STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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とってもコンパクトなドラえもん!
初の3DCG化の作品らしい、始まりから皆の大好きな話を詰め込んだサービス作品とでもいうのでしょうか。とてもコンパクトにまとまってて、どれだけ見つけられるか、隠し要素も沢山ありげな楽しい作品でした。星野スミレさんは永久に不滅です!
あ、道具を出すときのファンファーレはどうした! あと、ネズミ要素は? 地球破壊爆弾は? ドラミちゃんが出ないなんて納得できない! なんちって。
やっぱり泣いた、名作エピソードてんこ盛り
やっぱり泣いた。名作エピソードてんこ盛り。面白かったポイントは3つある。
1つめは、帰ってきたドラえもんで感動したこと。
ボロボロの姿でジャイアンに立ち向かう姿は、分かっちゃいたけど泣ける。たしか原作だとジャイアンが真夜中に寝ぼけてた気がする。時間を変えたのかな。夕焼けの方が決闘の雰囲気にピッタリで良かった。「まだやれる...」と言いながらジャイアンにしがみつくのび太は、涙無しには観れない。それを見守るドラえもんの涙にももらい泣き。
小さい頃に初めて観たとき、泣いた大好きなエピソード。10年以上経った今でも、まったく色褪せてなかった。定期的に観たくなる。
2つめは、結婚前夜で感動したこと。
結婚したことないのに、しずかとしすが父のやり取りが泣ける。ダメ男のび太を否定しない父の姿に心を打たれた。もし結婚するなら相手の父がしすが父みたいな人であることを願う。
結婚って、出来杉みたいな完璧人間より、のび太みたいに「私が居なきゃ心配」と思わせるくらいのマヌケさがあった方が上手くいくんかねぇ。
3つめは、3Dで活き活き動くキャラを観れること。
3Dドラえもんは初めて観たけど全く違和感なかった。むしろ、表情や動きのある秘密道具は3Dの方が臨場感がある。
タケコプターで飛ぶの気持ちよさそう。雪山の吹雪は3Dでより脅威が伝わってきて、絶体絶命のピンチを演出していた。決闘のび太のあざも3Dでリアルになったので、ボロボロ感が出て感動に繋がった。
元のエピソードが良いので、今作だけでの評価が難しい。ストーリーが面白いのは分かってるし。ただ3Dが良かったので評価は高めとする。スタンドバイミー2も観たい。
やっぱり最高
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ドラえもんの節目節目の名作が一連の流れの中で続いて行く。
ドラえもんが来るシーン、しずかちゃんとの結婚関連エピソード、
ドラえもんが未来に帰るシーン、再度やって来るシーンなどなど。
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☆5つはこの映画がというより、ドラえもんの往年の名作がって感じかな。
全ての話が有名なものなのでその先どうなるかもほぼ分かってたけど、
それであっても話に深みがあるから面白い。
そしてドラえもんやしずかちゃんの優しさ、のび太の隠れた根性・・・
色んな部分に感動して涙が出る。歳取ってもたんかのう。
名作ラッシュやから、ドラえもん初見の人が見たらホンマに贅沢な作品やろな。
あとCGでやや立体的なので、普通のアニメより感情移入しやすい。
しずかちゃんが可愛いし、スネ夫もやたらと可愛いw
スネ夫の髪型ってこうなってたんやって気付きもあった。
僕の妹が小学校四年の時の小○館の学習雑誌で連載が始まった。
のび太や静香ちゃんは、今63歳。
僕の妹が小学校四年の時の小○館の学習雑誌で連載が始まった。
僕はそれを読んで直ぐにファンになった。
今、僕の妹は63歳。
時間が経つの早いな。
3Dで懐古したい人向け
あぁのび太くんのダメっぷり変わってないなぁ。ただそれを確認したいだけの人向け。
3Dだし声優さんも違うので個人的には全く懐かしさはない。
ジャイアンやスネ夫の虐め方が度を越している。自力で立ち向かうなら、写真を撮るか、ドラえもんを呼ぶ方が正解なんじゃないかな?
