超高速!参勤交代のレビュー・感想・評価
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女装やめて武士になる!そんなことを思った爽快な時代劇。
これ『リターンズ』も併せて、既に観ていた作品です。
今頃になってレビュー書いていなかったことを確認して、アマプラで再鑑賞です。
本当に安定の豪華キャスト陣なんですよね。
佐々木蔵之介、西村まさ彦、寺脇康文、上地雄介、六角精児、陣内孝則、石橋蓮司、伊原剛志、甲本雅裕、深田恭子…etc
どこを切り取っても、その人で映画一本撮れる俳優さん揃い踏みじゃないですか。
特に、佐々木さんと寺脇さん、井原さんが映っているだけで、妙な安心感を覚えます。
女装とかもう止めてサウイウオトコニワタシハナリタイ( 。•̀_•́。)キリッ
深キョン綺麗だナー*・'(*゚▽゚*)'・*。
サウイウオンナニワタシハナリタイ(///ω///)
どっちやねん。
ごめんなさい、いつもの悪い癖です。とっととレビュー行きます。女装も、もう止めます。
Wikipediaで復習したら、なんと!大好き映画の『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』で“ジェミー”を演じていらっしゃった冨浦智嗣もご出演じゃないですか!しかも、また“女”忍者役で(笑)
冨浦さんほどかわいかったら、女装続けたいんだけどナー…どっちやねん。
そしてまた私のボールサックが、キュイ~ン…となっちゃったんですね。吊り橋のシーンで。高いとこマジこわいガク((( ;゚Д゚)))ブル 画像だけでもこわい!
いっそボールサックなんて切り取っちゃえばキュ~ンもなくなるんかなぁ。リアル女性にも近づけるし。←こら
佐々木さんと深キョンのくだりで、佐々木さんの男気と殺陣がかっちょいいのなんの!男子たるもの、かくありたいです。女装とかせずに。どっちやねん。
万策尽き果てた時の甲本さんの出番も、しっかり男気見せてくれたのに!このボケナス私がぁ!
甲本さんってTHE BLUE HEARTSの甲本ヒロトの弟さんだったのですね!ビックリだ!Σ(’◉⌓◉’)エッ!
また一個勉強になりました。Wiki先生、いつもご教示ありがとうございます。
二刀流の柄本時生も、ライダー2号こと柄本佑の弟さんだったのですね。どこか顔だちに見覚えありましたもん。
甲本さんの台詞が泣かせるんですよね。「武士は相身互いじゃ」
西村ご家老も、窮した時に頼りになる男で素敵なのに。
こんな武士さんばかりだと、時代劇もややこしいことにならずに済むのに。
決めた!女装やめて武士になる!真の“漢”になる!
一方の陣内!おまえみたいなのが、事をややこしくするねん!だから印籠の出番になるねん!桃太郎の出番になるねん!
性別の壁も、たいがいややこしいけれど(ボソッ…)
最後の大立ち回りでカタルシス大爆発なんですよね。これぞTHEエンターテイメントです。
寺脇さんの「我らは武芸百般を極めし雄藩。お前らのような野良侍とは違う!」カッケー!ヽ(^o^)丿
六角さんも、「左様!我らは一人一人が一騎当千、お庭いじりの女々しい忍に負けると思うてか!」って見せ場作ってくれてカッケー!ヽ(^o^)丿忍って女々しいの?じゃぁ、私って忍向き?←だから
伊原さんも「ワシに毒は効かん、効くのは酒だけよ」って頑張ってるのに。
鈴木さんの弓さばきもかっちょいいのに。
凶刃に倒れた上地さんも頑張ってたのに!自分、反省してください!もう本気で女装やめてください!
