インサイド・ヘッドのレビュー・感想・評価
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遊び心がたくさん
まどろっこしい展開
竹内結子はヨロコビそのもの‼️❓希望を失わない人‼️❓
喜怒哀楽の必要性
土曜プレミアム・映画「インサイド・ヘッド」
2024年8月3日(土) 21:45~23:40
ヨコロビもそんなにカナシミを邪険にしなくて良いじゃん、と思ったし、
どんどん感情が無くなってゆくライリーは見ていて悲しかった
そして、ビンボン(T_T)
出演者
ヨロコビ: エイミー・ポーラー(竹内結子)
カナシミ: フィリス・スミス(大竹しのぶ)
ビンボン: リチャード・カインド(佐藤二朗)
ビビリ: ビル・ヘイダー(落合弘治)
イカリ: ルイス・ブラック(浦山迅)
ムカムカ: ミンディ・カリング(小松由佳)
ライリー: ケイトリン・ディアス(伊集院茉衣)
ママ: ダイアン・レイン(田中敦子)
パパ: カイル・マクラクラン(花輪英司)
どこまでも独創的なのに、どこまでも普遍的。
製作で、5年もの歳月をかけてシナリオをブラッシュアップさせた労力は伊達じゃないです。
舞台は、なんと主人公の少女の「頭の中」。
登場人物はその少女と、キャラクターと化した喜怒哀楽の「感情」たち。
このユニークなアイデアが本当に絶妙です。
(この設定にピンと来ない人は、この映画は合わないかもしれない。)
個人的には「トイストーリー3」よりも、「リメンバーミー」よりも泣けました。
どこまでも独創的なのに、どこまでも普遍的。
神業としか言いようがありません。
ピクサー最高傑作だと思います。
なお、日本では公開当時、上映前にあった余計なプロモーション演出に非難があったようですが、憤るお気持ちは痛いほど分かりますが、だからといって率直に低評価をつけるのは短絡的すぎます。
ライリーが素直で可愛い
カナシミは必要❗️
落ち込んでいるビンボンにカナシミが寄り添い共感するシーンがすごく良かった😭感動🥹
悲しみを知らないと他人に優しく寄り添ったり、共感する事は出来ない。
誰でも悲しい気持ちになるのは嫌だけど、生きていく上で必要な感情であり、悲しみがあるからこそ喜びもあるんだなって😆
そんな風に思えるとても素敵な作品でした😊
イマジナリーフレンドは犠牲となったのだ
コントロール室に帰ってくる話
インサイド・ヘッド2が公開されるので予習として鑑賞
かなり面白いと噂で聞いていたけれど半信半疑だったのですが、予想以上に面白かった。
子ども向けと言うより大人や親が見て考えさせられたり感動するタイプの作品でしたね。
監督が自分の娘に観察して作ったらしいけれど、発想力が凄いし感情達の物語とライリー家族の物語がバランス絶妙でどっちのパートも興味深かった。
細田守監督も子どもや家族をテーマにしてる作品があるけれど、言っちゃ悪いがインサイドヘッドの方が何倍も深くて心に響いた。
説教臭いシーンも少ないし感情達の絆も家族の絆も強くなる理由や道筋がシンプルながらしっかり共感できたし、頑張れ!って応援したくなった。
細田監督の作品ってキャラクターが薄いのか物語が薄いのか、頑張れ!って応援したくなるほど魅力的に感じないんだよね。
私としてはカナシミが最初はかなり嫌いでマイナス思考だしオドオドしてるし、余計な事ばかっかりしててイラついて見てたけれど、鑑賞後が感情の中で一番好きになってました。
動きがいちいちかわいいし何だろうなんかめちゃくちゃナデナデしたい。
ヨロコビの前向きさやめげない強さもよかったしなによりライリーが大好きという「愛」が尊かったですね。
コントロールセンターにヨロコビとカナシミが不在になる→ライリーが引っ越しで不安定になる
ストーリが本当に上手だ、あんなに素直でやさいしライリーが感情制御できなくなる理由付けに完璧だし、思い出がその人を形作るのはなっとくです。
家族の島やおふざけの島、友達の島、アイディアの列車にイマジナリーフレンド。
大人だからこそイメージを具現化できるけれど、夢を全世界に売ってるピクサー発想力や考え方が本当に凄いと思った。
こんなの思いつくなって頭んなかどうなってんだ?
