「普通にSFだった!!」映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 𝔄𝔫𝔤𝔢𝔩𝔬さんの映画レビュー(感想・評価)
普通にSFだった!!
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中島かずき脚本でテンポが良いです。機械の体に変えられて元には戻れないと、悲痛な気持ちを感じつつ活躍を観ていると、後半コピーだったと分かり偽物呼ばわりされます。自分の記憶と意思を持ったコピーは自分と呼べるのだろうかという小林泰三的なテーマを孕んでいます。また、コピーは最後まで愛情いっぱいな人物として描かれますが、ひろし本人はコピーに対して紛れもなく自分自身なのに少しの愛着もなく、最後まで労りや同情もなく冷たすぎるので、とても辛いです。胸くそ悪さを観客に投げ掛けて終わります。序盤の劇中ロボットアニメは特に解決への伏線にはなってないと思うので、少し長く感じました。「父ゆれ同盟」のポーズはオッサンが集団でやっても仕方なくて笑えました。
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