「ゲイリー・オールドマン」ガンズ・アンド・ギャンブラー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲイリー・オールドマン
コーエン風、タランティーノ風と、ちょっとした脱力感のある雰囲気。現代劇に西部劇をそのまま取り入れた、面をめぐる復讐劇、サスペンス・・・
ジョン(スレイター)はインディアン=ネイティヴ・アメリカンにより自分の車のトランクに入れられ砂漠の真ん中で気が付いた。そして2人の男は銃で抹殺されていたのだ。彼はカジノに残された住所を手がかりに町まで歩き、1人の少女と知り合うが、ポーカーをやっていた他のエルビス物まね師によって狙われることになる。冒頭にも登場した、優勝をかっさらっていった男(オールドマン)はセクシー美女に殺されるし、ゲイのエルビスは駅のトイレで殺される。なぜ自分は狙われるのか?という不条理にもめげずに殴られっぱなしの主人公が良い!
しかし、100年前の牧場主とインディアンとの怨恨に話が及ぶと、やがて筋が見えてくるのだ。また、脇役だろうと思っていた人物が皆なんらかの関係があったことなど、やりすぎ感はあるが楽しめる作品。
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