「共感はしない」ホットロード kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)
共感はしない
原作未読
途中から起きているのが辛かった・・・
基本、やくざと暴走族の映画は観ないのだが、能年玲奈主演と言うことで。
食中毒(食あたり?)と事故(特に事故)は自業自得と言うやつで、共感するところではない。
終始入る能年玲奈のナレーションは微妙・・・
説明的セリフとナレーションなしで作れないものか。
伝説的バイクのナレを能年玲奈では説得力なしなのと、映像で語らせるべき。
母子家庭の能年玲奈の家が立派過ぎて、何故ぐれているのか良く分からない。
恵まれていることに気づかない、贅沢なお嬢ちゃん?
男のお金で成り立っているとの思いからなのだろうが・・・
結局、みんな更生してめでたしめでたし風ではあるが、劣悪な環境で育ってもぐれない人はいるわけで、特に感動するところではない(それ故、やくざと暴走族系の映画は積極的に見ることはない)。
画がきれいなのは良かった。
むしろ風景がきれいで不良どもの描き方もおとなしめで・・・実在感を感じにくい印象もある。
(能年玲奈の)満を持してのお披露目としては悪くないかもしれないが(実際、結構な混みよう)、映画作品としてはちょっと・・・
ラストの尾崎豊はテーマに合っていたように思う。
(尾崎豊の歌も、甘えな部分も感じて全面的な賛同はしないが)
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