感情達が物凄く優秀なのか元気いっぱいのびのびやってるのか、製作者のコントロール室をついつい想像しちゃいました。
子どもの頃はヨロコビがコントロール室の中央にいるけれど、大人の両親はカナシミやムカムカがコントロール室の中央にいたりで、なんだか自分も今はどの勘定がコントロールパネルいじってるんだろうとか考えてしまった。
できることならヨロコビが行動原理で生きていければいいな。
これからは悩んだり嫌な気持ちなった時は感情達の事を考えて、今の自分の状況を少しは分析できるようになりたい。
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劇中セリフより
「触らないで、あなたが触ると悲しい思い出になっちゃう」
ヨロコビの思い出が多い方だけじゃ気づけない事もある。
カナシミもムカムカもビビりもイライラも全部大事で全ての思い出が人格形成に必要で成長へと繋がるんですね。
私の頭の中の感情達も見守ったり心配したり一喜一憂しながら操作したりしてるのかな?
喜怒哀楽‼️
人間が生活していく上での様々な感情の揺れを描いたピクサー・アニメ‼️これだけ聞くと人間ドラマのように思えるのですが、そこはピクサー‼️主人公の感情の世界を創出し、ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリという感情キャラを創出‼️そのテーマパークのような感情の世界のデザインも素晴らしい‼️今までの様々な感情や思い出をゴールドのボウリングボールで保存し、ヒロインの思い出をおふざけ、友情、ホッケー、家族などに区分けし、島が作られるというアイデアもピクサーらしい‼️ヨロコビ、カナシミがヒロインのために奔走する姿がアクションたっぷりに描かれ、人間性を形成する上で、感情がいかに大切かをエモーショナルに描いた名作ですね‼️
悪いマイナスな感情や、どんな感情も受け入れて生きていく
主人公ライリーは、家庭の事情によってミネソタから引っ越ししなければいけなかった。
大好きなホッケチームも、大好きな友達も、楽しかった思い出すら距離を置かなければならなかった。
そんな状況を抜け出そうと家出を決意するが、直前で思い止まる。
マイナスな出来事も、変わってしまった記憶や感情もまずは受け入れることで進んでいけると思った。
2のために再視聴。評価変わらず
公開当時に映画館で観ましたが、今年2がやるのでディズニー+で2回目の視聴。
ディズニー映画は何度か見返すタイプですが、中盤の中弛みと、物語にイライラした記憶があって公開以来観てませんでした。
再度観た感想はたいして変わらず。大人になっても別の見方ができるかと期待しましたが、やっぱり中弛みとイライラが気になる。夫も何度か寝落ちしてました。
特に最近はテンポの良い映像作品に慣れているので、余計に展開の遅さや一難去ってまた一難ある展開がもどかしく感じます。
それでも映像の美しさ、人間の感情を一つの世界のように表現する発想は素晴らしく、ライリーの心の動きに共感できる部分も多かったです。
嬉しい思い出もきっかけは悲しいことだったり、人間って難しくて面白いなと再認識しました。
また、各キャラクターに対しての感情は
私→カナシミにイライラする。ヨロコビに共感
夫→ヨロコビにイライラする。カナシミに共感
という感じで、ここに性格が出るのは面白いと思いました。
黄色いヨロコビと、青と丸い眼鏡のカナシミが主軸の物語
人って難しい
8月公開の続編に備えてシリーズ1作目を鑑賞。
楽しいこといっぱい、いつも笑顔で喜びに満ちた人生はとても素敵だと思う。
けれど一つ一つの記憶を思い返すと、最初っから最後までただ楽しいことばかりじゃない。
作中でもあったように怒り、悲しみ、不安を経験したからこそ得られる喜びもあったりする。
だから喜び以外の感情だって当然必要なわけだけど、そんな当たり前のことに中々気付けない。
序盤からライリーの感情を喜びでいっぱいにしてあげたくて奮闘するヨロコビに感情移入してしまうことが多々あった。
最後はヨロコビと同様に喜び以外の感情に対する重要性を再認識した。
そしてヨロコビの吹き替えを担当されたのが竹内結子さんだと知って驚いた。
上から目線のようになってしまうが、まるで本職の声優さんかと思うほど自然な感じだった。
ヨロコビはハキハキ早口でしゃべることが殆どだけれど聞き取りやすかった。
inside out
何故邦題をインサイド"ヘッド"にした。
頭の内側ってわかりやすいようだけどせっかく凝ったタイトルだったのに安直なタイトルになってしまった。
ピクサーの想像力には毎度驚かされる。
人格形成や記憶、不意に頭から離れなくなるCM、ボーッと他のこと考えてる時等、そうゆう表現で魅せる思考が面白すぎる。
この映画で起こる出来事がどれも誰もが一度は幼少期に経験したであろう事象なので共感しまくれるのもこの映画の良いところ。