トヨタとPanasonicの看板が乱立する宇宙空間で未来の乗り物の間をタケコプターで危険浮遊するシーンのために、映画全体が作られているかのような、企業への忖度を疑うほど、内容がない。
もともと、ドラえもんに内容などあまりないのだから仕方がないけれど。昔から、キテレツとコロ助の方が好きだったなぁ。
想像してたよりは悪くないが……
想像してたよりは悪くない。でもそれは原作が面白いのであって映画が面白いわけではない。というのが総評。
山崎貴監督の作品は『アルキメデスの大戦』だけ鑑賞済みです。『アルキメデス』は個人的にもすごい楽しめましたし、世間的もかなり評価は高いですよね。山崎監督の別作品として、ルパンとドラクエも本当は観に行く予定だったんですけど、あまりにも評判が悪かったので結局観に行きませんでした。
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勉強も運動もできない冴えない少年である野比のび太(大原めぐみ)のもとに、未来の世界からネコ型ロボットのドラえもん(水田わさび)が現れる。将来、ジャイ子と結婚して散々な人生を送ることになるのを変えるために、のび太と共に生活を送ることになる。
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何で山崎監督は映画作る時に薄ら寒い絶妙にダサい英語のサブタイトルつけるんだろう。「そういうセンスの持ち主なんだろうな」って感じですね。年に1~2本くらいのペースで映画作っててとにかく多作な印象ですね。そして、映画をそんなに見ないライト層には好かれているけどコアな映画ファンからめちゃくちゃ嫌われている印象もあります。「そこまで言わんでもええやん」ってくらいの酷評レビューもよく耳にしますよ。ライムスターの宇多丸さんとかね。そういうタイプの監督の作った作品ということで、正直かなり警戒しながら鑑賞しました。
結果的に身構えて観た割に、『STAND BY ME ドラえもん』は「そこそこの良作」だったと思います。
少なくとも酷評するほどではないと感じました。迫力のあるタケコプターの飛行シーンなど、平面のアニメではなく3Dにした意義もしっかり感じられましたし、立体的に見えることで「こうして見るとドラえもんってデケェな」みたいな新たな発見がありましたし。ストーリーもしっかりしていたし笑える部分はしっかり笑えた。
しかし同時に「これは山崎監督の功績なんだろうか」とも思います。
だって原作のあるストーリーなのでストーリーが面白いのは原作のおかげですし、迫力満点の3DCGは魅力的でしたがCGの製作を仕切っていたのは多分山崎監督じゃなくてCGスーパーバイザーの鈴木健之さんですし。エンディングの感動も秦基博さんの曲のおかげです。
監督業が八木竜一さんとの共同なのでどこまでが山崎さんの手腕でどこからが八木さんの手腕なのかは全く分からないんですけど、少なくとも脚本担当の山崎監督が原作を改変して付け足したのであろう「成し遂げプログラム」とか「エンディングのNG集」とかは正直見ていて不快に感じるレベルでした。
本作の山崎監督の功績は「原作改変が少なかったこと」なんだと思います。オリジナリティを出した次回作の『STAND BY ME ドラえもん2』の評価が本作と比べて低いことからも何となく察しました。
不満点も多少はありますが、決して悪い作品ではなかったです。観て損はないと思います。
のび太とドラえもんの友情話
今までの話の繋ぎ合わせらしいので、ところどころ説明不足の感があり、ストーリーに違和感を感じる。
のび太はドラえもんが居なくなっても一人で頑張ろうと努力することによって、しずかちゃんと結婚出来るまでに成長出来たような流れかと思ったが
嘘つき器によってドラえもんは戻ってくる。
にしても、ドラえもんとのび太の友情と再会は良かったなと思った笑。
稚拙なストーリー展開だが、気にせず泣こうか笑
グロテスクだった
続編が公開されたので、シリーズ最初の作品を思い出してレビュー。
原作漫画にある感動系のお涙エピソードを繋いだ内容。
感情をオーバーアクションとセリフで説明する作り方は、子供むけに海外配給を狙うか、または中国など元々ドラえもんのアニメが浸透した国々に売るならば、そこそこ正解の作り方なのであろう。
でもフラットにドラえもんを知らない子供が観たらどうなのかに、クエスチョンマークが浮かぶ。
断片的なショートストーリーをつないだだけだから、ドラえもんとのび太の友情が培われ、心が繋がる描写がないのですよ。
作り手が『自分は知っているから』、もしくは日本公開だけで考えると「皆さん知ってますよね」と下駄を預け、その作中で基本描写を忘れちゃう(もしくは放棄しちゃう)のはいかがなものか?
