「正義の名のもとに!!」7番房の奇跡 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
正義の名のもとに!!
無実の罪で刑務所に入った知的障害がある
父親、イ・ヨングと6歳の娘、イェスンとの
家族愛、囚人たちとの交流が描かれていました。
セーラームーンのランドセル、本を読み語る声の響き、月明かりに照らされた7番房。
父親が娘を見る瞳から真っ直ぐな愛情、
娘のイェスンの純粋な気持ちを感じました。
罪を犯しても、人間として全うに生きることの大切さを学びながら見ることが出来ました。
空高く、飛び立つ気球。
裁判での判決。別れのむせび泣く声。
ラストシーンの降り積もる雪。
飛んでいく風船は新しい旅路をイメージしていました。
冷たい雪の空気のなか、心の中は熱いものが込み上げてきました。
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