「命を食べるということ」ある精肉店のはなし tukisikiさんの映画レビュー(感想・評価)
命を食べるということ
屠畜という普段意図的に隠された(差別された)仕事のもつ神々しさを胸に刻み込む素敵な作品。
この映画に登場する北出家の誰もがとても良い顔をしているのは、彼らがその家業を通じて人が生きる意味を見出だしているのではないかと思われました。
102年続いた小さな屠畜場の歴史は終わったが、今もどこかで屠畜に携わった人々が命を食事に替えてくれていることに心より感謝を捧げたい…。
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