「実に濃厚な作り。」それでも夜は明ける たくっちさんの映画レビュー(感想・評価)
実に濃厚な作り。
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カンバーバッチ好きの人が観に行くとキャーッてなります。
ファスペンダー好きの人が観に行くとうわぁ…ってなります。
ブラピ好きの人が観に行くとチョイ役でしか出てきません。
奴隷問題という重い問題に真っ向から向き合って作られたように思う作品。
重たい雰囲気のままゆっくりと進みます。
目を背けたくなるような凄惨な描写も、包み隠さずありのままに。
日本には恐らく奴隷制度というものはありません。
それがなんて幸せな事だと思える現実がそこにはありました。
痛い。心が痛みます。
途中、奴隷身分に落ちてきた白人のアームズビーに、
ノーサップがなぜ落ちてきたのかと尋ね、
アームズビーが返答する場面がありましたが
恐らく間違いではないのでしょう。
一言で言い表すと「痛い」作品ではありますが
観ておいたほうが良いと思う作品です。
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