ましてや原作やテレビアニメと違い、「セワシによって、嫌々ながらのび太を幸せにするように歴史改ざんを強制されるドラえもん」ってオリジナル設定で、本作はスタートするんですよ。
なのに、そのプログラムを超えた「友情の芽生え」の表現が一切ないのに突然、漫画単行本6巻(のび太がジャイアンと喧嘩して勝ったり、のび太が涙ながらに未来に帰るドラえもんを引き留める)のシーンをやられても……
なにより、ピクサーなどでなじみのあるぬるっとした3D表現だと、(背景や動きには驚きや面白さ・新鮮さはあったけれども)キャラが二次元の「特徴をデフォルメした記号」から、「生き物」的な印象が強化され、作品がもともと抱えている昔だから許された(そもそもデフォルメされた)暴力表現などが、リアルさを伴っていろいろグロテスクな部分が強調されてしまう。
特にのび太を幸せにしないかぎり未来に戻れない“成し遂げプログラム”=「電気による拷問」はドラえもんがかわいそうで、その残虐さでセワシがあまりにも嫌な奴になってしまった。
ジャイアンがのび太を殴るのも、喧嘩もそうだ。
セワシやジャイアンだけでなく、他のすべてのキャラにバックボーン・感情的絡み・深みがなく、のび太との関係性が希薄に思えてしまう。
借りてきたコマを動かしてるだけという印象がぬぐえない。
それらを総合的に見て、この作品は極めて気持ちが悪く、観ているうちに原作を冒涜している気がして、怒りで眩暈を覚えたレベルでありました。
あくまでも作品とマスコミのインタビューからの印象でしかないのですが、山崎氏はよくも悪くもプロフェッショナルで、周りからの意見に耳を傾け、プロデューサーの意見は最大限に取り入れて、納期とコストに合わせることにとても上手い監督さんだと思えます。
「物語を構成する重要な見せ場」すら、オーダーがあったり、コストに見合わないと切り捨てることに躊躇がない、とも言えたり。
「やりたいこと」や「やらなきゃいけないこと」が、明確に最後まで残っていればよい作品になると思うし、残ってないとダメになる。
裏を返すと、「現場プロデューサーの判断、実力がそのままフィルムに出る」方なのかと思います。
そんな視点で見ると、あくまでも個人的にはこんな評価かな(各人で異論はあると思う)。
・良い山崎貴
『ジュブナイル』『リターナー』
『friend もののけ島のナキ』
『アルキメデスの大戦』
・普通の(毒にも薬にもならぬ)山崎貴
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『永遠の0』
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
『ルパン三世 THE FIRST』
・悪い山崎貴
『ALWAYS』シリーズ
『Destiny 鎌倉ものがたり』
『Space Battleship ヤマト』
『STAND BY ME ドラえもん』
『海賊と呼ばれた男』
懐古厨だからかなぁ
キャラクターの表情が豊かにできるCGの強みを活かしたのはいいんだけど、ちょいとくどく感じたかなぁ…
個人的には声優さん含め初期のアニメーション時代の劇場版で育ってきた人間だから、どうしてもそっち寄りになってしまうかもしれない。
のび太がドラえもんを頼らずに成長しようとする新たな展開は面白かった。
のび太が嫌われるのを飲んだ時、しずかちゃんはよくあそこで助けに行け...
