「恋する2人」胸騒ぎの恋人 Kinokoさんの映画レビュー(感想・評価)
恋する2人
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同じ男性を好きになった男女のはなし。
ニコラがマリーにもフランシスにも恋愛という意味では興味がないのは見ていて伝わってくる。
それでもお互い牽制したりしながらニコラと仲を深めようとしていく2人。オードリー・ヘップバーンが理想の女性だと聞けばフランシスはポスターをプレゼントし、マリーは姿から真似していく。
このニコラという人物が不思議。
パリには文学を学ぶため大学入学を目指して来たといいながら大学に通う様子はない。ダンサーだったという母のお小遣いで楽しく暮らしているのか。
会話から知的な感じも受けるけれど、パーティーばかりで今を楽しんでいるだけにもみえる。
マリーやフランシスとは住む世界が違い、それが故に2人は彼に惹かれたのではないだろうか。
フランスの田舎の景色が美しくて、絵画のようだった。
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