑な思いで鑑賞を終えた。

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ロロ・トマシ

3.0スカーレット・ヨハンソン

2014年8月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

萌える

事前に声がスカーレット・ヨハンソンだと知っていたので、単なるPCではなく彼女の姿をイメージしてしまった。よって、違和感なく、PCとの純愛にそれなりに入り込むことができた。それでも、冷静に見れば、単純にキモいだけの主人公がかなり冗長に描かれるのには少々辟易した。美しく知性的な妻が去っていくのはやむ無し!と感じさせられた。また、男にとってこの上なく好都合な状況を、ことごとくふいにしてしまうのにも、長嘆息を禁じ得なかった。見方によっては、純粋で誠実なのかもしれないけれど。どうみても、エイミーとベストマッチだと冒頭から思っていたけれど、ラストはなるようになった!ということでいいのだろうか?スッキリしない終わり方だった。

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みみず

4.5センスの賜物

2014年8月20日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ギーグなSF恋愛映画なのに、違和感なく、ざわつくことなく、最後までしっかり見られるのは、スパイク・ジョーンズの卓越したセンスと、洗練を超越したアーケードファイアの音楽のおかげ。素晴らしい!!

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saki

2.5変わったSF映画

2014年8月7日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

ちょっと変わったSF映画として観ると発想とか面白いとは想うのですが、恋愛映画として期待して観に行くと少し違う気がします。。。 人によっても違うかもですが、私はこの映画には入り込めませんでした。。
性の部分の描写も、リアル過ぎるのか、非現実過ぎるのか違和感があって何か興醒め。。主人公の男性目線なので、それもあるのかも?
でも、良いセリフもあったり、近未来こうなるかも?観たいな所は面白かった。

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AZUSDAKO

4.0わかるわかる。

2014年8月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

恋愛をこれほど真摯に描いた映画があっただろうか。
たいがいはラブコメディという枠のなかで男女が恋のさやあてやかけひきをしている。それをもってラブストーリーと呼んでいる。
または、恋愛の前に立ちはだかる強大な障害に対して、2人がどう立ち向かっていくか。

スパイク・ジョーンズは誰しもが経験する恋愛だが、人が変わればまったく違う様相を変えてしまう恋愛を真っ向から描いた。
相手がOSだっただけである。

わかりやすい事件や物事が変わってしまう何事かがあるわけではない。だが、恋愛そのものは事件の連続である。そのことを踏まえて本作は作られている。ある面、退屈かもしれないが、示唆に富むセリフの洪水は、勉強になるといってもいい。

ホアキン・フェニックスはどちらかというとエキセントリックな俳優で、本作のようなものからは一番遠い種類の俳優、だと思っていた。それが、喜怒哀楽をオーバーに演じるわけでもないのにセオドアの心情をきっちりと演じていた。キャリアでベストの芝居である。
話題のスカーレット・ヨハンソンはどちらかというと、役得のところがある。が、映画を支えていたのは間違いない。

トリッキーな映画が多かったスパイク・ジョーンズだったが、ここにひとつ紛れもない王道の代表作ができあがった。

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mg599

5.0心地よい余韻

2014年7月31日
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幸せ

劇場を出て、映画の余韻から醒めない。いや、醒めたくないな。そう思わせてくれた映画に出会えたことが嬉しい。
セオドア演じるホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい。その大きな瞳から見え隠れする感情のひとつひとつを愛さずにいられなくなる。そう、サマンサのように。
まず、職業がキュート。ガタイがよくて眼鏡に髭がチャームポイントで、エッチで、家に帰ればゲームばかり。そんなおじさんなのに、職業である手紙の代筆をする際のポエティックな感情表現は、あまりにも繊細。そんなキャラクター愛さずにはいられない!
彼の感情と共に、OSであるサマンサは誰よりも人間的にいきいきと、二人の感情のやり取りが丁寧に描かれる。サマンサの言葉は、誰かを愛するということについて、シンプルだけど大切なことについて語っていて、ドキッとした。真理を得てるな、と…。

間違いなく恋愛映画の傑作で、でも只の恋愛映画じゃない。ジャンルの枠にとらわれず、人間の感情を描いた映画として胸を打つもの。
脚本だけじゃなく、スパイク・ジョーンズのスタイリッシュなセンスが効いてて、どこまでも映画の世界に浸りたくなる。
大好きな映画のひとつになった。

