劇場公開日 2014年4月12日

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アクト・オブ・キリングのレビュー・感想・評価

全60件中、1~20件目を表示

3.0悪は作れる

2024年3月7日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

それでもお前は生きている。 狂乱の中で見る死と平和の中で見る死の実感には隔たりがあるんだろうな… 「殺すしかないと私の"良心"が命令した」という発言が心に引っかかる 幕間に挿入されるダンスは何を表してるのだろうか?

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赤の他人

5.0あなたは人を殺せますか

2023年7月1日
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自分のほっぺたをつねってみてください。 自分の手の甲をつねってみてください。 強くつねると痛いですか? もう一度聞きます。 あなたはこの皮膚の痛みを知ってもなお、人を殺せますか

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ミスター

3.0作りは安いのに中身はどぎつい。

2023年2月9日
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Keita

4.0根っ子から腐っている

2022年7月11日
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虐殺に関わった人間が政治家や地元の有力者となり、今も真実と向き合うことをしない。国営放送が殺人をあのように取り上げるとは驚きだ。カメラが回っているところで平気で市民から金を巻き上げるプレマン。自由の意味を完全に履き違えているのに、恐ろしさからフレンドリーな笑顔をつくるしかない弱者たちが痛々しく映る。 米国も日本も当時虐殺の事実を黙認した。この映画をみると、内側から虐殺を止める難しさと、国際社会の目がいかに重要かがわかる。 終盤リーダー格の老人が後悔や罪悪感を垣間見せるが、撮影が進むにつれ、客観的にどう見られるか意識したもののように思えてならない。

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雪

5.0罪悪のドキュメンタリー

2022年2月23日
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目の前で起きる展開に疑念を抱いてしまう人の心理は何よりも自分自身の罪悪という重みに耐えられないことの現れであり、大衆は誰しもがこの感情から逃げているのかもしれない。

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fmovie2

5.0人類の発展のために、後世に残すべき、意義のある記録映画

2021年11月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

人の複雑さが際立つ映画ー殺すという行為への考察 映像表現でまとめた論文。 虐殺を再現した状況を怖がって泣き叫ぶ子どもらを気遣う人物と、 1,000人殺したと自慢するだけでなく、 監督が「子どもには残酷すぎます」と止めるのを気にも留めずに、幼い孫に自分がやった拷問の場面を笑いながら見せる人物とが同じ人だなんて…。 どうして人が人を殺せるのか。そのことを殺した側はどう思うのか。 そのことに拘った映画のように感じた。 監督はインタビューの度に食い下がる。  「どうして?」  「あなたはその時どう思ったのか」  「今、どう思っているのか」 サイコドラマ、ロールレタリング、エンプティチェア…心理療法の技法。  被害者の立場を演じることで被害者の気持ちに気づいて、自分の罪を振り返るという効果を狙って、ロールレタリングは矯正施設でも取り入れられている。 監督がこれらの心理療法を知っていて、こういう映画にしたのかはわからないけど、アンワル氏にとってはそういう結果になっている。  アンワル氏の最後の、おもわずやってしまったことって、自分の意識が受け入れられない自分を知ってしまった時に良く出てくる身体反応。  自分の罪に向き合うことってこういうことなんだ。  この後、アンワル氏が自殺しないか心配になってしまった。 残酷な場面が出てくるのかと怖々観た映画。 グロい場面はフィクションの方がグロい。けれど実話の再現と思うと…。 尤も怖かったのは、アンワル氏が自分の孫に自分がやった拷問シーンや自分が殺される場面を喜々として見せようとしたこと。で、途中まで孫が笑っていたこと。  「殺し方は映画を参考にした」と言っていたけど、自分のやっていることも映画のヒーロー気分だったんだろうな。こうやって感覚がマヒしていくんだろうな。  社会の悪(共産党員)をやっつける。  それがやがて、力(暴力)で相手を傷つけることが面白くなって、濡れ衣を着せてまでという証言までも出てくる。  ー自粛ポリスやSNSでの批判・いじめ・パワハラ・モラハラ・セクハラ・DV・虐待・リンチと同じ。 アンワル氏ではない殺戮者が家族とウィンドーショッピングしている姿が何度も出てくるけど、家族は彼のやったことを知っているのだろうか?実際には手を汚していないけど、その行為による報酬で享楽している人々。実行していないからその罪は彼に押し付けることができる。でも得られる部分はしっかりと貰う。怖いな。 アンワル氏の行為を讃え、より”殺し”へと煽った人々は、今回はフォーカスされない。 唯一の笑いどころが、デラックス・マツコさん似のヘルマン氏の女装。  プレマンのリーダーでファシスト(殺人も実行)の彼がよくその役受け入れたなあ。アンワル氏の命令だから?  演技もそれなりに見られたし、本当に素人?と思っちゃう演技だったので、今ひとつドキュメント感に?がついちゃうのが惜しい。 私も、これをドキュメントと思わないことで否認しているのか? 「殺しと言う行為」  意義・意味を持たせることで罪悪感をなくせる。  意義・意味があればなんでも許されるともとれる。  でも、だんだん歯止めが利かなくなり、意義・意味があることにして行われる行為。  享楽として…。 色々な人の、そして彼らを許容している社会の闇について考えさせられる。

