インサイド・ヘッドのレビュー・感想・評価
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大人になるとは…
ライリーにとって初めての試練。ちょうど自分もこの位の時期に、今までの環境が変わった経験があったから気持ちがよくわかった。
ヨロコビだけでは乗り越えられないようなことも、カナシミの力で切り替え、力が湧いてこない時は敢えて、イカリの力を借りたりと複雑な社会の仕組みに対応していく。
つねに笑ってなくてもいい。自分も感情が鈍くなった時はどれが上手く働いていないのかよく考えたいと思った。
ピクサーは高品質
ピクサーアニメのストーリーテリングは本当にしっかり練られている。
子供も大人も楽しめるようにちゃんと計算している。
カナシミがあるからヨロコビがある…というところは予想できたけど、思い出が悲しみに変わることで心のバランスをとるという表現はやられた。あのアイデアは秀逸だと思う。
作品自体もCGアニメだから生きる内容だった。人間の心は壊れやすいという暗示や、男女の心の違いなど共感できた。
深い、そして素晴らしい
素晴らしい作品でした
見れば見るほど非常に深いです
11歳の少女の頭の中に喜び、ムカムカ、ビビリ 悲しみ、怒りの
5つの感情がキャラクター化されてる可愛らしいストーリーなのかと思いきや
これがなかなか良く出来ててホント天晴れって感じでした
色んな感情により作られた思い出の玉が家族の島とか友情の島とか
その人らしさを構築しているところとか
良く出来てるな〜って感心しまくり!
特に夢のシーンなんかは
自分も変な夢とかおかしな夢を見るときってこんな感じなのかなあって思った
なんかホント自分とすごく照らせ合わせながら鑑賞すると凄く考えさせられる!
泣けるシーンもあり
ビンボンとゆうキャラが消えてしまうシーンは何度見ても涙が止まらない!
悲しいシーンでもあるけどライリーの成長のシーンでもあり…
自分の中での映画史に残る名シーンとなりました!
笑えるシーンもいっぱいあり
意見と事実が混ざるのもサイコーに笑える!
ガムのCMの曲とか
あ〜わかるわかる〜!って
いやいや挙げていったらキリないです!
悲しみの重要性とか大人が見ても子供が見ても感動するんじゃないかな
他の感情からはコイツ必要か?って思われていた悲しみが最後は悲しみによりライリーの壊れた島を復活させたんですよね!
悲しい時は無理に笑わなくていいんだよ悲しい時は悲しんでいいんだよ
そんな感じのラストでした。簡単なようでこれが演出によりホント深いんです!
よろこびの玉ばかりだったけど最後は色んな色の玉が増えていたのもグッド!
劇中に流れるサントラも凄く良かった!
吹き替え版も観たけどそれも予想以上に良かったですね!
とにかく最近観た中でもダントツで良かったです
泣きすぎる
こんなに様々な部分で感情移入できる映画もない。いちいち何かが起こる度に自分と重ね合わせて号泣するという頭をおかしくする映画。ただトイストーリーと比べてしまうと、果たしてこの映画を子供が心底楽しめるのか、という疑問が浮かぶのがマイナス0.5になってしまいました。
久しぶりのピクサー作品!
モンターズインクを昔に見たきりでこの手のタイプの作品はあまり見ないのですが話題作だったので、見てみました!
最初はカナシミにイライラしていたヨロコビが
だんだんとカナシミの大切さに気づきヨロコビが変化していくのにグッときました…!
大人も子供も楽しめる作品だなって思いました!
個人的にお母さんの脳内とお父さんの脳内がつぼでした(@'ω'@)!
モヤモヤした
いい作品だと思うし、泣いたんだけど、なんだかいい作品過ぎて乗れないというか、ヨロコビちゃんが苦手っていうか、感情をキャラクターにするっていうのは面白いけど、やっぱりほんとはもっと複雑なものだから難しいんじゃないかと思った。
「脳内メーカー」とかも、面白いと思うんだけどあんまり好きじゃない。複雑なものを単純化するっていうのが好きじゃないのかもしれない。今年を漢字一字で表してみよう、とかも好きじゃない。
90点
発想が大大大好き!
