映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんのレビュー・感想・評価
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おやじたちが痛々しい
主婦どそのガキに公園からも追い立てられるお父さんたちの姿が痛々しく、実際にありそうなので観ているこちらも息苦しい気持ちになった。
中年男性の寄る辺なさと、その反動として急進保守的な運動が盛り上がる様子は正確に世相を捉えていると思った。
ラストの巨大ロボバトルは遊び心満載で楽しかった。
ひろしがすごくかっこよかった頼り甲斐があった。 今回しんちゃんは脇...
ひろしがすごくかっこよかった頼り甲斐があった。
今回しんちゃんは脇役でひろしが主役という珍しい構図だったな。
まあ過去の作品なんて全く知らないけど。
ロボとうちゃん切ないなぁ。
思考は全く本人と同じわけだから、自分の家族を別の自分にとられるというどうすればいいのか分からない事とかやり切れないだろう。
自分が壊れていく時も、最愛の家族と突然の別れだし。
ロボットなっても頑張るひろし素敵やん。感動した。
現代社会へのアンチテーゼも良かったな。
確かになんで嫁ってあんな偉そうなやつばっかなの。
食わせてもらってるくせに偉そうな嫁とかほんとクズ。
家父長制復興クーデターのお話
古き良き時代に戻りたいというのはオトナ帝国に通じるが「男が横柄で妻は三つ指ついて慎ましやか」というより限定的な部分への回帰を目指すのが今回の悪役。
「そんな回帰はくだらないよ、みんな偉そうにせず譲り合って男女平等しよう」と最終的にはなるものの、その過程の「やたら悪どく男を迫害する妻たち」「逆襲して女を支配下に置こうとする夫たち」の図はしんちゃんで見るにはちょっと不快。みさえもいいところがなく、優柔不断でネガティブ思考で、夫がロボになったらまあそうもなるだろうがフォローもない。ジェンダーっぽいこと扱いつつ製作者側がそこらへんの価値観けっこう偏ってるように感じた。
ロボに変わってしまったひろしと家族たちの葛藤とドタバタの物語でホロリと悲しい、みたいなのを想像してたのがロボ部分以外がなんかなー
ちちゆれ!ちちゆれ!
近年のしんちゃん映画はハズレが多い…
ドラえもんが無理だったので今度はクレしんで感動を。 駄目でした。も...
普通にSFだった!!
中島かずき脚本でテンポが良いです。機械の体に変えられて元には戻れないと、悲痛な気持ちを感じつつ活躍を観ていると、後半コピーだったと分かり偽物呼ばわりされます。自分の記憶と意思を持ったコピーは自分と呼べるのだろうかという小林泰三的なテーマを孕んでいます。また、コピーは最後まで愛情いっぱいな人物として描かれますが、ひろし本人はコピーに対して紛れもなく自分自身なのに少しの愛着もなく、最後まで労りや同情もなく冷たすぎるので、とても辛いです。胸くそ悪さを観客に投げ掛けて終わります。序盤の劇中ロボットアニメは特に解決への伏線にはなってないと思うので、少し長く感じました。「父ゆれ同盟」のポーズはオッサンが集団でやっても仕方なくて笑えました。
笑いも構成も計算されててるし見所十分
ギャグはつまらないけれど。
クレヨンしんちゃんならではの笑いと、
クレヨンしんちゃんならではの感動。
子供が笑って、大人が泣く。
これってすごいと思う。
野原一家だから描ける家族の絆。
でも今回はちょっと大人向け。
ある日エステに行ったひろしが、ロボットになって帰ってくる。ロボとーちゃんに喜ぶしんのすけと、ロボットである夫を受け入れることができずに戸惑うみさえ。
そしてはじまる父親革命で野原家も街も崩壊寸前に。
ロボとーちゃんが子供達を助けるシーンで号泣。
まさかこんな序盤で泣かされるなんて…。
無垢で、勇気あるしんちゃんの「とーちゃん愛」にも泣かされる。
「ごちそうさま!!!!」のかっこよさと言ったら…
ラストの父親対決が最高過ぎる。
ああかっこよすぎるよ、「ひろし」…
これは本当におすすめ。
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