石橋さんも猿之助将軍さまもいい人だったのですね。最後にキッチリと綺麗な幕引きしてくれました。
どこかの将軍さまはボンクラもいいところだけれど。どんだけロケット花火好きやねん。
深キョンの、きっぷのいい啖呵もスキッリしました。女性でも男気を見せられるんだ。だったら女装でもいいじゃない。どっちやねん。
オチの効いた爽やかなラストが大変よかったです。
エンディングテーマソングも余計な感じしなかったし。
毎度毎度余計なのは、私の女装ネタなんですよね。
女装、もうやめます。どっちやねん。
多分面白いのだろう
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参勤交代から帰ったばかりの佐々木の藩に再度参勤交代指令が出る。
当然ながら金もなく、藩主自身も含めて走って行く。
何か頭のいい奴が仲間になって、そいつの知恵も生きる。
そんな折、訳ありの売春婦と仲良くなり、何とか江戸へ。
そして全てが汚職大好き奉行の陣内の悪巧みというのが明るみに。
こうして無事に国に戻り、売春婦を妾にした。
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なかなかテンポもあって面白そうな感じやった。
でも細菌を撲滅しながらでは、あんまり内容が分からんかった。
いつも書くように、何かをしながらでも内容が分かるのが良い映画。
だからあえて見直すことはせず、現時点では星2つとする。
バカバカしさで楽しませてくれる映画
忍びの段蔵の導きで東北から江戸まで4日間で旅行した。
江戸が忍びを送って散々妨害したが途中で拾った女中のお咲きを連れて江戸まで到着した。
お咲きは側室として内藤家に入り、幸せに暮らした。
いまいち
タイトルに超高速って有りますが、見終わってみて、全く高速感は有りませんでした。
貧乏だが真面目で民のことを考えている弱小藩である「湯長谷藩」藩主が、参勤交代を終えて自分の領土に帰ってきた途端、再度江戸に参勤交代に来るようにお達しがあったため、金をかけずに短期間で江戸まで行くため知恵を絞る、という内容です。
そこで藩としての体裁を守るため、役人のいる関所だけ人を雇って行列を作り、それ以外の宿場町には寄ることなく、少人数で山道を抜けて江戸まで行くという事になります。
加えて今回異例の参勤交代が行われた裏には、湯長谷藩の金山を狙う老中の企みがあり、道中で刺客に命を狙われます。
困難を乗り越えて、湯長谷藩は参勤交代を成し遂げることが出来るのか。というところにハラハラドキドキが有ると思うんですが、この通常有り得ない短期間で江戸まで行く事の困難さがあんまり伝わって来ません。重要な場所だけで姿を見せておいて、それ以外は走って江戸まで行きますという案が出て出発したところで、それで何とかなるんだって感じてしまいます。
また、藩主の閉所恐怖症なところや、腹話術。ペットの猿や家臣の性格等々面白くなりそうな設定はあるんですが、劇中で上手く使い切ってないな、と思います。
最後に全ては将軍が老中の悪事を明らかにするために仕組んだ事だった、みたいな下りが有りますけど、これは完全に意味不明です。
そもそも普通だったら絶対に不可能な参勤交代を命じている訳ですから、これが出来た暁には老中の悪事が明らかになるという計画は筋が通りません。また、それを成し遂げさせるために、なんらかの手助けをしている様子も無く、ただ相手がうまくやるのを待っているだけって言うのは、お話として有り得ないでしょう。
もう少し伏線とか思わせぶりな場面とか演出を上手に使えは、面白い映画になったかもな、って思いました。
最後の殺陣も完全に蛇足でしたね。映画として派手な場面が欲しかったんでしょうけど、まったくもって有り得ない展開でこれをやる違和感が半端ないです。
全体的にコメディ色はそれ程強くなく、予告や広告でそれを期待して見た人に取ってはちょっと物足りない感じがしてしまうかも。
参勤は艱難辛苦!
"超高速!参勤交代" シリーズ第1作。
第2作公開記念放送を鑑賞。
原作は未読です。
幕府から吹っ掛けられた無理難題に対して皆で知恵を絞り、奇想天外な策を凝らして必死に戦い、数々の艱難辛苦をクリアしていく様が痛快で、面白過ぎました。
コメディ作品には、演技達者な役者が揃っていることが条件ですが、その点を本作は見事クリア。特に「家族はつらいよ」シリーズみたいにコミカルな西村まさ彦が最高でした。
策を巡らせて妨害して来る老中・松平信祝(陣内孝則)の悪役ぶりも天晴れ。濃いアイシャドーがなんとも言えず、極悪非道レベルをグン上げしているのが秀逸でした(笑)。
※修正(2023/02/05)
なんか安っぽい
人柄の良い藩主が金隠しの疑いをかけられ、無理矢理な参勤交代を命じられては、道中の困難に立ち向かう話。
笑って泣ける、サラリーマンなら共感、みたいな宣伝があった気がするけど、あんましわかんなかった。
緊迫感は無いし、アクションは迫力無いし、ギャグ挟みつつってわけでもないし、うーん、中途半端(*_*)
ベースが時代劇だから、正義と悪がはっきりしてて、人情深いエピソードがあり、最後は正義が勝つ。あっと驚くものがなかった。
深キョン可愛かった。
実現不可能?参勤交代作
民を大切にする優しい藩主内藤
大人数に見せるため走って行列の後ろに付く作戦
米を送られた藩主がお礼に行列を使わせる
裏切ったと思われた隠密段蔵も内藤から受け取った家宝の刀で敵を倒す
徳川吉宗が信祝の悪事を暴き出すためにわざと参勤をさせていた
殺陣の迫力が微妙だったがそこそこ楽しめる
超高速??