脳みその中をこう表現するかって感心した!
見せ方の凄さに圧巻w
あるあるのオンパレードやったしね!
かなしみ可愛いw
まぁ期待めっちゃしてたけど裏切らなかった!
かなしみがあってこその喜びだったりとか(喜びの髪色が青いのはそうゆうこと?)
深い所もあったし、ピクサー作品は大人も子供も楽しめるなーって改めて思った!
初めて見終わってからもっかいみたいと思った
けどムカムカと怒りって被ってない?わら
かなしみが触った時だけ変わるのはなんでだ?
びんぼん死んじゃったの?わら
悲しみはウザいがかわいい。
悲しみが自分に似てて日頃の態度を反省しながら、排除しつつも丁寧にフォローしてくれる喜びになんか感謝してしまう。
でも考えたらお母さんを操作しているメインは喜びじゃなくて悲しみなんだなと(笑)
「悲しかったからみんな来てくれたんだ(?)」のセリフはかなり疑問です。
頭の中で喜びが行動して乗り越えるのがメインで描かれる分、ライリーの行動は抽象化されてしまうので結末は受け入れにくい。いっそミネソタに行かせてしまって居場所がないのを目の当たりにするとかは余計かな。
子どもを大人に、大人を子供にする映画
この映画の凄いところは子供には子供なりに伝わるテーマやメッセージがそれだけでもディズニーアニメ映画を一本観たかのような充実感があり、大人には過去を振り返りざるを得ない構成になってて自分と重ね合わせることで大人にしか味わえない感動があるところ。
まあいつものピクサーと言えばそうなんだけど、今回は完成度がピクサー中でもトップレベルの出来。
誰でも経験するだろう相反する感情「葛藤」の誕生をボール一つであんなに美しく描けるのはピクサー以外には出来ないし、周りから見ればかなり小さい成長をあれだけスペクタクルに描くのもまさにピクサー。
現状の自分はこれを経て存在してて、過去に知らずのうちに捨ててきた重要な何かの為にも頑張ろうと思える。
そしてエンドロールも本当に素晴らしい。
監督が「これはあなたの物語」と本編前に言うけどまさにその通りだと感じた。
「自分のこと」を言ってくれてるような物語展開が一気に逆転し「あなたの物語」になる。誰の目から観ても「あなたの物語」で終わる。
自分だけでなくみんなそうなんだという着地。
他者に対して優しくなれる作品。大傑作です。
ビンボン
ライリーが昔つくった妄想のキャラクター『ビンボン』が、ライリーを救うことに大きな役割を果たし、記憶から消されてゆくシーンには涙が止まらなかった。
たしかに、昔好きだったものが、窮地に追い込まれた時にふと、心の助けとなってくれることがあるなあ…と、胸が熱くなった。
他にも、
感情の一部がなくなってしまうことがあること
悲しみがあるから共感できること
喜びの記憶が悲しみになること
築いてきた自分らしさが崩れることもある、でもまた新しく築くことができること等々…
人の感情について考えることができ、面白かったです。
ヨロコビの頭の中を指令するのは・・・
悲しみに対する辟易してます感、あれは完全にムカムカが主導権を握ってるな。
まぁ+の感情1に対し-の感情4の多勢に無勢な中で、ライリーを+にしようとなるとそうもなるよなー。
と思いながら観てましたw
ライリーを想う気持ちはわかるけど、
線から出るな、ここで本を読んでこっちに来るな、寄るな触るな。
浅はかすぎるというか・・・あまり感情移入できないというか・・・
苦手なタイプだからかヨロコビ主観で物事を見てあげられませんでした。
まぁ総合的にはディズニーらしく、ピクサーらしく、かなり魅力的な世界あり、映像美あり、笑いあり涙あり、ヨロコビの成長ありでよかったです。
トリプルデント♪は富士サファリパークみたいなもんだな
ああいう記憶や意識、感情のあるあるエピソードを盛り込んでくれたのはよかったです。
欲を言えば、冒険の中で潜在意識の「苦手なもの(ピーマンとか)」を克服する、みたいなストーリーも盛り込んでくれると嬉しかったな。
頭の中の仕組みがとっても面白かった! 思い出がガラスの玉で保管され...
