キャビン・フィーバー2のレビュー・感想・評価
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あー確かにこれ観ちゃうと『キャビン・フィーバー』(オリジナル)
の方が良かったような気がしてくる。
導入からアニメでのクレジットは工夫しようという意図が見えるが(いやちょっとおかしい気もするが)、あとは徹頭徹尾お下品に拡散していくだけ。見所は…電動丸鋸? キーになりそうだった保安官補も鋭いんだか鈍いんだか。
グロさと下品さが上がって続編
不快度は飛び級
リメイク版を観賞後、存在は把握していたものの、観賞していなかったオリジナル版の正当続編をようやく観賞。
今さら感はあるが、タイ・ウエスト監督だったとは…(←イーライ・ロスのお気に入り監督)
物語は前作の直後から始まり、生き残ったものの、感染者となり腐りはじめていた前作の登場人物の一人をスクールバスが盛大に引き殺す所から始まる。服の断片すら見当たらないほどぐちゃぐちゃになるのは違和感があるが、そのスクールバスの高校で、前作の感染拡大の原因だったものをその生徒らが口にすることで感染が広まるというもの。
登場人物も多いため、勢いよく噴射される血反吐の量も倍増。プロムではしゃぐアホな学生たちを恐怖のドン底へ叩き落とす。
血反吐とお下劣なシーンのオンパレードであり、低俗さがパワーアップしている。
しかし、「得体の知れない未知の病原菌」による疑心暗鬼になる描写の数々は、前作の方が圧倒的に上手かった。本作は取って付けたようにしか感じないのが残念だ。
軍隊も絡んでくるなどスケールアップしている様に思えるが、ストーリー的にそれほど盛り上がることもなく終わった印象だ。
しかし、本作はブラック・コメディに変身しているのがミソだろう。登場人物も個性的で、前作の(リメイク版も含めて)登場人物よりも記憶に残っている。やはり第一作が一番いいという形だが、やや化けた本作も捨てたものじゃない。
感染パニック
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