のび太が嫌われるのを飲んだ時、しずかちゃんはよくあそこで助けに行けたね。しずかちゃんて、女の子だけど、結構すごいなとドラえもん映画ではたびたび思う。
子供ののび太でも、青年のび太でも、のび太はのび太だから、やっぱり記憶が伝わるんだなと思った。でも、その発想を思いつくのはのび太だからだと思った。頭が良い人はまずまず思い付かないし、思ったところで願うわけがないからそこはのび太だなあ。
のび太はなんやかんや、やっぱりドジだと思ってばかり。でも、泣ける。
のび太は結婚前までドジふむなあ。結婚式の日時を間違えるなんて。そんなのび太とどうしてしずかちゃんは結婚するのかも、まあ不思議だけど。
しずかちゃんに道具を使って、本当のことを言わせた時、まさかあそこで「結婚したくない」と言い出すなんて‼️でも、しずかちゃんのお父さんはやっぱりしずかちゃんのお父さんだから、いい事言うよね。
ドラえもんが明日には未来へ帰ってしまうから、のび太はドラえもんが安心して未来へ帰れるようにすごく頑張っててそこがちょっと泣ける。
言ったことがうそになる。もうドラえもんは帰って来ないんだ、何も考えずにそうつぶやいたら、それがうそになってドラえもんが帰ってきた!まさに奇跡だ。
歌の時に流れていたアニメもおもしろかった。
泣けるベストストーリーズ
"STAND BY ME ドラえもん" シリーズ第1作。
"日曜洋画劇場特別企画" で2回目の鑑賞。
原作マンガは既読。
珠玉のベスト盤みたいな作品。まんまとドラ泣きさせられました。中でも、「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」のふたつがいちばん好きなエピソードです。
未来へ帰るドラえもんに心配を掛けまいとひとりでジャイアンに立ち向かうのび太に心揺さぶられ、ラストの奇跡に落涙しました。知っているのに涙腺が緩むのを止められない。
結論、いいものは何度観たっていい。
※修正(2024/05/21)
ここで名作作って欲しかった…!
久々にドラえもんを観ました。
子供の時は毎週観てたけど、いつから観なくなったかな。
20年くらい観てないかもしれないです。
まず、CGがとってもきれい!
ドラえもんの世界観そのまんまでCGになっていたことに驚きでした。
ストーリーは名場面そのまんま。
手を加えない方がいいとの判断だったんだろうと思います。余計なものが入らなくて満足はしたけど、大満足はしませんでした。
大人の私は懐かしく、自分の子供にも同じものを観せれる嬉しい気持ちでした。
のび太くんの恋が中心なので、ちょっとドキドキワクワクしながら観れました!
雪山のシーンは、違うピンチの方がリアリティがあってよかったなと思うので、そこはマイナス…。
でも、子供のび太が未来に行くことで、未来が変わったから大人のび太が助けれた。という設定はおもしろかったです。
記念作品だし、結婚式や新婚生活の新しいシーンも観たかったな…。結婚前夜や帰ってきたドラえもんに並ぶ名作を作れなかったのは、とても残念。
20年後の未来は、技術の発達が急速過ぎて驚きましたが、とってもかっこよかったです!!バイクを追いかける場面だったのでスリルもあって楽しめました。
子供には分からないけど、大人には意味が分かるちょっとしたしかけがあれば大満足でした。
泣きました。
思いっきり泣こうと思い、前から観たかったこの映画を観ました。
3Dなリアルなキャラクター達は、最初は違和感があるかもしれませんが、ストーリーに引き込まれて見慣れます。
ドラえもんがやってくるところから、ドラえもんが未来に帰っちゃう!まで90分に収めてしまうなんてすごいです。綺麗にまとまっていました。テンポよくいくので、いつの間にこうなったんだ!やぱぱぱっと事が進んでいくようには感じましたが、だれるところがなく最後まで見られます。
タケコプターのシーンが2回ありますが、あそこは映画館で3Dを意識しているんだな、という印象です。家でDVDで見ていたので迫力をそこまで感じられず残念でした。
結婚前夜のエピソードは昔のアニメ版も最近観たのですが、時間の都合か少し違っていました。しずかちゃんとお母さんが話すシーンや、大切なネックレスを貰うシーン、お父さんに駆け寄るところも、映画ではドラえもんの道具を使って本音を言っていましたが、アニメ版ではお父さんが咳き込んだのを聞いて部屋に戻っていたので、そこの辺りはそのままやって欲しかったです…!
