「意外と重い内容」映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 優勢さんの映画レビュー(感想・評価)
意外と重い内容
子供向け映画というところもあり、要所要所に笑えるピースを仕込ませているためとても見やすくなっているが、テーマとしては非常に重たい作品。
ある日突然自分の体が機械に変わって、目の前にいる生身の自分に「お前は偽物だ」と言われ、家族からもそう思われてしまう。考えただけでも恐ろしい。
機械の体ではあるものの、それはヒロシが生まれてから今まで刻んできた経験や思い出を持ったヒロシそのものであり、まさにヒロシが二人いる状態でストーリーが進んでいく。
予想されるラストは、分かっていても泣いてしまう。
ラストを盛り上げるための伏線も秀逸。
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