「コメディタッチで明るい作品だけど内容は重い」7番房の奇跡 かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
コメディタッチで明るい作品だけど内容は重い
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久しぶりに映画で泣いた。重い話だったけどコメディタッチだったから最後まで観れた。これがシリアスでリアル寄りだったら辛すぎて途中で観るのやめてる。
別れのシーンで涙腺崩壊。
最後のプレゼント会から死刑に向かう途中の下りはダメだ。泣かせにきてるの分かってるけど泣いてしまった。歩いたユングが崩れてダッシュでイエスン元へ。「助けてください!」と懇願するヨングと一緒に、自分も「助かってくれ!」と祈った。でも届かずヨングの最期になるなんて...。
映画でよくある最後にひょっこり生きてましたー!なんてカットを期待してた。無実で死刑なんてあまりにも切なすぎるよ、残酷だよ悔しい。余韻が半端ない、じんわりまだ残ってる。
コメディタッチで明るい作品だけど、内容は重いからしばらくは観れない。実際に冤罪で死刑になった人はいるのだろうか。居るんだとしたら残された家族は、とてつもない怒りと悔しさで気が狂いそうになると思う。私だったら耐えられない。
最後、大人になったイエスンが裁判に勝ったシーンはホントに安心した。諦めずにイエスンが戦い続けたおかげだね。ボロボロの供述書を見る限りよっぽど長い戦いだったんだろうなぁ。お疲れ様でした。
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