それでも夜は明けるのレビュー・感想・評価
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ブラピやめて・・・
ある日突然誘拐され、奴隷として過酷な労働を強いられる事となった主人公・ソロモン。
主人にどんなに虐げられても決して希望を捨てず、家族への再会を夢見て心を塞ぐ事なく生きる。
贅沢な暮しをしているにも関わらず満たされず、
怒りを周囲にぶちまけて強制をする事しかできない主人と、その奴隷の生活がジットリと描かれている。
ソロモン以外の奴隷の無気力さが印象的であった。
また、マイケル・ファスベンダー演じる主人は、
あんなに贅沢な生活をしているのに何故ああも常に苛立ちを覚えているのか。
お金・自由・尊厳・家族。人間が満たされた生活を送るには、何が必要なんだろう…とも考えさせられる。
1つ思った事。この映画の雰囲気から、ブラピが著しく浮いている。
というより、何故ブラピを起用する必要が…??
彼が出てきて全てが好転するラストシーン、完全にブラピに奪われている感が否めなくて、
ぇ~~~~オイシイトコだけ持ってっちゃうの、アナタ…と。
他にもっと、この映画に味を出せる俳優がいたでしょうに、と思ってしまうわけで。そこだけ残念。
奴隷の日々をじっくり描く
普通の生活を送っていた主人公(黒人)が奴隷商人に拉致されて…という話。
主人公が何かをやり遂げるといった話ではなく、
奴隷制度に翻弄される黒人と、いかにもな白人雇い主の日々を描いている。
ともあれ、地味な俳優ばかり、悪人ばかりの流れを無視して、
唐突に現れて正論を振りかざすイケメン白人…は蛇足だった。
つまりブラピが浮いている。
人間の残酷さ
人間とは あんなにも 残酷になれるのかと
恐ろしさを感じました
黒人を道具として扱い 気に入らないと殺してしまうと言うことが
平気でまかり通っていた時代があったとは
人間の本性の恐ろしさが 黒人奴隷という制度の中で
にょきにょきと 表に出ている様は 観ていて恐ろしかった
奴隷という言葉の重さ
人を肌の色だけで差別した地球の悪しき歴史。
どうしてこれほどまでに愚かなことが通用してしまっていたのだろうか。
奴隷のように… といった言葉を簡単に口にしてしまう人が多いと感じるが、重い言葉であることを認識するべきだと思う。
12years a slave
内容は非常に残酷で見ているのが
辛かったです。
邦題とストーリーがあってなく、
明るい映画なのかと思っていました。
素晴らしい作品でありましたが、
自分にはきつかったです。
こういう系の映画を普段見ないので
差別に苦しんでいる身ではないので、私に安易に同情する資格はありませ...
差別に苦しんでいる身ではないので、私に安易に同情する資格はありません。でも今幸せに生きている人がこれを観て「痛々しい、なんとかしてあげたい」と理屈抜きに思えることは、偽善的だとしても必要なことかも。長いカット個人的にとても好きです。ブラピ・・・。
奴隷と自由
鑑賞して印象的だったのは、ソロモンが自由をもとめて格闘するのに対し、その他の奴隷は行動を起こさないところでした。
もともとソロモンが自由黒人で、その他は生まれながらの奴隷であるところに行動の違いがでたのかなと思いました。
素晴らしい。
映画の中の、アカペラが心に染みる。
子供時代に、DVを受けて育った私にとって、どうにもならない状態で、生きていく、それでも希望を失わず生きていく、彼らの姿が、幼く、無力だった自分と重なりました。
もうちょっと躍動感ある映画かと思ってた
アカデミー賞で評価された理由はなんとなくわかる。評価せずにはいられない題材でもある。日本人が受けるよりもっと、深い感銘があるのでは、と思う。
引いて見た感じで言うと、「楽しい」映画ではない。エンターテイメントとして成立させにくい題材であるのは分かるが、もっとエネルギーというか、躍動感が感じられると期待していた部分があった。難しい問題であるのは分かるが「明るさ」がもうちょっとあってもよかったのでは。
奴隷が口ずさむ「歌」が全部悲しく聞こえるのは、ちょっとつまらない。
奴隷制度がどんなものか知る映画。
夫婦の問題と全く関係のない人間が、奴隷だからとゆう理由で一身にその歪みを請け負う羽目になるとゆう感じ。
戦争も同じことではあるだろうけど、使用人として一緒に生活をしている上で言葉を話して意志疎通のできる人間をあんな風に扱っていたことをなんだか想像しにくい。
ブラピいいとこどり。
日本語タイトル、もう少し考えて欲しかった
美化したかったのか、日本国タイトルが軽すぎる。もう少し考えて欲しかった。12years a slave。ふと、同じ人種の日本でも、貧富の差で人身売買があった事も、忘れてはいけない、って思った。
とても見ていられない
奴隷制度‥現代を生きている私にはもても考えられない
肌の色が違うだけでこんなにも同じ人間を家畜、所有物といい平然と鞭で叩き使い物にならないと平気で人をも殺す
目を覆う程の場面もたくさんあり辛くなりました
人権がなく、所有物として扱われる奴隷
人間の歴史上、非人道的な非道徳的な事実はいくつもある。黒人の奴隷制度はそのひとつである。今の自分の状況ではなぜそのようなことがまかり通るのか全く考えられないような話だった。
ある日、拉致されてその日から奴隷として働く、鞭で打たれようが何されようが、たとえ殺されようが誰も気にしない。所有物として扱われる。一体どんな気持ちだったのだろうか。全く想像できない。
自分が鞭打たれてる感じがする。
こういう映画は耐えられない。
まるで自分が鞭打たれてる感じがする。
だって南部では、日本人は黒人より下の扱いだから(てか日本ってどこ?って感じ)。
ただ今は、目に見える鞭は使われないってだけのこと。
まだ続いている。
これが過去の話だと思わない方がいい。
そして差別を知った気ににもならないでほしい。
知らなければいけない事実
こういうのこそ中学校や高校の授業で見せるべきかと思う。
鞭打ちの刑が酷かった。売られたソロモンはプラットとして12年も使える。
裸で競売にかけられ、少しでも歯向かえば半殺し、もしくは首吊りの刑が待ってる。
自由黒人の証明が貰えるまでずっと。
森で近所の奴隷仲間が首吊りの刑に遭っているのを目にしても知らないふりをしなければいず。
ブラピの協力がなきゃあのまま使われていた。
ただ少し12年の歳月が経った描写がわかりにくかった。
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