ファインディング・ドリーのレビュー・感想・評価
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ドリーの魅力
面白かった~!
アイディアの宝庫
福祉教育
「すぐ忘れてしまう」というハンディキャップを抱えながらも、それを克...
短期記憶障害のドリーの勇気あふれる冒険。シガニー・ウィーバーの声がなんだか怖い。
ネットで視聴(英語字幕)
ファインディング・ニモの続編となるディズニー・ピクサー・アニメ。
短期記憶障害の魚のドリーが主人公。
短期記憶障害といえば、映画でもいくつか取り上げられていて、クリストファー・ノーラン監督による「メメント」とそれをパクったインド映画「Ghajini」を見たことがある。
昔、若年性の短期記憶障害の人が知り合いにいて、10分間ぐらいしか記憶が持たず、いつも手帳を持ち歩き、そこに書き込んでいた。
50代はじめのころ、仕事中に倒れてそうなった。原因はくも膜下出血である。
家族があるので、そうやって仕事を続けておられたのだが、外見上も話ぶりも、まったく以前と変わりなかったので、不思議な気持ちがした。
リハビリから社会復帰まで、本人の葛藤や努力はなみたいていのものではなかったと思う。なぜかそのときは、本人の苦労よりも、奥様はたいへんだろうなと思った。
その後会うことはなくなったが、おそらく仕事を辞められたのだと思う。
いまはどうされているのだろうか。
重い視点で見ちゃった…。
息子がドリードリー!と喚くのでブルーレイ購入。
広大な海で色んな海洋生物が出てきて、やれ波が美しい、水しぶきが美しいね…なんていう
モアナみたいな情景をちょっと想像していたんですが
マリンパークみたいな施設の中で物語が繰り広げられていくので
若干期待していたスケールじゃなかったw(勝手な期待なので評価には加えず)
『ズートピア』では警察ウサギと詐欺キツネの奮闘記に加えて
差別がテーマになっていたが、その重苦しさは主人公コンビの萌え要素が打ち消してくれた。
でも本作の付随テーマは障害…。重い……。
「人と違うところがあったって、皆とは違う道を選んで何でも解決出来る事が出来る!」
というメッセージ性を受け取ると共に、
ハンディがある相手に対する心無い言葉が痛々しく胸に刺さるシーンもちらほら。
ニモ父のドリーに対する言葉のキツさと、それを指摘するニモが印象的。
物語自体はテンポ良く進んでいるのかもしれないけど
物忘れのせいでなかなか前に進めないドリーや他キャラを見ていると
ややスロー進行に見えてしまったり、随所苛立ってしまう不思議。
もうちょい景観の良いシーンが多ければ時折可愛らしく流し見したかったかもしれないけど
個人的には1回観れば充分な映画に落ち着きました。
ほの暗い雰囲気と、タコのチートっぷり
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