頭の中の仕組みがとっても面白かった!
思い出がガラスの玉で保管されているところ、1日ずつ思い出がたくさん保管されて、思い出にはカテゴリーごとに島ができていて、その島が人格を形成すること、1日の終わりにその思い出が各島に送られること、重要な思い出は別で保管すること、忘れられていった思い出は処分されること、ガラスの玉を時々司令塔が引っ張り出してくることでその思い出を主人公が思い出すこと、各司令官が操作してること、夢の製造会社があること、、、
楽しい設定ばかりでした!同時にとてもほっこりした。ライリーの幸せをとっても願っていて、そのために各々が役割を果たそうと頑張っていて、、、
カナシミの秘密っていうのはたぶん、どのキャラが司令塔のメインを握るかでその子の性格が決まって、ライリーの場合はヨロコビがリーダーで。カナシミはヨロコビと正反対だから、ヨロコビはカナシミのガラス玉を無くしたかったんだと思う。でも司令塔から出て一緒に冒険して、カナシミの記憶もライリーには必要ってわかって、それからはミックスの記憶が増えて、結果的にライリーも感情のバランスが良くなったんだと思う。
ただ、映画が始まる前の主題歌のドリカムの歌にのせて出てくる一般応募らしい写真の動画と、よくわからないハワイの歌のアニメは本当に必要なかったです。
期待は上回らず
ピート・ドクター監督の
モンスターズ・インク、カールじいさんの空飛ぶ家は私の好きなディズニー作品のトップで、
期待しすぎてしまったかもしれない。
よかったけど、思っていたほどの感動や満足感はなかった。
CMでカナシミの存在理由について
もう答え言っちゃってませんか?
映画で初めて考えたらもっと楽しめたのに。
それと、そういえばあまりキャラクターに感情移入できなかった。
極端に感情を受け持っているから仕方ないのかもしれないけど、みんな自分のことしか考えていない印象。
パパのことも私は好きになれない…
ライリーのことを思っているのではなく、自分の立場を気にしてるように見えた場面が。
ビンボンのところは泣きましたが、似たようなシーンを最近見たぞ⚫︎ー⚫︎
他作品を思い出して集中が少し途切れた。
それと、最後に何かビンボンが救われるシーンが欲しかったな。
嫌な言い方だけど
孤独だった寂しさを利用され、道案内に使われ、最後は自分が犠牲になって忘れられて終わりなんてかわいそう。
ヨロコビの行動はいつもビンボンのためではなくライリーのためだったし。
最後に、カナシミがなぜ迷惑な行動を繰り返してしまうのか説明してほしかった。
嫌なことばかり書いてしまいましたが
やっぱり世界観はすごいし
絵も動きも綺麗でイキイキしていて
笑えるところも泣けるところもあり
楽しめました。
2次元になったときの発想もすごく面白かった。
あと、ライリーの声のトーンが明るすぎないのがリアルだった。
最近ディズニー作品が夢の世界から現代に合わせているなと思います。
今年度5本の指に入る傑作
見た人は誰しも感じると思うのですが「よくこんなアイデアをエンターテイメントに昇華させたなあ」という事にまず驚かされる。
誰しも人生は選択の連続な訳ですが、その1つ1つの選択にどのように感情が作用しているのか。そして、その選択の結果としての記憶の蓄積、それによる人格の形成。単純にそれらの要素が見ていて勉強になるだけでなく、1本のストーリーとして飽きずに最後まで面白いのが素晴らしい。
