「生きようとする姿勢」ダラス・バイヤーズクラブ いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
生きようとする姿勢
マシュー・マコノヒーが大幅に減量して挑んだエイズ患者役。ムキムキイメージあったからあんなにガリガリになった姿は衝撃的だった。一目で病気だってわかる。病院や製薬会社のドライな対応に反発して行動する姿に胸がスッとする。
ジャレットレト演じるエイズ患者でトランスジェンダーのレイヨン。あの優しい眼差し、明るく振る舞う中で時折見せる儚げさ、脆さが印象的だった。
彼ら2人は死から逃れようと必死なのではなく、今をするべきことをするために一生懸命に生きている。そんなニュアンスを感じた。
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