もうひとつ、映画で描いて欲しかったのは河原で先生と会うシーンです。あの場面もとても好きなので、入っていて欲しかった…!
時間の都合ですよね、仕方ない!!
結婚前夜からうるっときはじめていましたが、ドラえもんがのび太くんの幸せを叶えて、タケコプターで飛ぶのび太くんを見ながら、のび太くんのダメなところを言っていくシーンで、ここがだめ、ここがだめって言いながら涙を落として、最終的に良いところをいっているドラえもんに号泣しました。そのあとは泣きっぱなしです。
大人になっても号泣しながら見てしまうドラえもんはやっぱり素晴らしいですね。
あらゆる「ドラえもん」をかき集めた映画
日本でも屈指の知名度を誇るドラえもん
のび太とドラえもんの出会いと別れ(?)までを描いているわけですが、観れば観るほど製作者はドラえもん好きなんだなぁと思えてきます。
私は漫画もTVアニメも劇場版も、作者の違うスピンオフまで読むくらいのドラえもんファンですが、そうした知識があればあるほど「あっ、これはあれだな」と気づくことが多いんです。
刷り込みたまごやウソ800、結婚前夜にしずちゃんがのび太と結婚するに至った情けない真相等のエピソードはもちろん、結婚式場のスケジュール表に星野スミレディナーショーや満月教会のコンサートが書かれていることに気づいたときは軽く感動しました。
各エピソードの中でも特に良かったのがのび太の結婚前夜で、大人になったのび太たちの飲み会やしずちゃんのパパの名台詞が大好きです。
しずちゃんのパパは原作でもアニメでもかなり影薄いんですが、それでも結婚前夜のあの一場面だけで強烈な印象を残しているんですからどれだけ良かったかわかります。
また、未来世界の描写も良いですね。
企業の広告が多いのもなんだかリアリティがあって楽しめました。
ただ、さすがにあれがのび太が大人になった時代というのは無理があるようにも思えます。
セワシ君のいる22世紀の描写といったほうがしっくりきますね。
ラストを飾るのはウソ800の話で、定番であると同時に色あせない名エピソードでした。
漫画でも本作以前のアニメでも観たのに、最後ののび太とドラえもんのやり取りにはホロッと来てしまいました。
時代や媒体を超えて変わらぬ良さを見せてくれるドラえもんは、本当に漫画史に輝く作品だと思います。
道具に頼ってキミの心を動かすのは嫌なんだよ
過去作からのより抜きドラえもん。調子に乗るのび太、道具をちゃんと使えないのび太、「のび太さんのエッチ!」「鼻でスパゲティ・・・」など有名どころが詰め込まれている。
ムシスカン、刷り込み卵、ウソ800は覚えていたけれどあとは結構覚えていなくて初めて観るような気持ちで楽しめました。
「道具に頼ってキミの心を動かすのは嫌なんだよ」は名言、イケメンはやっぱ違う。
奴隷もんプログラムをするセワシ君が鬼畜だと思ったけれど、作品として悪いところはなく、どの世代の誰が観ても楽しめて劇場版にふさわしい内容だと思いました。
泣けるエピソードのチョイスにドラ泣きというワード、ED曲まで含めて泣けるプログラム。
映像はキレイ。古きよき少年時代
ドラえもんの世界をコンピュータグラフィックスで3D表現しただけで、じゅうぶんすごいが、それが動き回り、「モンスターズインク」のようにキャラクターが生き生きと喋る。のび太も2Dアニメや原作よりもさらに可愛くなっている。ストーリーは、はじめのはじめからあり得べき終わりまで。やや、テンポは早く、ポケットのひみつ道具の紹介はあっさりと、主人公のび太の成長物語に主眼を置いている。未来と現在で、タケコプターで空を飛び回る構図はさすが。
