映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんのレビュー・感想・評価
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家族がロボットに☆シビアさと面白さが絶妙なクレしんアニメ映画
~ポケモントレーナーみゆきは、92点の経験値をもらった!~
2014年に公開されたクレヨンしんちゃん劇場版第22作。
ある日、野原ひろしがロボットになって家に戻ってきたところから始まります。
ロボ大好きなしんちゃんはひろしの変化に抵抗感なく喜ぶものの、旦那がいきなり口ボ化したと言われても恐怖しかないみさえ。
ひろしのロボ化の裏に隠された策略も現代社会を上手く描いています。
また、話の終盤では思ってもみなかった状態になります。
どちらを選択するのかは本当に心苦しいかもしれません。
果たして人格のあるロボットの結末はどうなるのか。
AIの発達でロボットがヒトのような振る舞いをするのももう近い未来です。
その現実をクレヨンしんちゃんが面白くもシビアに描いています。
なかなか考えさせられる作品なので、ぜひ観てみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
メタモン
どっちがどっち?自分がロボットだったらどんな結末を選びますか。
おやじたちが痛々しい
主婦どそのガキに公園からも追い立てられるお父さんたちの姿が痛々しく、実際にありそうなので観ているこちらも息苦しい気持ちになった。
中年男性の寄る辺なさと、その反動として急進保守的な運動が盛り上がる様子は正確に世相を捉えていると思った。
ラストの巨大ロボバトルは遊び心満載で楽しかった。
ひろしがすごくかっこよかった頼り甲斐があった。 今回しんちゃんは脇...
ひろしがすごくかっこよかった頼り甲斐があった。
今回しんちゃんは脇役でひろしが主役という珍しい構図だったな。
まあ過去の作品なんて全く知らないけど。
ロボとうちゃん切ないなぁ。
思考は全く本人と同じわけだから、自分の家族を別の自分にとられるというどうすればいいのか分からない事とかやり切れないだろう。
自分が壊れていく時も、最愛の家族と突然の別れだし。
ロボットなっても頑張るひろし素敵やん。感動した。
現代社会へのアンチテーゼも良かったな。
確かになんで嫁ってあんな偉そうなやつばっかなの。
食わせてもらってるくせに偉そうな嫁とかほんとクズ。
家父長制復興クーデターのお話
古き良き時代に戻りたいというのはオトナ帝国に通じるが「男が横柄で妻は三つ指ついて慎ましやか」というより限定的な部分への回帰を目指すのが今回の悪役。
「そんな回帰はくだらないよ、みんな偉そうにせず譲り合って男女平等しよう」と最終的にはなるものの、その過程の「やたら悪どく男を迫害する妻たち」「逆襲して女を支配下に置こうとする夫たち」の図はしんちゃんで見るにはちょっと不快。みさえもいいところがなく、優柔不断でネガティブ思考で、夫がロボになったらまあそうもなるだろうがフォローもない。ジェンダーっぽいこと扱いつつ製作者側がそこらへんの価値観けっこう偏ってるように感じた。
ロボに変わってしまったひろしと家族たちの葛藤とドタバタの物語でホロリと悲しい、みたいなのを想像してたのがロボ部分以外がなんかなー
ちちゆれ!ちちゆれ!
今年4歳になる娘と観賞。ちちゆれ同盟登場シーンはさすがに父親として大丈夫かなぁなんて心配したけど、娘は面白かったようで安心した。クレしんは下品で、下らなくて、ヒロシはどうしようもなく情けなくて、正に俺の好きだったクレしんの世界。ロボとーちゃんが切なかったなあ。そう、少し切なさがあるのもクレしんの好きなところ。次は女性受けするように、みさえの活躍する物語をやって欲しいな。
近年のしんちゃん映画はハズレが多い…
最近のしんちゃんは大人帝国やアッパレに比べると大分質が落ちた…とがっくりされる方が多いかもしれませんがロボとーちゃんはまた名作が生まれたなと思えた作品でした。
今回は笑いもあれば感動もあり、大人でも泣ける事間違いなしです!
ネタばれとなるので詳しくは書けませんが中盤から「え?まさか!?」と言う流れになり驚きました、最近ではシリアスなシーンはない、しんちゃん映画ですが今回はズッシリ入れてきたなぁ…と。
最後のシーンでは映画ポスターにもなったあのシーンがあり感動です…間違いなく最近の映画の中では名作に入る事、間違いなしです!
某ビームのシーンでは爆笑の連続で大変でした…。
ドラえもんが無理だったので今度はクレしんで感動を。 駄目でした。も...
ドラえもんが無理だったので今度はクレしんで感動を。
駄目でした。もう子どもの純真さを失ってしまったのか…
父ちゃんがロボットって設定についていけず。ただコロッケ、五木ひろしには不覚にも笑ってしまいました。
普段のクレヨンしんちゃんは大好きなのですが、映画版はどうにも…
この作品、評価高いですよね。これ以上何を見ればいいのだろう?
普通にSFだった!!
中島かずき脚本でテンポが良いです。機械の体に変えられて元には戻れないと、悲痛な気持ちを感じつつ活躍を観ていると、後半コピーだったと分かり偽物呼ばわりされます。自分の記憶と意思を持ったコピーは自分と呼べるのだろうかという小林泰三的なテーマを孕んでいます。また、コピーは最後まで愛情いっぱいな人物として描かれますが、ひろし本人はコピーに対して紛れもなく自分自身なのに少しの愛着もなく、最後まで労りや同情もなく冷たすぎるので、とても辛いです。胸くそ悪さを観客に投げ掛けて終わります。序盤の劇中ロボットアニメは特に解決への伏線にはなってないと思うので、少し長く感じました。「父ゆれ同盟」のポーズはオッサンが集団でやっても仕方なくて笑えました。
笑いも構成も計算されててるし見所十分
迫力ある爆発や、バリエーション豊かな動きがなかなか良かったです。
笑いの間やたたみ掛け方も上手で、特に「こぶしウェーブ」が好きです。
ロボから見た視点での映像が、最初はみんなから怖がられていたのが、最後は家族から寂しがられるという対比をなしていている等、作品全体の計算がしっかりなされていました。
頑張ってるしんちゃんや、父親としての(あるいは人間としての)2つの側面とどう向き合えばいいのかまで、見所がたくさんあって楽しめました。
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