「ドリーの表に出さない苦しみ」ファインディング・ドリー ろくなみさんの映画レビュー(感想・評価)
ドリーの表に出さない苦しみ
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久々に映画館で映画見て泣いた。
ドリーの『忘れっぽさ』に焦点当ててたのが印象的。
周りの反応がすごいリアルなんよね、煙たがって距離を置く感じ。
ドリーは「忘れっぽいのごめんなさい」って言うだけ。
でもそれってドリーにとってすごい辛いことで、ずっとその苦しさを秘めながら、動くのだけはやめなかった。
だから両親に会った時に「なんども治そうと思ったの」って言葉で涙が止まらんなった。その言葉だけでどれだけ辛かったかがすごい伝わってきた。両親がドリーのがんばりを黙って聞いて「ここまで来れたのは覚えてたから」って最後に言ったところでもう画面が見れなくなった。
ああいう他との『ズレ』をテーマにした話って「そのままでいい、あなたはあなたのままでいい」って言葉を使うんだけど、ファインディングドリーでは使わなかった。
理由だけど多分ファインディングドリーでは、ズレててもその中にある、特徴を持ってても方法や環境を変えれば目標を達成する『可能性』に焦点を当てたからだと思う。
ある意味「そのままでいい」って言葉は諦めみたいに聞こえるから使うのを避けたのかなって思った。
もう一回見たいくらい面白かったし泣けた
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