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とみいじょん

4.5知っておくべき事実

2020年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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yone

5.0歴史に残る作品

2020年4月9日
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鑑賞方法:VOD

加害者側の声を記録として残したという意味ですごい作品。 虐殺がいかにして起こるかについての示唆がある。 虐殺を命令したはずの権力側の人物たちが、こんなことをしているとは知らなかった、こんなひどいのは真実じゃないと、自分はこんなことは命じていないと言い訳するのに対し、知らないのはおかしい、これが命じられたことだから映像として残してもなんら問題ないと思う実行者たちとのちぐはぐさを、映像として残したのがすごい。

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むぎゅ

4.0おぞましい映画。

2020年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

おぞましい映画。インドネシアの歴史に疎いこともあり信じられないことが沢山あったが、何よりも不思議なのは何故この出演者達はこんな映画を作ること(とそれに出演すること)に同意したのだろうか、ということである。満員札止めだった。

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Yohi

3.5とんでもなくシュール笑

2020年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

まず真面目な感想を抜きに印象を言うと、とんでもなくシュール笑 日本人視点で見ると、非現実、絵空事、な登場人物たちである。 まあ、日本の戦前くらい?か、いや、ほんと感想言うと、差別発言連発になりそうなのでやめとく。。 人にとっていかに教育が大事か。 ときどき挿入されるなんでもない雑然とした町の風景が哀しくも美しい。

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okaoka0820

5.0映画夢心地レビュー

2019年4月13日
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知的

素晴らしい作品の完成度。深く心を奪われ圧倒され胸が張り裂ける今の時代に存在すべき重要な作品。感情を力いっぱい揺さぶられる。抵抗できない力強さ。忘れがたい!人は望む人生を送れるわけではない、夕食を食べる店や洋服を選んだり、学校や会社を選んだり、できるのはその程度だ。誰と出会うか、なにが起こるのか、人は悲しいぐらい選べない。こんなにも選べない中で、すこしも望んでいなかった試練と対峙することもある。すごい映画を観たという感動がこみあげてくる。今、観るべき傑作! openload ★4 dailymotion ★5 videoeyny ★5

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monogatarukame

3.5興味深いけど観るのはつらい。

2018年10月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

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スベスベマンジュウガニ

3.5麻痺

2018年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

期待していたような内容じゃなかったけど、そういう考え方自体の罪深さを反省させられました。

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いっちゃん

5.0これはすごい。なんてこった…

2018年3月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

これはすごい。なんてこった…

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まるぼに

法で裁かれるよりも苦しい罰

2018年3月10日
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GreenT

3.5罪と罰

2017年7月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

1960年代のインドネシアで起きた独裁政権による大虐殺。 それも恐ろしいが、もっと恐ろしいのは、関与した者たちが何も罰せられず、お天道様の下をノウノウと歩いている事だ。 日本で言うならば、殺人も平気で行う凶悪ヤクザ一味が政治のトップに居るようなもの。 映画は、彼ら主演で当時の再現映画を撮るという名目で密着しているのだが… 彼らには罪の意識は微塵も無い。 それ所か、自分たちを英雄と思い、虐殺も英雄行為。 誇らしげに語る姿を見よ! 醜悪極まりない。 再現演技は愚の骨頂。 どんな理由であれ…と言うより、殺人は必ず罰せられなければならない。大虐殺など問答無用。 ラストの“吐き気”は、多少でも罪の意識を感じたなど擁護出来るもんじゃない。 罪に押し潰され、苦しめ。

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近大

3.5カストロやゲバラのように・・・

2017年4月25日
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悲しい

怖い

古今東西、このような暴政者、悪政者は数多くいた。 カストロやゲバラのように血の粛清を繰返したにもかかわらず、 英雄のまま伝説として残るのは稀で、基本的には必ずツケがまわってくる。 本人自体に?子孫に?国家に?歴史に? この出演者達も同じだ。 時代場所に拘らず、人間は誰でもこうなる可能性があるということ。 (道徳、教養、常識、愛情なんて無力だ!) 10年ほど前にも、テーマは似ているドキュメンタリー作品があった。 『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち 』 虐殺のアクトを演じさせるのは同じ手法。 こちらの虐殺者は10代の子供たちなので陰鬱度は高い。 この手の作品を命がけで製作した方々には、ホントに頭が下がります。 自分も含めて、傍観者や観察者、学問として捉えたい輩、 単に奇人変人や悲惨な出来事を欲する観客に向けて、 この殺害行為に対して、どういうアクトをするか? Act of killing [この殺害行為に対して、あるいは身の回りで起きている事に、どんなアクトをしてますか?] と、勝手に副題をつけてやった・・・・ら吐き気がしてき・た・・オエッ!

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蛇足軒瞬平太

4.0知らなかった史実

2016年6月17日
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インドネシアが大量虐殺してたなんて 全く知らなかった、無知すぎた バリ旅行を楽しんだり テクノ的なエスニック音楽聴いたり してたのに、赤狩りには全く知識なく。 当時の日本も当然知っていたはずで 黙認してたのだろう

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伊助

4.0正義面した映画製作者と観客が一番怖かった

2016年3月26日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

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doronjo

5.0これはすごい。なんてこった…

2015年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

これはすごい。なんてこった…

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まるこ