夢の扱い方や、イマジネーションランドのあれこれ(妄想彼氏(彼女)とかみんな考えるよね)、思考という列車、幼年期に考えていた夢のあれこれ、それを脱皮して成長していく過程、他者の感情に関する描写(奥さんが元カレを思い出すシーンとか最高)もう良かった点を列挙していくとキリがないわけです。が、この映画を見て良かったと思うのは、こういう自分の中の自分を知ることによってダメな自分や嫌いな自分もまた受け入れてあげる事が出来る気がすること。
なにより、自分を知るという事は他人を知るという事でもあり、自分の弱さやダメな部分と向き合うという事は他者を思いやる、慈しむという事にも繋がると思うわけです。人間1人1人、経験や環境によって個性が違うのは当たり前なんですよね。そういう点からも非常に意義深い作品だと思いました(事実と意見は混同されがちという描写なんて含蓄があって良かったです)
ドリカムのオープニングははっきり言って誰得です。あんな他人の結婚式で流されるビデオのようなものを延々垂れ流されても。なになに、感動の押し売り?しかもあの曲は主題的な扱いなのかと思いきや、結局オープニングでしか流れないという。日本の映画ってこういう観客の神経を逆なでするというか、「関係者の事情によるブッコミ」が本当に多くて、せっかくの良作に余計な手を加えないでほしいと思う。そこだけが心底残念でした。
これはあなたの物語
大脳生理学、認知科学、発達心理学、等々をかなりやさしくファミリー向けに作っていて一言でいうなら「かなり凄い」これは21世紀の『ミクロの決死圏』だ!
映画会社はこの映画を難解と考えたのか本編が始まるまえにドリカムの歌を入れてきて初回で「なんじゃ、これ?」とは思ったけど、2回目でこの映画の “本質” を捉えているのではないかと感じた。
イマジナリーフレンドのビンボンが消えてゆくのは悲しいことだけれどもそれは “これから先” に必要なことであり映画でいえばハッピーエンドへの伏線にもなっているから、この展開もまた一言でいえば「奥深い」
そうゆう視点からすればこれは子供にとってはこれから「おこる」物語であり、であり。大人にとってはかつて「おこった」物語なのだ。例外はほとんど無いだろう。そうゆう普遍性を映画にしたともいえる。
つまりこの映画を観ていた、まさしく「あなたの物語」でもある。
心理学好きには興味深い!
さすが心理学の国アメリカ、
"感情"をテーマに子ども向けエンタメ映画を作るとは、、、
プロットの細部を支える設定やエピソードも、
しっかりと心理学的モチーフが存在することを感じさせる作りになっていて、
あぁ、ここは発達心理学のあの考え方だな、
これは認知の話だな、
コーチング的アプローチだな、とか、
したり顔する満足感もあじわえる(^^;;
そして、
はじめは実家の引越しに混乱しているだけかと思わせつつ、
そういうネガティブなライフイベントから思春期の訪れが重なっているという設定も、
物語の根底に流れる成長というテーマも、
人間の心理の力を信じているものと捉えられた
まさにディズニーランドの細部へのこだわりを見せつけられた時の感覚に似て、
楽しむことができました^ ^
大人向けのディズニー
普段はサスペンスやホラーやアクションを見ることが多いので、映画館でディズニー映画を見るのは初めてでした。
感動と笑いの連続です。家族・友人・趣味のホッケーに囲まれて充実していた生活から、一変、引っ越しを気に躓く主人公の感情の変化を表しています。
幼い頃なんであんなに笑ったり苛々したり泣いたりしていたのか、キャラクターを通して「あ、そういうことだったんだ」と思い返す事が出来ました。見てて笑うことが多くほんとに楽しい映画でした。ただ、内容は大人向けな気がしました。
全70件中、21~40件目を表示