しかしなぜセワシが4代前の先祖の少年時代にドラえもんを送り込んだのかについてはしっかり切り込んでいなかった。しずちゃんと結婚させるためというより、「のび太がドラえもんを発明する」という物語でなければ、のび太のところにだけドラちゃんがきた訳の説明がつかない。のび太とジャイ子の子孫がセワシならば、送り込んだ当のセワシは消えてしまうのではないかな。それともセワシと自称している男は本当はのび太の子孫ではないのか。ジャイ子との結婚写真はつくりものなのか。色々考えてしまう。
ドラえもんとは…
こころの教科書であるー‼︎
だがしかし、
やっぱり大山のぶ代さんの声で
育っているので
違和感が…‼︎
でもストーリーはそのままなので
普通に泣けます‼︎
しずかちゃんの父が
またまたたまんない ゚.+:。ヽ(´∀`)ノ゚.+:。
あーぁぁー、ドラちゃん
可愛かったなぁ…
ドラえもんの人気エピソードをいくつかまとめていますが、無理に泣かせ...
ドラえもんの人気エピソードをいくつかまとめていますが、無理に泣かせようとこねくり回した挙句とてつもなくあざとい物が出来上がった感じです。
ストーリーも説明不足でそれを補うような演出もないので、映画としての完成度は低くく「CGすごいでしょ」って終始語りかけるような印象だけを受けました。
まるでベストアルバムのような
「ドラえもん」の中でも人気の高いエピソードが矢継ぎ早に登場しながらストーリーが展開していく。
ドラえもんが初登場する『未来の国からはるばると』から始まり、ジャイアンと一騎打ちして「僕だけの力で勝たないと、ドラえもんが帰れないんだ」の名場面が登場する『さようならドラえもん』、そして『帰ってきたドラえもん』まで。その序盤から終盤を結ぶのは、のび太としずちゃんのLOVEエピソード『雪山のロマンス』『のび太の結婚前夜』など。
てんこ盛り過ぎて、正直お腹がいっぱいだ。音楽でベストアルバムを聞いているような満腹感と、それと同時に「これはこれで良いけど、やっぱ所詮はベスト盤」という違和感。
ここまであからさまに有名エピソードが並んでいると、「あ、次はあの台詞か」と身構えてしまい、それはそれで感動できるんだが、しかし残念ながら目新しい感動は何もない。
やり過ぎ感があるのは、例えば、最終的には『帰ってきたドラえもん』のエピソードで物語が終わるんだが、ここまでラストシーンまで予定調和で進められると、やっぱり「やり過ぎじゃね?」という印象は強くなる。子ども向けとはいえ、一つの作品として捉えるなら、ドラえもんが未来に帰るところで終わって余韻を残す方法もあったはずだが、本作は、そうした事よりも、ドラえもんの名場面をこれでもかと切り貼りしている。
「ドラえもん」の映画版といえば、やはり第一作の「のび太と恐竜」が今も印象に残る。当時、小さなエピソードを長編アニメとして成り立たせたことに、素直に感動した。そういう感動は、本作では全くなかった。そこは大いに物足りない。
さて、3Dアニメについては、まぁ及第点という感じではないだろうか? 日本でもハリウッド並みの3Dアニメは十分に可能である事を、八木竜一と山崎貴の両監督は、ちゃんと示せていた。
カメラワークや構図を含めて、しっかりディズニーを含めたハリウッドアニメを意識した作りになっており、そこは好感。
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