STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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大人のドラえもん
初めての3D
ドラ泣きしてきました♪
どんな時代であっても
僕が漫画ドラえもんに出会ったのは、まだ漫画を読んだこともない、漫画がなんなのかさえ知らなかった幼稚園児の頃だった。母の知人の家を訪ねたとき、その家の小学生のお兄ちゃんが僕に読ませてくれたドラえもんの第9巻。驚くほど面白かった。すぐに虜になった。あの時の衝撃は今でも忘れられない。
あれから50年余り。アニメが放送され、ドラえもんは国民的、あるいは世界的に世代を超えた存在になっていったのだけど、僕の心の中に染みついているドラえもんは(というか思うに、この漫画はのび太の物語なのだけど)普遍的な人間としての倫理観とはなんなのかということを、事あるごとに教えてくれる。
遅ればせながら配信でみた本作は、とりわけドラえもんの話の中でも感動的なものを抽出してうまく話を繋げている、いわば、幕の内弁当みたいなものなのだけど、やはり涙が止まらない。もう何度も読み返し、何度も観た話なのに。
誰もが認めるすごい人と比較すると、僕は、あるいは、市井に生きる多くの人が、のび太のようにこれといって優れたところのない人間なのだと思う。だけど、人間にとって大切なことは、のび太のような他人を思いやる優しさや、勇気を持ち合わせているかどうかということであることを本作は教えてくれる。
強い者に惹かれる人が多い時代だけど、どんな時代が訪れようと、本当に大切なこと、人としての普遍的な倫理観は変わることはない。僕は自分がのび太でありたいと思うし、それで良いのだとこの作品は教えてくれている気がする。
やっぱり泣いた、名作エピソードてんこ盛り
やっぱり泣いた。名作エピソードてんこ盛り。面白かったポイントは3つある。
1つめは、帰ってきたドラえもんで感動したこと。
ボロボロの姿でジャイアンに立ち向かう姿は、分かっちゃいたけど泣ける。たしか原作だとジャイアンが真夜中に寝ぼけてた気がする。時間を変えたのかな。夕焼けの方が決闘の雰囲気にピッタリで良かった。「まだやれる...」と言いながらジャイアンにしがみつくのび太は、涙無しには観れない。それを見守るドラえもんの涙にももらい泣き。
小さい頃に初めて観たとき、泣いた大好きなエピソード。10年以上経った今でも、まったく色褪せてなかった。定期的に観たくなる。
2つめは、結婚前夜で感動したこと。
結婚したことないのに、しずかとしすが父のやり取りが泣ける。ダメ男のび太を否定しない父の姿に心を打たれた。もし結婚するなら相手の父がしすが父みたいな人であることを願う。
結婚って、出来杉みたいな完璧人間より、のび太みたいに「私が居なきゃ心配」と思わせるくらいのマヌケさがあった方が上手くいくんかねぇ。
3つめは、3Dで活き活き動くキャラを観れること。
3Dドラえもんは初めて観たけど全く違和感なかった。むしろ、表情や動きのある秘密道具は3Dの方が臨場感がある。
タケコプターで飛ぶの気持ちよさそう。雪山の吹雪は3Dでより脅威が伝わってきて、絶体絶命のピンチを演出していた。決闘のび太のあざも3Dでリアルになったので、ボロボロ感が出て感動に繋がった。
元のエピソードが良いので、今作だけでの評価が難しい。ストーリーが面白いのは分かってるし。ただ3Dが良かったので評価は高めとする。スタンドバイミー2も観たい。
幸せになるのは難しい
U-NEXTで久々に鑑賞。
自身の小学生時代が蘇るぐらい懐かしくなりました。
複数の原作エピソードが一つにまとまっており、2人の絆に焦点が当てられていました。望んでもいないお世話を任されたドラえもん、失敗続きで思い通りにうまくいかないのび太。そんな2人が様々な困難に直面しながらも、ひみつ道具を駆使して小さな成功体験を積み重ねながら成長していきます。ここから、幸せを目指すのがどれだけ難しいのか痛感しました。
個人的には、春の映画シリーズではあまり目立っていないセワシと出来杉がキーパーソンとして機能していたのがよかったです。
子供は勿論ですが、ドラえもんを見て育った大人にも観てほしい作品です。ところで、今年で公開から10年が経っていることに驚きました。時の流れは早いもんですね………
泣けます
3Dのドラえもんはリアルで、アニメで観るよりドラえもんを現実的に感...
とってもコンパクトなドラえもん!
初の3DCG化の作品らしい、始まりから皆の大好きな話を詰め込んだサービス作品とでもいうのでしょうか。とてもコンパクトにまとまってて、どれだけ見つけられるか、隠し要素も沢山ありげな楽しい作品でした。星野スミレさんは永久に不滅です!
あ、道具を出すときのファンファーレはどうした! あと、ネズミ要素は? 地球破壊爆弾は? ドラミちゃんが出ないなんて納得できない! なんちって。
ドラえもんでしょ?
タイムマシン
あらゆる「ドラえもん」をかき集めた映画
日本でも屈指の知名度を誇るドラえもん
のび太とドラえもんの出会いと別れ(?)までを描いているわけですが、観れば観るほど製作者はドラえもん好きなんだなぁと思えてきます。
私は漫画もTVアニメも劇場版も、作者の違うスピンオフまで読むくらいのドラえもんファンですが、そうした知識があればあるほど「あっ、これはあれだな」と気づくことが多いんです。
刷り込みたまごやウソ800、結婚前夜にしずちゃんがのび太と結婚するに至った情けない真相等のエピソードはもちろん、結婚式場のスケジュール表に星野スミレディナーショーや満月教会のコンサートが書かれていることに気づいたときは軽く感動しました。
各エピソードの中でも特に良かったのがのび太の結婚前夜で、大人になったのび太たちの飲み会やしずちゃんのパパの名台詞が大好きです。
しずちゃんのパパは原作でもアニメでもかなり影薄いんですが、それでも結婚前夜のあの一場面だけで強烈な印象を残しているんですからどれだけ良かったかわかります。
また、未来世界の描写も良いですね。
企業の広告が多いのもなんだかリアリティがあって楽しめました。
ただ、さすがにあれがのび太が大人になった時代というのは無理があるようにも思えます。
セワシ君のいる22世紀の描写といったほうがしっくりきますね。
ラストを飾るのはウソ800の話で、定番であると同時に色あせない名エピソードでした。
漫画でも本作以前のアニメでも観たのに、最後ののび太とドラえもんのやり取りにはホロッと来てしまいました。
時代や媒体を超えて変わらぬ良さを見せてくれるドラえもんは、本当に漫画史に輝く作品だと思います。
ハッピーエンド
意外と感動( ; _ ; )
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