「「多様性」に対するディズニーの一貫した表明に感激。」ファインディング・ドリー メイザさんの映画レビュー(感想・評価)
「多様性」に対するディズニーの一貫した表明に感激。
夕食後にセガレズと10数年ぶりにニモとドリーに会いに行く。何回もDVDを繰り返し観て、セリフもクジラの歌も一言一句覚えてしまった名作!
しかし、今までずっと「父と子の成長の話」だと思ってたけど、実は前作も今作もdisabledたちについてのひと続きの物話だったのか、というのが静かな衝撃だった。
ニモは右ヒレが小さいというフィジカルなハンディ、ドリーは他人と同じ言動が出来ないという目に見えないハンディ。
「ごめんなさい。私みんなと同じ事ができなくって」とすまながるドリーに対して、前作同様、怒り、呆れ、諦めていたマーリンはこの物語の最後に大きな発見をする。
それはこれから生まれ、成長していく全ての「同じじゃない子供たち」と「その両親たち」に大きなチカラを与えるだろう。
アンドリュー・スタントンがこの結論に至るまでに13年間という時間がかかったんだな。と思うとジンとくる。
アナ雪からズートピア、そして本作に至って、ディズニーのメッセージはもはや
「多様性に対して寛容であろう」
ではなく
「多様性を寛容しないと我々の社会は次のステージにいけない」
という強い意志を示してる事がよく分かった。
そしてまさかのヤシロさん\(^o^)/
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