1人でも多くの人に共感してほしいから、海外ではライリーの嫌いな食べ物はブロッコリーなのだが、日本ではピーマンというイメージが強い為、日本後吹替版では台詞と映像がピーマンに変更されているという手の込みよう。
最初はカナシミが引っ掻き回してライリーがどんどんマイナス思考になっていき結果家出までしてしまう。
ここから驚いたんだけど
ピンポンがロケットを捨てられた時に無理矢理楽しい気持ちにさせようとしたヨロコビより、悲しみに寄り添ってくれたカナシミの方がピンポンを元気つけられたところ。
そこから夢を使って起こす話の時、楽しい夢じゃ起きないけど、怖い夢なら起きる。
徐々に徐々にカナシミも必要であることがわかってくる。
極め付けは特別な喜びの思い出を巻き戻したら元は悲しい思い出だったこと。
一見すると悲しみは少ない方が良く、喜びが多い方が良さそうなのだが、悲しみがかるから喜びがあり、悲しんでるから周りの人が喜びを与えてくれるという正に表裏一体(原題:inside out)な関係ということを気づかせてくれる。負に思いがちな悲しみを肯定してくれるとても良いメッセージだと思う。
映画の初めはなんでもマイナス思考に考えるカナシミにイライラするように作られてるけど、中盤からは落ち込んでる時に無理に元気出させようとしてくるヨロコビへイライラするように作られてて観客にそうゆう風に感情的に思わせるのはめちゃくちゃ上手いなって思った。上手すぎる。
落ち込んでる時は元気に振る舞われるより悲しみを共感してくれる方が、思う存分悲しんだほうが乗り越えられるもんね。
ビンボンのラストシーンは悲しくていつも泣いてしまう。
子供のころに作った頭の中のキャラクターが記憶から消える間際に助けてくれるの、めちゃくちゃ良くない??
自分も昔作ったオリジナルキャラクターとかいたんだろうなとか思う。もう思い出せないけど。
ピクサーの中でもトップに食い込むくらいに好き。
悲しみの先
「これまだ必要?"ピアノ教室の記憶"」 「ネコふんじゃったとエリー...
「これまだ必要?"ピアノ教室の記憶"」
「ネコふんじゃったとエリーゼの為にだけ残しといて、あと全部捨て」
最高(大笑)。うわぁ、原語版だと何て言ってたんだろう!?
私には一日の中で2回、昔あった厭なことを思い出してイライラするタイムがある。
友達に聞くと何人かは共感してくれるのだが、
たぶんアイツらの定時業務だな、と考えて苦笑するようになったw。
知り合いに、怒りたくて事実を好き勝手に組み合わせる人がいる。
感情列車(Train of thought)の具合が悪いんだろうなと思って、機嫌悪い時は離れるようにしているw。
ビビリの「ふぅ、今日も死ななかった」にめっちゃ共感。あるある、そう考える時w。
悲しみを相手と共有することで歓びが生まれる。映像で見せられるとしっくり肌に馴染む。
他でつらいことがあるから心許せる友達が尊く感じるし、恐怖体験があるからひとにやさしくできる。
そういう道徳心を、説教ゼロで育んでくれる映画かもしれないわ。
ヨロコビとカナシミの指令室への戻り方が、ただのドタバタに感じられてしまったのが残念で、その気持ちぶんマイナス0.2。
警報!女の子、女の子、女の子、女の子www
異色だが面白い
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小さい女の子の脳の中の中心部、管理部には感情を司る面々がいた。
名もそのまま、喜び、悲しみ、イライラ、ビビり、怒り。
基本は女の子本人に任せながらも、時として感情を発生させる。
そんな折に女の子一家は引っ越し、環境に馴染めない。
しかも脳内でトラブルがあり、喜びと悲しみが遠くへ吹き飛ばされる。
その間女の子から笑顔が消え、一人で前の家に帰ろうとする。
喜びらは管理部へと戻るために脳内で様々な冒険ををしてようやく帰還。
悲しみのやることはろくなことがないと思っていた喜びだったが、
悲しみの共有は家族や仲間の絆を深くすることに気付いていた。
なのでまずは悲しみに任せる。すると女の子は家に帰って来た。
そして昔の家に戻りたいと家族と本音で話すことにより絆は深まり、
結局は新しい環境に馴染むことが出来たのだった。
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人間の感情って全部自分の中にあるとは思えないくらい、
複雑に絡まったり制御できなくなることがある。
だからこんな感じで多くの感情が個人として存在する表現って正しいのかも。
そして悲しみという一見不要な感情が実は重要な役割を果たす。
これについても納得かなあ、少なくとも他者の痛みを知ることが、
人に優しくできることでもあり、他者への愛とも言えると思う。
正の感情、負の感情、全てに意味があるのが人生なんだと思った。
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