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Ao

4.0肉体のない彼女。

2014年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

今年のアカデミー賞脚本賞受賞作品。

スパイク・ジョーンズさんの作品は観たことありませんでしたが、ちょっと癖のある作品、ポスターの男性の弱々しい感じからしてもなんかちょっとオタクっぽいやつ??あるいはSF??とか思ってましたが、さすがの受賞作品でした。特に人工知能の台詞は、どこか人間ぽくもどっか非人間的で秀逸でした。

この人工知能、iphoneのsiriがもっと進化して、人格も持ったと無理矢理にでも想像すると、ちょっとわかる。

ポスターの背景の赤が、主人公のシャツや所有のアイテムに使われてたり(意味あり??)、全体的にお洒落。ちょっとだけ近未来って設定もSFぽくなくて入っていきやすかった。

で、まずはスカーレット・ヨハンソン!、結局声のみの出演でしたが、
色っぽいなあ。顔知ってたから、人工知能OSってなかなか思えなかったのは、ちょっと残念だったけど。
こういう場合、誰かの体や顔にダブらせるのかな??何もない真っ黒の画面に官能さがあるとは新鮮でした。

ちょっと近未来のPCは、キーボドレス。つまり打たない、書くではなく話す。だから、街中、人工知能とブツブツひとりで話してる人だらけ(笑)コミュニケーションは将来こーなるのかな??

どこかまともで、どこかまともでない社会、監督の皮肉かもねー。

肝心のストーリーは、離婚調整中の中年おじさんが人工知能型に出会って恋をする、純愛するって話。これねー、観ていないとSFかコメディかってなりそうですが、あるかなあって思えるところがこの映画の醍醐味でしょうね。

肉体のない分、心と心のつながりのみでの恋愛、究極とも言えるのでしょうか。じゃあみんな人工知能とつきあえばってなるけど、そうはいかないとこもね、それが後半部分にでてきて、物語は、エンディングへとむかっていきます。

しかし声がいわゆるコンピューター声だったら、こうはならないでしょ。やっぱ生身の人間の声だから、あり得た??そこも進化するOSだから進化しちゃうかな。

あとこれだけは言いたい。
スカーレット・ヨハンソンは声だけだからともかくも元妻役のエイミー・アダムスさんと、元彼女がルーニー・マーラさん。なんだお前ってかんじ。しかもラストは、うん??どーいうこと??
1日デートするのも超美人やしー、ありえん。
現実だったら、こいつの相談には乗らない(笑)

最後、エンドロール前の曲、女性がボーカルのやつ、いい曲だったなあ。曲名わかんなかったのが残念。

20分短縮してくれたら、評価4.5だったけど、ちょっと長かったので、
その分マイナス0.5で。

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seriplus

3.0ありえるかも

2014年7月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

人がOSに恋をすることは、けして不思議なことだとは感じません。自分に合う性格のプログラムがあり、毎日やりとりしていたら、それが恋と認識するかはべつとして、大切な存在にはなり得ると思います。
この作品が素敵なことは、本当に恋人として認識してしまうと、はじめてぶつかる問題を、ゆっくり解決していくんです。出会ったばかりで、良いところしか見えなかった恋人たちが、お互いの違いを認め合い、2人で過ごすために解決するみたいに。
そこにはOSであることなど観客すら忘れさせてくれるほど、純粋なラブストーリーなのです。
でももう少しテンポよくてもいいかな。

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asm

4.0リアルな感情、人間関係とは

2014年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

何か、ということを考えさせられる作品で、アカデミー脚本賞をとったというのは納得できる。同時期に公開されている、同じ人工知能が題材の「トランセンデンス」の100倍おもしろい。

