her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価
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「世界でひとつ」ということ
「世界でひとつの彼女」という副題に納得。
科学の進化はあまりにも切ない。
今までにありそうでなかった映画。
ホアキンの演技はすごく人間らしくてよかったし、スカーレット・ヨハンソンの声の美しさは感動もの。
あれだけ声だけに感情を上手く乗せられるのは、女優さんでもそういないと思います。
あとは風景やBGMがここ最近の映画の中でも群を抜いて美しかったです。
内容的には有り得そうで有り得ない、有り得なさそうで有り得る、という感じ。
やや近未来的なので、共感できるという感じではありませんが、感情を持つもの同士が愛し合うということと、生活が便利になることの代償について深く考えさせられました。
アカデミー賞脚本賞受賞作品なだけに、すごくセンスを感じる作品でした。
せつない
人工知能やロボットとの恋愛物は、昔からの定番ですが、どんどん進化していってます。ただ、やはり、人間の想像力に限界があるのか、だいたい予想どおりの展開とラストに。もっと画期的なストーリー展開にならないのかなぁ。
印象的なのは、背景です。どこの国かわからない。アメリカっぽくもあり、北欧のどこかのような気もするし、はたまたアジア的な雰囲気も。それが素敵でした。
ナイスキャスティング!
ホアキンフェニックスは味のある俳優さんになったな( ; _ ; )/~~~表情がすごくリアルで。。なによりスカーレットヨハンソンの声が素晴らしかった。声だけと思えない臨場感、全てに感情移入して見てました。非現実的で、でもすごくリアル。脚本と発想が素晴らしいんだと思います。OSに恋をするこんな時代がやってくるのかなー。
OSに恋しちゃうのは分かる
OSの好きだ、恋した、愛してるはプログラム。
所詮は一方通行で、アイドルに入れ込むのとたいして変わらないのかな。
ここでの評価が高かったから見てみたけど、私には少し長く感じた。
OSの声がスカーレットヨハンソンなのは、ナイスなキャスティング。
発想は素晴らしい
人間のポンコツ具合に観点を置いたのははとても面白い。現代科学主義に一石を投じるという部分もあると思う。
実際撮影中に現場にいた女性に語りかけて撮影したらしいが、実際の声は完全に別の人でやったそう。なぜかはわからないけど、違和感はなかった。
ただ、ラストは個人的に微妙でした。間違えでいいから何かしらの答えを、彼は持たなかったのだろうか。
ある意味現実な恋愛ドラマです。
恋愛物はあまり観ないのですが変わった設定をホアキンの演技とスカーレットの声優と音楽でかなり良い感じになってました。後半OSの事情で他に男が600人居ると言う設定は恋愛映画初心者からしたらちょい気持ちがローダウンだったかな。でも全体的に良かったです。
人間の脳だって結局はプログラムなんだし、可能性はある。 感情ってい...
人間の脳だって結局はプログラムなんだし、可能性はある。
感情っていったいなんなんだ??ぐるぐるしてしまう作品。
もちろん映像かわいかった。
設定はSFでも、基本は恋愛映画
人工知能に恋する男の話。
2人?の距離が縮まったり、不安になったり、すれ違ったり、嫉妬したり、喧嘩したり…。SFっぽい設定だが、 結構シンプルな恋愛映画だった。電話やチャットだけで恋する話は現実にあるらしいから、OSに恋するのもそれほど非現実的ではないのかも。
思考と感情があるPCが、リアルな人間と違うのは肉体だけなのだろうか。HAL9000やレプリカントを思い出してしまう。
Arcade Fireの音楽もよかった。スパイク・ジョーンズが好きなんだね。
この主人公はOSに恋をする。それは面白半分でも自暴自棄でも精神病...
この主人公はOSに恋をする。それは面白半分でも自暴自棄でも精神病でもなく、OSとの会話に惹かれていたから。つまり生身の人間に惹かれるのと変わらないのだ。
劇中の登場人物の多くは理解力があるようで、その状況を受容していたが現代人ではまだそうはいくまい。
会話が一方通行でかつ触れることはできない二次元キャラを終生の伴侶としようとする人は多くいても、社会に受け入れられているものはそう多くはないだろう。
そのものらと肉体関係が重視の『なんちゃってリア充』を比較した時どちらが人生の充実の一つである恋と呼べるのだろうか。
むしろ恋愛とはなんだ?
美しく哀しい複雑なもの
これは一体どういう終わり方をするんだろう、と悩ましく観ておりました。
皆様おっしゃるとおり映像美しく、ヨハンソンの声セクシーで、OSに恋してこれだけ幸せ感出るなら素敵だなぁと思ったら…
同時に618人!と恋愛してるなーんて告白されたら…
夢も破れるね。
ただ、すごくいろいろなことを考えながら、人肌恋しくなる映画でした。
OSという、人工知能と恋に落ちる 凄くリアルな近未来といった感じで...
OSという、人工知能と恋に落ちる
凄くリアルな近未来といった感じで世界に浸れます。映像も綺麗なオシャレ感がいい!
ホアキンフェニクスの芝居はずっと見てられました。
吹替でも見たのですが、林原めぐみは凄いすね〜。本当に魅力的です。ぴったしだった。もちろんヨハンソンもいかったです。
古典的なテーマを今風に
心とは何か、限りなく発達した人工知能と人間の違いはどこにあるのか…今更感のあるそんなテーマを、SF というよりはファンタジーの文脈で、恋愛にことよせてわかりやすく語り直したなんとも洒落た傑作。ホアキン・フェニックスもエイミー・アダムスも、声だけのスカーレット・ヨハンソンもとても良かった。
これはいい映画だぷう
予想以上にサマンサに恋しちゃいました。
ヨハンソンちゃんの肉体的な声がハマってましたね。
サマンサの表情とか動きがヨハンソンちゃんで再生されてました。見えてました自分。
テレフォンセックス躍動してました。
かなり胸グイな台詞とかあってハッとさせられたりもして、年齢によって受け止め方が色々な感じかな。
都合のいい女・・・
映画を観る前は、実体のないOSに恋することなんてできるのか信じられなかったが、ホアキンの繊細な演技で納得させられた。スカーレットのセクシーな声もよかった。でも、セオドアにとってサマンサは自分の気がすすまなければ、電源を入れなければいい都合のいい女。本当の女の人だったら、そうはいかないから。フェアじゃない、対等ではない間柄。これは、男にとっての幻想なのか・・・ 確かにセオドアは離婚したばかりで、心が傷ついているから同情の余地はあるけど、何だかなぁ。ずるいと思う。
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