ものすごく笑ったり、泣けたりとかする映画ではない。
タイトルほどの超高速感もあまりない。
コメディかなーと思い、タイトルだけで判断して鑑賞したためか、途中少し退屈してしまった。
しかしお人好しと呼ばれる大名に災難がふりかかるが、これまでの行いで報われる終わり方。ストーリー自体は間延びしてないと思う。ある程度先が読めるが役者たちの演技は嫌いじゃない。特に陣内さんの悪役はいい憎まれ役だった。だけに最後の引きはちょっと物足りないかも。
深キョンのマッサージしてた時の指が好き。
めちゃくちゃではないけど
なかなか面白いというか、楽しくてほんわかする映画ですね。
途中の野宿のシーンとかでちょっとだれるけど、短いニセ行列を長く見せたり、人の行列を借りたり、江戸に入ってからの戦いとかはなかなか良かったです。
あと殿様の正室、出てきてないよね?
面白かった。
笑いあり、涙あり、アクションあり…とても良く出来たエンターテインメント作品。
それにつけても、やはり主役、佐々木蔵之助に尽きる。
緩急自在に演じわける技量
穏やかな人柄を疑わない外見
この人が中心にいるからこそ、全てに合点がいく。
キャスティングが秀逸だった。
…苦言がないわけじゃない。
一騎当千の家臣たちが、弱くとてもじゃないが武芸百般に見えない…。
初めは口だけの設定かと思っていたのだが、ラストに腕の見せ所があり、しかも、手練れでなくてはいけない展開があるじゃないか…。
ここの世界観までフォローできるようになったら、時代劇は、いや、この作品はもっとメリハリができ、観終わった後の充実完は倍増してた。
鯛は、裏返して食べる2日目が美味いのぅ
映画「超高速!参勤交代」(本木克英監督)から。
江戸時代、平和を維持するために実施されてという
「参勤交代」を題材にしながら、
また、コメディの要素を取り入れながらも、
「財力の豊かさ」と「心の豊かさ」の対比は面白かった。
「幕府」と「弱小藩」の行動・考え方の違いが、
現代の中央・首都圏と地方都市との重ね合わすことができる。
特に、幕府の役人と小藩藩主が、各々のシチュエーションで
朝飯に、鯛を食べるシーンが滑稽であった。
幕府の役人は「鯛は、美味いところが少ないのぅ」と嘆き、
小藩藩主は「鯛は、裏返して食べる2日目が美味いのぅ」と
余すとこなく食べ尽くす。
同じ「鯛」という魚を、どう捉えて食するか、
そして「貧乏」とはいえ、考え方次第では、楽しめる。
「財政規模が小さくても、まちづくりは出来るぞ」
そんなことを教わった気がする。
「時には百姓、時には侍、移り行く世を楽しく生きるのみじゃ。
ははは」と笑い飛ばす陽気さが、眩しかった。
情けは人の為ならず
これ、設定を江戸時代にしてるだけで、徳川幕府が米国、田舎の藩が日本でもいける。それよりも、吉宗のセリフ、「この磐城の土を決して汚してはならぬぞ。未来永劫にな」は、福島のあの大惨事に掛けて今の日本人が失っている心を皮肉ってて印象深い。
お金掛けたスペシャルドラマ
周りの評判は良かったけど、イマイチだった。超高速という割に色んな事が起こって高速感は出てなかった気がする。
脇役のキャスティングがパッとしなかったし、エンディング曲はゾッとするほど悲惨だった。
笑いどころはあるんだけど、爆笑まで行かずむしろ原作は面白そうだけど演出が下手なんじゃないかと思った。
