「前作を更に一歩進めたテーマ性」ファインディング・ドリー しんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
前作を更に一歩進めたテーマ性
前作も片方のひれが小さいというハンディキャップを背負ったニモとそういう息子との向き合い方が判らなかったマーリンの物語であった。
本作は更に重度のハンディキャップを持つドリーと家族、そして友人マーリンとの物語。覚えられないことを責めずに出来たことを褒める両親。判っていてもつい感情的に出来ないことを責めてしまったマーリン。それぞれハンディを持ちつつも出来ることを最大限に活用してドリーを助ける友人達。
アニメらしい表現でこども達も楽しく見ていたようだが、知らず知らずのうちに大切なことを学び取っているだろう。そして大人になって見返したときに本当のメッセージに気付きやさしい大人になってくれるだろう。
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