劇場公開日 2014年3月7日

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「アカデミー賞作品賞、受賞作品」それでも夜は明ける 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アカデミー賞作品賞、受賞作品

2014年10月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

単純

時間軸の描き方はわかりづらいため、出来としては『アメリカンハッスル』の方が上。

しかし、納得の作品賞、受賞。

いつものアカデミー賞受賞作品と違いテンポも雰囲気も、重い。

醜い人間を散々見せられますが、どれだけ奴隷制度が酷いものだったかがとことんわかります。

鞭の音など音にも凝っていて痛みも伝わってくる。

とにかく重苦しい。

しかし、救いは意外とあったりする。

だけど、複雑な気分にさせられます。

最後には感動もあって心を揺さぶられますが、「その後」の字幕は納得のいくようなものでなく後味は悪い。

だけど、エンディングロールでは劇中でもあった歌が流れ、少し明るくなれて考えさせられました。

とても重い作品ですが、ぜひとも多くの人に見てほしい作品。

新作の価値も劇場の価値もあるのでぜひともオススメです。

作品に向き合うゆき平