映画というかスペシャルドラマって感じで、もっとラフに観たら良かったかもしれない。
「半沢直樹」みたく最後はズバッと悪い奴は倒して欲しかった。
日数よりも費用が大変だったろう
磐城国の小藩である湯長谷藩は、参勤交代が明けて江戸から自国に戻ったばかりだったが、数日後に幕府の老中から、「5日以内に再び江戸へ参勤せよ」と命じられる。とても無理難題と思える幕府の命令だったが、何としても5日以内に江戸へ参勤するよう、湯長谷藩の藩主と家老たちが、すったもんだありながら江戸へ向う。
2000年以降、時代劇の新時代とも言えるが、本作もまた、「時代劇」という日本映画にとって宝の山の大いなる可能性を示した良作だ。
まさに痛快!と言える娯楽時代劇。
さて、実は「5日で江戸へ参勤」というのは、それほど無理難題ではないと思われる。江戸時代の参勤交代といえば、1日でおよそ平均的に30〜40キロ程度の行進があったとされている。湯長谷藩といえば、現在の福島県いわき市いわき湯本の辺りだ。そこから江戸大手門まで約200キロの行程である。1日約50キロを進めば到着する。たしかに厳しいが、しかしけっして絶対的に無理という話ではない。事実、例えば湯長谷藩よりもおよそ1.8倍も遠方の仙台伊達藩は、8〜9日の行程で2000〜3000人を引き連れて参勤交代していたとされている。小藩なら引き連れる人数もかなり減るし、磐城から江戸なら、十分に5日で到着できる日数だ。もっとも、劇中では「通常の参勤でおよそ8日間」としている。あくまでも「準備万端でも8日間なのに、急に5日では無理」という話だ。
むしろ、財政的な無理の方が難題だったろう。劇中では、江戸までおよそ150両の予算が掛かるとしている。15000石の藩にとって、150両とは年間予算の2%にあたる。現在の国家予算と比較すれば、年間予算約200兆円のうち、4兆円。福島県の年間予算で比較すれば、約1兆円の予算のうち、200億円。これだけの規模が、いきなり必要となるのだ。
史実の湯長谷藩藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)と言えば、厳しい財政の中で倹約した人物である。劇中でも藩の倉には何もないと言っているが、突然の出費は、それだけで藩が財政破綻するほどだったはずだ。
いずれにしても、江戸時代のこうした習慣や制度を上手く使えば、まだまだ日本映画のコンテンツには、大きな金脈が眠っている事になる。
今後も時代劇には注目である。
ゆるかった・・時代劇にしては・・
最近・・時代劇にハマっていて、とっても楽しみにしていました。
豪華キャストで、最初から胸がいっぱい!
ストーリーもコミカルで笑いが絶えない・・。
しかし・・・ずっとゆるくて・・台詞も今っぽくて
途中・・「コレ・・時代劇?」ってどこか残念に思う私。
もっと・・王道で固い時代劇だとおもっていたので
期待とは違っていました。
でも、キャスト陣の持前の良さで最後までひきつけられ
楽しめました。紅一点の深田さんも、可愛くっていい。
深田さんのツンデレっぽいのが好きなので満足です。
エンディングの曲だけは納得いかず・・なんで時代劇にこういう曲をもってくるのか?最近の傾向でしょうか?
