「私は、クレしん映画の中で上位に入るくらい好き(27歳」映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん negi kamoさんの映画レビュー(感想・評価)
私は、クレしん映画の中で上位に入るくらい好き(27歳
しんちゃんが、ピーマンを食べたところで泣いた。
なんで、泣いたか不思議がる人も 多いかもだけど。
子供(5才)が、自分の苦手なもの、普段絶対食べないものを 食べるって とても凄いことだと思いません?
大人なら、大人の考え方が構築されてるので
苦手なものを無理して食べれるかもしれないし 食べないという選択肢も選ぶこともできる。
でも、5才児が自分で考えて 絶対嫌なものを食べる。
これって、成長と思いません?
私は その成長に涙しました。
しんちゃんの前では、父ちゃんもロボとーちゃんも違いがありません。
ロボとーちゃんを助けたい一心で、5歳児はピーマンを食べたのです。
第2に、最後の腕相撲で泣きました。
ここも人によっては 展開がベタベタで胃もたれする人もいたかもしれません。
では、私がどこでなぜ泣いたのか。
それは、ロボとーちゃんの死です。
ロボとーちゃんは たとえロボでも、
そこに記憶があり 感情があり、愛がありました。
たとえ、コピーされた偽物の記憶だとしても、
ロボとーちゃんは 自分の記憶が本物と信じて疑わなかったはずです。
それ故に、あそこでロボとーちゃんが死ぬということは
何を意味するのか、それは、
「もう、しんのすけの成長、ひまわりの将来を見れないこと」にあります。
親は何より 子供の成長が楽しみなものです。
ヒロシなら 普段の家族思いなところを見ると
尚更でしょう。
単なるロボットの死と見れば、なんとも思わないかもしれませんが、
実の父親の死と見れば どうでしょうか?
家庭環境は人それぞれなので、自分に当てはめると何万通りの解釈ができるかもしれませんが、
私は 実の父親が 死ぬなんて悲しすぎますし、
実子が まだ小さいのに自分が死ぬのも悲しすぎます。
そう考えると涙がとまりませんでした。