「スタンド・バイ・ミー」STAND BY ME ドラえもん ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)
スタンド・バイ・ミー
映画を観て誰もがのび太はのび太だなーと思う。けれど、現実的に考えて、もしドラえもんがそばにいたら誰もがのび太みたいになってしまうと思う。たぶん宝くじで3億当選したような感じかな。それなのにのび太はささやかで身近ななドラだのみしかしないのは、のび太の愛すべき人間性を表していると思う。そう、案外のび太は欲がないのだ。のび太はなんでもドラだのみでだらしないようだけれど、ドラえもんという力に依存してない強さを持たせてるのは藤子F不二夫先生の愛だと思う。
そういうことがわかるようになって、この映画をみると、のび太の純粋さがすごく愛おしく尊いものだと感じて不本意にも泣けてしまった。
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