「チャールズの願った未来」X-MEN:フューチャー&パスト かつさんの映画レビュー(感想・評価)
チャールズの願った未来
旧シリーズの4作目、新シリーズの2作目の位置付け的な作品でした。2つのシリーズをクロスオーバーした作品はなかなか斬新で良かったです。シリーズスタートからのチャールズの宿願であった人間とミュータントとの共存がこういう形で実現できたのは、1からシリーズを見ている者としてはやっぱり感慨深いですね。
冒頭からミュータントとセンチネルのバトル。迫力があって良かったんですけど、若干ファンタスティック・フォー感が強かったですね。ブリンクの能力はおもしろいですね。クイックシルバーの戦い方がユニークで見ていて楽しかったので、もっと出番があったらよかったです。そして、キティちゃん、ファイナルエディションから能力変わりました?すり抜ける能力だけだったのに、バージョンアップしてる。ストームは作品が進む度に髪の毛短くなりますね。個人的に、最初の長銀髪が魅力的だったので、ちょい残念です。
JFK暗殺は、エリックの関与があったという歴史へのミュータントの関与も新シリーズ恒例で好きです。
上のキティの能力のこともそうだけど、疑問と感じることがいくつか。。
・73年でミスティークが捉えられたけど、旧シリーズのスタート時には、マグニートーとミスティークはコンビだった。73年からシリーズ1作目までがうまく繋がらない。ミスティークは遺伝子情報を取られたのは知ってるはずなのに、旧シリーズではセンチネルのセの字も出てこなかったし。。
・ローガンの意識が現代に戻ったとき、新しい歴史の昨日までの記憶がなくなってたのはなぜなのか?昨日まで、新しい歴史を生きていたローガンはどうなったのか。。
最後に。新しい歴史に変わったことで、旧シリーズの物語が存在しない話になってしまったのは、ちょっと残念ですね。。