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iamsterdam

3.5her

2014年7月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

OSの声がスカヨハって知ってたから純粋なOSとして見れなかったのが残念。完全にスカヨハの顔で再生されてたわ。

ルーニーマーラおくそ可愛い。

ルーニーマーラが彼女がいい。それが一番幸せ。

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pullus

5.0どこに寄せて観るかでかなり印象が変わってくる作品ではないか。極めて味わい深い良作。そしてルーニー・マーラがこれまでで一番綺麗に映っていた作品かも。

2014年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

当初はサマンサ=サマンサ・モートン、キャサリン=キャリー・マリガンだったそうで、前者は制作側の意向でポストプロの際に、後者はスケジュールの都合でプリプロの時点でキャスト変更。そして成功。元のキャスティングも素敵だけど。イギリス系の役者ばかりなのはチューリング由来なのだろうかという指摘もある。舞台が西海岸なのはわかりやすくアラン・ワッツですね。

この作品で特筆したいのは、よく練られた本とリアリティ、そして世界観として作品のトーンとなっている衣装、美術、デザインそして音楽が素晴らしく融合しているということです。これはスパイクとその周辺にいる人たちのセンスの良さのあらわれですよね。

あとポーシャ・ダブルデイのルックスはサマンサ・モートンに近いグループにいるなと思ったりも。これはポストプロでキャストが交替となった名残かと笑。

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ハル

3.0透き通る瞳に映るOS・彼女

2014年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ホアキン・フェニックスって、こんな表情ができる俳優なんだねぇ。
どう見たって、純真そのもの。透き通った瞳。子供の心のまま、大人になってしまった人。
彼がかつて出演した「ザ・マスター」
あれは恐ろしい作品だった。兵役を終え、心の傷が癒えない主人公。彼は復員後、一般社会になじめず、新興宗教にのめり込んでしまう。教団教祖に心酔し、ロボットのように動く人物を演じ上げている。また「エヴァの告白」では、貧困にあえぐ、アメリカ移民の女性たちを誘い「夜の女」に仕立て上げる人物を、これも怪しい雰囲気で演じた。
「アブナイ」「怪しい」「いかがわしい」という人物を演じさせたら、いまやホアキン・フェニックスの独壇場のようだ。
そんな彼が、全く新しい人物像を演じるのだ。
俗にいう「草食系男子」をである。
これは観てみたい、と思った。劇場に足を運んだのは、ただそれだけの理由である。
ストーリーは「アカデミー脚本賞」を受賞している、との触れ込みだったが、予想に反し、実にありきたりで、誰でも思いつくだろうと言う程度のものである。
主人公、セオドアは手紙代筆の専門企業に勤めている。ラブレターの代筆なんて朝飯前だ。彼はゴースト・ライティングのスペシャリストなのだ。
その彼が新しいコンピューターソフトを購入する。ソフトは人格を与えられている。彼はソフトの設定を女性にした。
ソフトの名前は「サマンサ」
コンピューターソフトとは思えない程「彼女・サマンサ」は、セオドアの気持ちを理解し、辛辣なジョークさえ飛ばしてみせる。彼は愉快でしょうがない。あまり人付き合いがうまくないセオドアは、リアルな人付き合いよりも、どんどん「サマンサ」にはまり込んでしまう。「彼女」がいない生活なんて考えられない。やがて彼は「サマンサ」と疑似恋愛に陥ってゆく。
う~ん、これで「アカデミー賞」ですかぁ~。と言う感じだなぁ。
今や、自律型ロボット兵器が実在し、ロボット兵器が自分の判断で、人間を殺せる時代である。
ならば、コンピュータソフトが人間を愛したり、嫉妬したり、浮気したり、挙げ句の果てに、ご主人様を見限ることさえ不可能ではない、とたやすく想像出来る。
私事で恐縮だが、1995年、僕はAppleのMacを初めて購入した。信じられなかった。マウスひとつで、スイスイなんでもやってのける。
始まったばかりのインターネットにもつないだ。
ホワイトハウスのサーバーから、当時の大統領夫人、ヒラリーさんの画像が太平洋を渡って僕のMacに送られてきた。
そればかりか、スイスの原子核研究所CERNの画像が表示されたりした。MacでドリカムのCDを聞きながら文章を書き、お絵描きをし、FAXを会社に送り、世界中と繋がる。もう、完全にMac中毒。
その後も僕は、仕事中も頭の中は「七色りんご」に染まっていた。まさにそれはMacというパーソナル・コンピュータに「恋してしまった」状態だった。僕とMacの関係は2014年の今、四代目のMacに引き継がれている。そんな僕だから、本作での主人公の心情はとても理解出来た。
なお、本作を鑑賞して思わぬ収穫だったのは、相手役のエイミー・アダムス。いいねぇ~、彼女。
クリント・イーストウッドと共演した「人生の特等席」でも、映画界の巨匠相手に、全然ひるむ事なく、自分の演技をぶつけて行った、肝の据わり方は大したものだ。
しかも彼女には、ハリウッド女優にありがちな「私はハリウッドのセレブなのよ」「大物女優なのよ」という「臭み」が全然ないのである。本作で彼女の自然体の演技が観られたのは、せめてもの救いといえるだろう。

