7番房の奇跡のレビュー・感想・評価
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良作には違い無いが…
泣ける泣けるの前評判を押され過ぎて、引いてしまった。
もちろん、人間の持ちうる感情を繊細に描いたり、韓国の裏側までもを笑いと涙で濃く描いた作品だとは思うのですがね。(ってこれだけで素晴らしい作品じゃないか。)
ただ、やはり冷めてしまう感じが否めないです。
というか牢獄時点では馬鹿みたいに面白いのだけど、気球登場時点からの涙腺の退き方も尋常じゃなかったというか。
おそらく涙腺ピークになるであろう場面が最後に来るのだけれど、ちょっとそこまで持たなかった。
「ダンサーインザダーク」の否定派の意見を非常に思い出しました。
あれはまずビョークに感情移入できないってところから作品への嫌悪感が高まっていたと思うのだけど、わたしもそれに通ずる気持ちに今回なったのかもしれない。
途中まであんなお気楽に生活してたのに、急になんであの選択になるの??って思っちゃった。
(ダンサーインザダークではボロ泣きした。たぶんベスト級で泣いた。)
いや信じていた分ショックがでかすぎて、それが嫌悪感に変わってしまったのかも。
ひとつ言えるのは、7番房でのやり取りは爆笑してしまうほど面白いので、鑑賞必須。
小さいイェスンも大人イェスンもかわいい♡
あり得ないといえない、こうあって欲しいが詰まっていました
父と子というそれだけでも充分テーマになりそうですが、もうすこし複雑さも絡んでいて。
色々と、冷静にみるとあり得ないところもあるのですが。もういい、こうあって欲しいし純粋さはここまで何かを引き出すのではないかと、期待したくなる作品でした。
コメディの要素が本当にそこに軽さと明るさを損なわない役割をしていて。
泣きながらも笑ってまた泣く。
【鑑賞中、劇場内のあちこちからすすり泣きの声が響いてきて・・・ ”父と娘の奇跡の物語” 傑作であると思う。】
被告のイ・ヨング(リョ・スンリョン)に対し、”被告は女児を誘拐した上、レンガで殴打、殺害しました・・”と検察側から罪状が読み上げられる。
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イ・ヨングと娘のイェスンは小さなアパートで二人で仲良く暮らす。”何故か”小学校入学前の娘の方が大人びた発言をしている・・。
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イ・ヨングがぶち込まれた”7番房”には、先輩5人が収容されているが、罪状は、イ・ヨングの罪には及ばない(スリ、密輸、詐欺・・・)。
彼らは”極悪人”を警戒し、手荒い歓迎をするが・・。
ー”7番房”の仲間達、刑務所の鬼課長の心も掴んでいく、無垢で正義感溢れるイ・ヨングの姿に、涙腺が”厳しい”状態になってくる・・・。ー
<韓国映画のエンターテインメントを追求する凄さ、そしてその結果生み出された作品は、非常にレベルが高いモノが多いことは知っていた積りだが、その凄さを改めて認識した作品。
”この作品を観て涙を流さないのは至難の業である”と思った程の作品でもある。>
<2014年1月26日 劇場にて鑑賞>
1番好きで1番泣いた映画! 昔の警察がどれだけ酷かったか、人種差別...
泣かずにいられなかった
泣けました。男でも泣けると思います。 ツッコミ所を言わなくても純粋...
期待しすぎた
俳優人の演技が見所
劇場で予告編を観たときから期待をしていた作品。予告編だけでもこれが超大作であることはわかった。
本作品は韓国で4人に1人が見ているというから驚きだ。
この映画は“知的障がい者”と“冤罪”という非常に重いテーマを扱っておりながら、ユーモラスで明るい作品に仕上げている。
知的障害という設定を利用し、コメディ要素をふんだんに使い、しかしクライマックスではしっかりと泣かせてくれる。
脚本の構成としてはまだまだ甘いし、冒頭の雑な演出にいたっては不安がよぎったが、それすら目をつむっても良いと思わせたのは、俳優人の素晴らしい演技とキャラクターのたたせ方だ。
主役を務めたリュ・スンリョンは見事に知的障がい者の役を演じきっている。演技があまりにも自然なので、つい感情移入しすぎてしまう。テーマがテーマなので、コメディ要素もあるが、心苦しい人は見るに耐えないだろう。
また子役のカル・ソウォンだが、彼女も主役級によいものを見せてくれた。決して大人にこびない柔軟な表情と愛くるしい笑顔、そしてしっかりとした台詞回し。彼女の演技に心揺さぶられること間違いない。
さらに独房の個性豊かな仲間たちである。イェスン(カル・ソウォン)に文字を教えてもらう番長や、出産をひかえた妻のいる男、それぞれが主役の二人を引き立て、作品全体のコメディ要素にもなってくる。
個人的にはイェスンの成長後を演じるパク・シネの飛びぬけた可愛さに驚いた。
7番房の奇跡
涙で心を洗いたい時に是非!
期待して、それを遥かに上回る喜びの一本でしたね。
泣きの鉄板親子愛に、笑いと人情話をぶち込んで、セーラームーンまでふりかけて
更に涙を搾り取りながらも清々しい、そんなミラクル。
ご都合主義的な展開、それがどうした?
と、観測者の私(細か過ぎてメスにモテナイ)が作品&テーマにのめり込めるブレなさの勝ち。
本当に泣き笑エンタテインメントの鑑でした。
ま、何よりもオ・ダルス先輩の活躍度が!
近年で言ったら「サニー」や「高地戦」のようなS級では無いかもしれませんが。
イケメンじゃなく、演技力だけで映画が作られ、このクオリティを出してくる時点で。
演技に対する考え方の民意を問われますわな…
とにかく子役の女の子の演技というか可愛らしさが半端なし!
ショウビズの底辺から考えさせられる部分もあった作品です。
ど偉そう言って思い出し涙なんだけどね!涙
泣けた、ただ・・・。
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