「“カナシミ”の存在意義とは。大人も泣けるファンタジー。」インサイド・ヘッド 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
“カナシミ”の存在意義とは。大人も泣けるファンタジー。
【賛否両論チェック】
賛:様々な感情の持つ意味や、決して変わることない家族の愛情等、大人でも感動出来るテーマが満載。家族やデートで安心して観られる。
否:描写はかなりファンタジックな展開なので、苦手な人には向かないかも。
最初は存在意義が分からず、お荷物でしかなかった“カナシミ”が、ヨロコビと共に様々な困難を乗り越えていく過程で、その存在価値を発揮していく姿が、意外にも感動的です。どんなマイナスな感情にも必ず理由があり、意味があることを教えてくれます。
そして、楽しい記憶をなくしてしまい、ふさぎ込んでしまったライリーを、それでも温かく見守ろうとする両親の姿にも、変わらない親心が詰まっているようで、涙を誘います。
ファンタジーな内容ではありますが、ラストは大人でも涙なしでは観られない、感動作です。家族や恋人等、大切な人と是非ご覧下さい。
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