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ユキト@アマミヤ

3.0リアル ラブプラス マイナス?

2014年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

NHKあさイチ!での紹介を見てずっと気になってました。

OSとの恋愛ということで、見てる間ずっとあーだこーだと結末の想像ばかりしていました。

で、最後の急展開にこれからどうなるのか???と思ったところで・・・。

私はどうしてもSFとして見てしまい、築かれている世界観だとか、未来は本当にこういうのありえるなーだとか、元ネタはラブプラスだろうな~とか、OSが恋人になっちゃったら少子化問題がさらに激化するなーとか、このOSが人間型ロボットに搭載されれば「A.I」だとか「アイ、ロボット」だとか「ブレードランナー」の世界がやってくるんだろうな~、そして「ターミネーター」とか「マトリックス」の世界がやってくるんだろうな~、とか考えてみていました。

なので、当の恋愛の部分にドキドキ・ワクワクを感じるようなことはありませんでした・・・。

結末についても、OSが主人公の幸せを願って奥さんとのヨリを戻させるのかな~とか、人間的になりすぎたOSを恐れて会社が回収するのかな~とか、OSが初期化されて主人公との記憶を無くすのかな~とか、いろいろ考えていましたが、どれも当たらず・・・。

突然のエンディングロールを見ながら、あ~これは純粋に主人公とOSとのほんわか切ない恋愛を楽しむ映画だったんだ・・・、と気付かされました。

なんか、どんでん返し的な結末を期待してたぶん、撃沈してしまいました・・・。

う~ん、せめて「髪結いの亭主」くらいの(とまではいかないまでも)もう少しインパクトのある終わり方なら、私みたいな間違った?見方をしていた人間でも楽しめたのに・・・、とちょっと残念でした・・・。
エンディング間際の急展開もいい感じだったのに・・・。

と、根本的に私のこの映画を見る姿勢自体が間違っていたようです・・・。

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よんしん

2.0入り込めず

2014年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

OSがあまりに人間らしすぎて、冒頭のチャット相手と変わらないじゃん…という思いがぬぐえぬまま2時間。一向に入り込めないまま終了…。
音楽と、スカーレット・ヨハンソンの声だけの演技は素晴らしかった。

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chibirock

4.5世界観とストーリー共に最高

2014年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

まず、凄く驚くのは近未来の設定なのですが、これまでの映画でよく見かけるような未来ではなく、どちらかと言うと『ガタカ』のような少しクラシカルな趣を感じます。ただ、あそこまでクラシカルな志向ではなく凄く現在の延長にあるように感じました。その絶妙かつセンスの良い世界観にまず惚れ込んでしまいました。劇中に出てくるエレベーターとか実際にあればいいのにと思いました。あとストーリーもとってもオリジナリティ溢れていて、見ている間ずっと主人公の心の成長や恋愛模様を見守っている気分で、最後まで全く飽きることなく楽しめました。主演のホアキンフェニックスはこれまで見たことがないような可愛らしい演技でビックリしますし、快活な女性というイメージだったエイミーアダムスのゲームクリエイターという役どころも抜群で凄く可愛らしかったです。そして、画面には一切出てきませんがスカーレットヨハンソンの少しかすれるような声だけでの演技、肉体は無いのに最高にセクシー!
恋愛映画ですが人生全般に言えるメッセージもあって非常に満足度の高い映画でした。若干のマイナスは少々物足りなさがあったと言うか見終わってからドスンとくる物がなかったからなのですが、デートや友人らと見るならむしろその点も美点になり得ると思います。

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ヨッシー