でも、やはり主演の佐々木蔵之介さんが全編を通して見応えあったので
すべては、キャスト陣のちから強さに押された。
時代劇初心者にはおススメで、気軽にみれる作品だと思います。
テレビ時代劇的気楽さ
セリフ回しや演出が完全にテレビ時代劇的。殿と家臣、農民などの距離感があまりに近すぎて違和感。が最初からこういう「なんちゃって時代劇コメディ」と思えばテンポも良く話が進んで行くので飽きる事なく見る事ができる。
陣内さんのあまりにテンプレな悪役っぷりも笑えた。なんだよあのアイメイクは!笑(陣内サイドはビジュアル的にもテレビ時代劇感全開で笑える)
飛脚は大名行列を横切って良い、正室がいなくても側室をとっていいなどへーっと思うことも。
深田恭子はとにかく綺麗でかわいい。縛られ庭に放置されているところなんてチラっとみえる膝がエロいし、最後にきれいに着飾った姿なんて文句なし。キャットファイトも迫力がある。
薄紫の着物の女郎さんもめちゃかわいかったし自然な演技でよかった。番頭さんの「上いっちゃったよ…」は何回かみたけど毎回吹く
十三人の刺客を思い起こさせる大人数での切合いシーンも迫力があってよかった(ワイヤーは除く)あれ絶対参考してますよね。キャストも被ってるし。
地元の蓬莱橋が出てきてテンションが上がった。
宿場で役人の目をごまかそうと四苦八苦するところは面白い。
西村さんが川で死んだと思われた時の周囲のあっさりした切り替えっぷりもいい。
かなりのお気楽テイストで進んで行くのに殿が普通に人切り殺しまくるのもいい。
以下、気になった事。
冒頭のナレーションはとても重要な役割だとおもうのですが「参勤交代」がいくら誰でも知っているような事だとはいえあまりに個性的な声質すぎて長々聞かされるのは結構しんどい。
あまりにおちゃらけ過ぎ過剰演技すぎてて逆に鼻につく時が。特に西村さん。「おぬしは武士かー」なんて寒々しくて。陣内さんと比べても方言でしゃべるせいもあるのかも。
佐々木さんは力が入っている時の顔の表情がいつも一緒。目ガン開き。
ワイヤーアクションがあまりに陳腐すぎる。真横にとんだぞ。
鍛錬を欠かさず武芸に長けるという設定なのにみんな体がゆるゆる。
矢で鐘を打つシーンは無理がありすぎる。「ごーん」と鳴らないでしょ。
フカキョンが江戸城で籠からおりた時、いきなり老中に罵声を浴びせるのもあまりに唐突すぎ。
でもこのシーン、フカキョンが出てきたとたん画面ぱーっと暖色になり緊張感が抜けてホッとする。「お」っとおもっていたら上記のつまらない罵倒があるのでがっくりきてしまう。
一度言ったセリフ(敵であったり味方であったり)を場面と意味を変えてもう一度言うというシーンが把握しているだけで3回もある。しつこすぎて萎える。
吉宗がすべて計算ずくだったのもなぁ。腸煮えくり返るわ!
そして吉宗のセリフ「いわきの土を汚してはならん、永久にな」
湯長谷藩は現在の福島県いわき市にあたります。素直に「うんそうだね、よかったね」と思えないこの感じ。
おちゃらけ時代劇コメディなら最後まで通してほしかったなぁ。
正直1800円を払って劇場で観るものではないとは思う。
テレビでみんなで笑いながらがちょうどいいのでは。
映画の題名が残念な良作!
まず、主役の湯長谷藩主・内藤政醇を佐々木蔵之介さんが演じておられます。
この映画自体はフィクションだと思いますが、実在の人物のようです。
昨日、蔵之介さんの年齢を知って驚いたのですが、とても46歳には見えません。
とても若々しい演技に好感が持てました。
それに、ベストマッチした西村雅彦さんの家老が笑いを取っていて、最後まで映画館内を笑いの渦に巻き込んでいました。
話は、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の時、磐城の国にある湯長谷藩という小藩の藩主・内藤政醇は、1年間の江戸での勤めを終えて湯長谷に帰国します。
ところが、老中・松平信祝より、帰国したばかりの政醇に対し、「審議したい事があるので、5日のうちに再び参勤交代せよ」という不可能と思える指令が出ます。
石高1万5000石の湯長谷藩には、参勤するための費用がない上に、日数的にも不可能です。
信祝は、湯長谷藩の金山から金が出たと思い込み、湯長谷藩を取り潰し、金を独占しようと企んでいたのです。
そこで湯長谷藩の立てた参勤交代の計画は、宿場町の前を通る時は、大名行列に見せるため、50人くらいの中間(ちゅうげん)と呼ばれる奉公人を地元で雇い、それ以外の場所では、政醇と少数の家臣達とで山越えするというものでした。
そんな折、雲隠段蔵という忍者が現れ、みんなの山越えの道案内をしますが、老中の忍者も現れ、それを阻止しようとします。
段蔵に扮するのは、伊原剛志さんですが、自分は内藤剛志さんと伊原剛志さんは、名前も雰囲気も似ていて区別が付きにくいです。
この映画では共演されていなかったから良かったのですが。
さて、湯長谷藩は江戸城に、5日以内に参勤交代出来るんでしょうか。
出来るに決まっています。
映画ですから。
お色気部門は、深田恭子さんが担当されていました。
女郎役ですが、途中まで恭子さんだとは気付きませんでした。
なんだか別人のような色気があります。
理由は解りませんが。
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